東京都が提唱している「時差ビズ」なるものについて。やるのはいいけど、効果の検証もしてほしい。

 4月28日、突如として次のような報道がなされました。 === 朝の通勤電車の混雑緩和に向け、東京都が28日、「時差ビズ」と銘打ち、企業に時差出勤や職場外で働くテレワークの導入を呼び掛ける運動を始めた。賛同する企業や鉄道事業者など35団体と同日、協議会を設置。広く参加を募り、今年度は7月11日から同25日にかけ、集中的に実施する計画だ。 ===  こうした報道によれば、出社時間をラッシュ時よりも早めたり遅らせたりすることで、快適な通勤や働く意欲の向上につなげるのが狙いとのこと。  いわゆる、時差出勤を都内の企業等を巻き込み、一斉にやりましょうという取組なのだそうです。この手の取組に特に反対はしませんが、少し気になることもあります。それはどの程度効果があるのかということです。 華々しい取組はいいけど、効果が見えないと続かない  都内の企業や鉄道事業者等を巻き込み、協議会を置いて推進する。小池都政のパフォーマンスに見える部分もありますが、通勤ラッシュが解消されるのであれば、取組を実施することは重要だと思います。  ただし、本気で通勤ラッシュ解消へ向けた取組とするためには、効果の検証という行動も必要となります。  実際のところ、今回7月に2週間程度集中実施するとのことですが、そんな単発ではあまり効果が上がるとは思えない。まずはやってみることは大切だけれども、1回やってみて、効果を検証し、課題を抽出して、少しずつダメなところを直して、繰り返し取り組むことが…

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上野のカレー専門店「クラウン エース」で食事

 ゴールデンウィーク直前の金曜日。街中は早くもお休みムードが高まっていました。待ちゆく人々の中には、これから旅行でしょうか?、キャリーバッグを転がし、ウロウロと歩く人も多い。  そのような中で、お目当ての「とんかつ屋」が行列のため、そこでの食事を断念して別の店を探していたところ、目に飛び込んできたお店がカレー屋でした。  その名も、カレー専門店「クラウン エース」というお店です。上野駅からすぐの所にあるお店。  専門店と聞くと、こだわりの個人商店的なお店をイメージしますが、見た目は本当に定食の大衆店のイメージにぴったり。  ここは美味しいカレーを食べられるのでしょうか?せっかくなのでカツカレーを注文してみました。 <目次> 1.上野の食事でカレーを食す 2.オーソドックス?にカツカレーを注文 3.上野で気軽に入れる食事処のレパートリー 1.上野の食事でカレーを食す  上野には様々な食事処があります。その中でカレーを選ぶ人はどの程度いるのでしょうか?本当に沢山のお店があり、多くの人は路地に机を出したような飲み屋のランチや、ちょっぴり雰囲気のある焼肉屋等、せっかく繁華街に来たのだから、それなりのお店に入るでしょう。  その中で、大衆店をイメージさせるカレー屋は繁盛しているとは思えない…  しかし、入店すると実のところカウンターしかないお店なのですが、カウンター付きの店員が3名もいる。実はお客が多い店なのか?  たまたま入…

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遅ればせながら行ってきました「いきなりステーキ」へ

 やたら肉を食べたい時がありませんか?先日の夕方、まさにそんな気分になり肉が食べたい!となりました。  ただ、しっかりした肉を食べるためには、それなりのお店に入らないといけない?面倒をすっとばして、直ぐにボリュームのあるに幾を食べたい。そんな時に適しているのが「いきなりステーキ」なのではないかと思うのです。  お店の名前にある「いきなり」とは、そういった意味も込められているのでは? <目次> 1.注文の仕組みも独特ですね…いきなりステーキ 2.目の前に届いたステーキ!スゴイボリュームと柔らかさ 3.回転率の速いお店だからこそ、この価格でこのボリュームのお肉 1.注文の仕組みも独特ですね…いきなりステーキ  初めて入る「いきなりステーキ」で、はじめに面食らったのは、その注文の仕方。  店員さんから、「初めてですか?」と聞かれて、素直に「はい」と答えると、注文の仕方を教えてくれました。  基本的には、テーブルではライスやサラダ、スープなどのサイドメニューのみ注文が可能。そして、メインの肉については、メニューにあるいくつかの肉を眺めつつ、注文は店内にあるカウンターへいって個別に注文となります。  なぜ肉はカウンターに行くのか?実際に注文してみてわかったのですが、●●肉200gといっても、正確に200gではなく、その場で肉を切り分け、およそ200gとして、重さを測り価格を提示してもらえます。なので重さの端数によって微妙に値段が違うわけで…

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POSレジシステム「ぐるなびPOS+(ポスタス)」に見る落とし穴

関連記事:サービス業の生産性向上には、レジで待ち行列を解消することもひとつの方法では…  2017年04月25日に、ぐるなびから飲食店向けの新しいサービスとして「ぐるなびPOS+(ポスタス)」の販売開始の旨、プレスリリースがありました。昨晩のワールドビジネスサテライトでも紹介されていました。  テレビ番組で取り上げられる話題のサービスなのでしょう。早速、同社のプレスリリースを読んでみました。  https://corporate.gnavi.co.jp/release/2017/20170425-014632.html === 「ぐるなびPOS+」は、飲食店に必要な機能に特化したPOSレジシステムです。 これは、販売管理や商品出数分析等の機能に加え、飲食店向けのオリジナルな機能として、来店客の売り上げ、客単価、注文点数、注文商品を席単位で分析することが出来ます。 また、飲食店に必要な機能であるオーダーエントリーシステムも高機能な専用機と同等のレベルでご利用いただくことが可能です。 ===  飲食店は、基本的には小さな商店がほとんどです。立派なPOSレジなどは導入できないくらい小規模であることから、クラウドなどを使った、簡易で、お安い価格のシステムを作ったということでしょう。最近では、小さな店向けにタブレット端末などを使ったレジがありますよね。それと同じタイプでしょうか。  ところで、同業界に疎い身としては、今まであったような、なかった…

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株式会社日本クラウドキャピタルが提供する株式投資型クラウドファンディング FUNDINNOがサービス開始

 4月24日、株式投資型クラウドファンディング FUNDINNOというサービスが開始されました。  これまでいろいろと紹介してきた貸付型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)とは異なり、非上場企業への株式投資を仲介するWebサービスです。 FUNDINNO https://fundinno.com/ ■株式投資型クラウドファンディング FUNDINNOどんなもの?  まずは、このFUNDINNOなるサービスの目的から見てみましょう。同Webサイトでは、ミッションという形で目的が示されています。 === 私たちは、未来あるベンチャー企業の資金調達環境に革命を起こすことで、 日本経済の活発化に貢献できると信じています そのために、眠っている約1700兆円の個人金融資産を未来ある企業の成⾧に結び付けることを考えています。 そして誕生したのが、日本初の株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」 私たちは日本で初めて、web上で未来ある中小・ベンチャー企業に個人投資家が株式投資できる プラットフォームを構築しました。日本の未来ある中小・ベンチャー企業に投資できる!! ===  中小・ベンチャー企業に個人で投資できる環境を提示することを目指したサービスです。どれくらいの頻度で何社くらいに投資できるか分かりませんが、サービス開始と併せて、1社の募集がかかっていました。  「かかっていま…

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鮭キムチが街中から消える! SmaSTATION!!での中居君のコメントの影響はすごい?

 4月22日夜のSmaSTATION!!にゲスト出演した中居君のコメントはすごいのか。同番組では、ごはんの友として、各種のご当地商品が紹介された。  その中の一品、北海道由仁町の「マエダ企画」が製造販売している「鮭キムチ」が話題を呼び、注文が殺到しているという。  テレビ離れが叫ばれ、一方、ネットでの口コミなどが注目れる中で、それでもやっぱりテレビの影響はすごいのだと実感。 <目次> 1.「鮭キムチ」とは 2.中居君のコメントの影響がスゴイ? 3.商品を売りたければ、有名人にコメントさせる? 1.「鮭キムチ」とは  北海道由仁町の「マエダ企画」が製造・販売七エル「鮭キムチ」とはどのようなモノなのか。  同社による製品説明は下記のとおり。 === 鮭の旨味とキムチの旨味にこだわった、くにを自慢の究極の鮭キムチ。 当店ダントツ売り上げナンバー1!の看板商品です。 贅沢にゴロゴロと鮭がキムチに絡み、野菜は最低限。 まさに’鮭’を味わうための1本。 さらに、ごはんに合うように味を作っているのでごはんも進みます。 250gと150g、それぞれでご用意しています。 ===  確かに美味しそうな、ごはんの友。この商品は今話題の(ある意味ね)ふるさと納税でも手に入れることができる商品です。  手作りをしているとのことで、一日500個程度しか製造できない商品だとか。そこに1万個の注文が殺到したというから大変ですね。 2…

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某家電量販店での保険の販促活動、保険のビュッフェの振舞いと評判

 先日、友人から「保険のビュッフェ」なる会社の評判を聞いた。あくまでも、その友人の体験をもとにした評価です。  一言で評価を言うと、怪しい、ということでした。  具体的にはどのような点が怪しいのか!?その友人の話をまとめてみました。 <目次> 1.そもそも友人はどこで保険のビュッフェに出会ったのか 2.米がもらえるから、保険のアドバイザーにあわないか? 3.「無料で相談できて、米までもらえて、メリットしかない!」と主張され… 1.そもそも友人はどこで保険のビュッフェに出会ったのか  その友人は、あるものを買いに家電量販店を訪れていたといいます。都内の某ターミナル駅にある大型家電量販店であす。  そこで、目的の商品を抱えてレジで精算をしようとしたところ、レジの店員から次のように声を掛けられたとのこと。  「今なら、5分くらい話を聞いてアンケートを書くだけで、数百円の割引を受けられますよ」と。  5分で終わって、商品代金が割り引かれるならばと、その友人は承諾し、レジで精算をした。すると、そのまま別のフロアーに連れていかれたという。  そこが、「保険のビュッフェ」のあるフロアーだったそうな。そこからが、某友人の恐怖体験のはじまりだったそうです。 2.米がもらえるから、保険のアドバイザーにあわないか?  そこで、若いお兄さんを紹介され、簡単なアンケートへの回答を促されたとのこと。アンケートの内容は、日々の生活費などでお困りのこ…

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本オープンは5月15日だけど、4月20日から講談社「じぶん書店」の事前登録が開始されました。

 本当に数日前に、下記のような記事を書きました。 講談社の「じぶん書店」はまだかしら。2017年4月にサービス開始とのリリースがあるけど… http://cafework.seesaa.net/article/449129092.html?1492728559  4月中にオープンかな?と思っていましたが、事前登録が4月中、5月に本オープンとなるようです。個人的には、サービス準備が間に合わず、苦肉の策として、事前登録を4月、オープンを5月という形で分けたのではないか…と思っています。  それはさておき、本日は、「じぶん書店」の使用について考えてみます。 <目次> 1.他者の「推しコメ」をもとにして本を選ぶかしら… 2.仕掛けとしてのアフィリエイト 3.じぶん書店のヘルプには、はじめから「確定申告」についてのQ&Aがある 1.他者の「推しコメ」をもとにして本を選ぶかしら…  本を購入する場合、多くの人は何を参考にするのかしら…と疑問に思ってしまいます。人それぞれであることは確かですが、個人的にはネット上の口コミなどはあまり参考にしません。  というか、口コミは見ない。というのも、自分自身はリアル店舗探索型ですので。本屋さんを一回りする中で、偶然本棚で出会った本を購入する、そんなタイプです。  そのようなスタンスの視点から見ると、「じぶん書店」のような他者の口コミ(このサービスでは「推しコメ」と言っている)を参考に本は買わない。…

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日本学生支援機構より、大学別の奨学金遅延に関する情報として「学校毎の貸与及び返還に関する情報の公開」

 日本学生支援機構より、大学別の奨学金遅延に関する情報として「学校毎の貸与及び返還に関する情報の公開」が公開されました。 https://www.sas.jasso.go.jp/ac/HenkanJohoServlet  なお、学校への配慮もあってか、学校ごとに個別に検索しなければデータを閲覧できない形での公表となっている。一覧化されたデータとして公表されると色々と分析できそうなのに…  それに対して、東洋経済ONLINEが独自集計として下記のような記事を介しています。 独自集計!全大学「奨学金延滞率」ランキング ―最も厳しい大学の延滞率は13.9%にも及ぶ― http://toyokeizai.net/articles/-/168512  今回は、東洋経済ONLINEの集計を少し拝借してデータを見てみました。 <目次> 1.貸与終了者数の13.9%が遅延という事実 2.一方で、大学の姿勢も問われる? 3.奨学金制度は大切な仕組みであるけれど… 1.貸与終了者数の13.9%が遅延という事実  特定の大学だけではあるものの、遅延率が13.9%というのは驚くべき事実でしょう。それだけ、大学卒業後の経済的な環境が良くはないということなのかもしれませんが、そもそも貸与の対象として適切だったのかが問われる数字かもしれません。  東洋経済ONLINEの集計によれば、全大学の奨学金延滞率の平均値は1.4%ということですから、この13.9%はかなり…

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大学生向けの時間割アプリ「Orario」に対して各大学が「利用しないで」と呼び掛け受け。この本質は、マネーフォワー…

 今回は、大学生関連のアプリについて最近の話題を取り上げます。時間割アプリについてですが、この言葉だけでは、「それで?」「今更何があるの?」「スケジューラと何が違うの?」と素朴な疑問が出てくるかと思います。  今時の話題となっている時間割アプリは、昔ながらのスケジューラとはそもそもが違うようですので、そのあたりから今回の記事では見てみることにします。  それにしても、大学生関連のネタは多いなぁ。やはり若い人についてはネタが次々と出てくる… <目次> 1.大学生向けの時間割アプリ「Orario」のニュースが飛び交っています 2.大学側が利用しないように呼びかける? 3.株式会社Orarioがコメントするところによれば 1.大学生向けの時間割アプリ「Orario」のニュースが飛び交っています  なにやら、大学生向けの時間割アプリ「Orario」のニュースが飛び交っています。ことの発端は、ベンチャー企業である株式会社Orarioが提供するアプリOrario。  このアプリは、大学生が自身の学籍ID等をアプリに登録することで、大学のスケジュールシステムなどから、時間割などのデータを自動取得する仕組みです。  この説明だけでは、まだ何のことやらわからん!ということもあり、さっそく同アプリについて簡単に調べてみました。同アプリの説明文には下記の記載があります。 === ○時間割を自動作成 学籍IDとパスワードを入れるだけで、時間割を自動…

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講談社の「じぶん書店」はまだかしら。2017年4月にサービス開始とのリリースがあるけど…

 2017年3月9日に、講談社より”「じぶん書店」4月にサービス開始”とのニュースリリースががありました。 http://www.kodansha.co.jp/upload/pr.kodansha.co.jp/files/pdf/20170309jibun.pdf  どのようなサービスかというと、書店開設を希望するユーザが会員登録をすると、講談社が展開している電子書籍約32,000点の中から売りたいタイトルを選んで推薦コメントを入れます。すると、自分のおすすめの書籍をラインナップした自分の電子書店を開設できるというもの。  ちなみに、費用は一切かからないとのこと。  そしてポイントは、電子書籍が売れた場合、その売り上げの10%がアフィリエイトコインとしてユーザに振り出される。このコインで、電子書籍の購入や書店拡張に使えるほか、エクスチェンジサービスと連携し、他のポイントに変えられるそうです。 <目次> 1.書評サイトなどでものすごく本を紹介している人は面白がるかもしれない 2.じぶん書店の開設者への還元がポイント?というのも物足りない 3.個人的には興味がありますが、まだサービスがリリースされていないようです。 1.書評サイトなどでものすごく本を紹介している人は面白がるかもしれない  上記の講談社の取組は、既に別の書評サイトでガンガン書評を書きまくり、ある種の有名人になっている方々は面白がって使うかもしれません。  ただし、問題なのは講…

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家計簿アプリZaimではレシートの自動読み取り精度が高くなったと感心。一昔前は…

 家計簿アプリは、スマートフォンアプリとして以前からあったものです。その売りのひとつは入力方法。  従来から、スマートフォンのカメラを使ってレシートを読み取り、入力が簡単ですよ!、という売りであったのですが、なかなか読み取りが上手くいかない…そんな状況でした。  久々に家計簿アプリに再チャレンジし、驚いてしまった!かなり読み取れる。以前とは全然違いますね。 <目次> 1.今使っているのは家計簿アプリZaim 2. Zaimを利用する理由 3.家計簿アプリを使ってあと2ヶ月すると… 1.今使っているのは家計簿アプリZaim  今使っているアプリは、家計簿アプリのZaimです。ほかにもアプリがある中で、これを選んだのは重要なポイントがあるからです。  その理由は後ほど述べるとして、今とても満足しているのは、レシートの読み取り機能。本当にスカッと読み取れるようになっていいます。いまは。  昔は何度やっても読み取らない。そんな状況でしたが、いまは上手くレシートを撮影すれば、補正もなく入力完了となります。  なぜここまで精度が上がったのか?最近はやりの人工知能のおかげかしら。  でもね。特定のお店の特定のレシートは流行りさっぱり読み取らない。そのお店だけなので、あまり問題にならないですが…  そのお店とは、西友です。たまにお買い物するのですが、人間の目で見ても、このレシート大丈夫?というくらい古いタイプの印字形式。  西友の…

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カフェの評価指標を考えたい!世の中のカフェの序列を作る

 日々、色々なカフェに赴き作業をしていますが、落ち着くカフェもあれば、なかなか落ち着かずすぐに席を立ってしまいたい気持ちになるカフェもあります。  客層も影響するでしょうし、店の雰囲気もあるでしょう。何が、居心地の良いカフェの指標になるのか?世の中には何かその手の指標が既に存在しているのか?  そのあたりを手さぐりで考えていきたいと思います。 <目次> 1.世の中に既にカフェの居心地に関する指標はあるのか? 2.仮説:カフェの居心地を決める要因とは? 3.そこでまずは、ログを取ってみる 1.世の中に既にカフェの居心地に関する指標はあるのか?  カフェの居心地について、何か指標はないのか?ざっくり、グーグル先生に尋ねてみても、なかなかマッチしたものは出てきません。  カフェ、評価指標というキーワードにヒットして、カフェの経営指標というWebサイトは見つけられましたが… http://tenpo.casio.jp/column/detail060.html  なぜか、CASIOのWebサイトですが…  使えそうな指標がないのであれば、実際に自分で測ってしまえ!と思いましたが、手あたり次第、行き当たりばったりでは上手くいくものも行かないでしょう。そう思いなおして、今回は仮説を立ててみました。 2.仮説:カフェの居心地を決める要因とは?  まずは、現実的に測れそうなもので、かつ居心地に関係しそうな指標をいくつか挙げてみ…

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日本の統計2017/書籍:書籍の出版点数と平均定価から見る出版戦略分析をフォロー(2016年に続き)。(総務省統計…

 書籍のランキング 、人気の本などと、本に関する情報が世の中にあふれています。ただ、本や書籍のランキングといった紹介では、その時々の流行の本を知ることはできますが、 出版の分野別の動向や業界の様子を知るにはあまり役立たない。  そこで一年前、下記のタイトルで総務省統計局の「日本の統計2016」を使って、日本の出版に関する戦略の分析をしました。 【日本の統計2016/書籍】出版の戦略。書籍の出版点数と平均定価(総務省統計局 日本の統計2016)  今年も総務省より「日本の統計2017」が公表されていますので、フォローがてら、「書籍の出版点数と平均定価」というデータを使い同様の分析をしてみました。  あらためて、「書籍の出版点数と平均定価」というデータについておさらいすると、日本の1年間の出版点数と平均定価のデータが、経年で見ることができるデータとなります。  昨今、世の中のみんなは、本を読まなくなったと言われており、それにあわせて出版業界も様々な対応をしているものと想定されます。実際、昨年のデータを使ってみた際にもその違いが明らかになりました。  本年の統計データを見てその傾向の変化について、あらためてフォローしてみましょう。何か変化が起きたのかしら? <目次> 1.出版点数は増えている?をもう一度。 2.書籍の分野では、社会科学、芸術、文学がビック 3.出版点数と平均価格の変化に見る、出版の戦略の分析フォロー(平成26年…

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警察庁が審査基準案を公表!遠隔型自動運転サービスの公道実証が可能に!

 4月13日、警察庁より、昨今話題となっている自動運転車に関する発表がありました。  遠隔操作で走る自動運転車の実証実験を認めるための審査基準を示した資料の公表です。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を控え、日本をPRするためのひとつの取組と言ってもいいでしょう。  逆に言えば、2020年を目標に様々な取組が照準を当てて推進されている取組のひとつがこの自動運転。  自動運転車には、様々な分類がなされていますが、今回の警察庁の話は、遠隔型と呼ばれるもののようです。本日はこのネタで記載します。 <目次> 1.今回の審査基準とは? 2.でも、これまでも自動運転の実証実験は実施されていたじゃん? 3.遠隔型の自動運転は2020年にどの程度社会に導入されるようになるか 1.今回の審査基準とは?  今回、警察庁より公表された審査基準とは何かというと、「これを満たせば、公道で遠隔型の自動運転の実証実験をやっていいよ」というもの。  従来までは、ドライバーが車内に乗車して、ハンドルを握るというのが当たり前でしたが、自動運転技術が進展して、ドライバーが不在でも自動車が走行できるようになっています。技術的には。  しかし、基本的に現行法のもとでは、運転者(ドライバー)が自動車を制御できる状態にない場合、公道で運転してはダメというルールがあります。  ここでグレーな話が出てきます。法的には、運転者(ドライバー)が自動車を制御できる状態…

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自分ブログのここ最近のソーシャルレンディングに関する記事をあらためて整理しました。

 ここ1~2カ月で、色々とソーシャルレンディングに関する状況が変わってきたような気もしています。  それもあってか、不定期に作成していた、ブログで作成していたソーシャルレンディングに関する記事がいくつかたまったので、あらためて整理してみます。  それと現状の所感も加えてみました。それにしても、ソーシャルレンディングへの注目の高まりは着実に高まっていますね。数年前から利用している立場から見ると、少し感慨部会ところもあります… <目次> ・あれ!マネオ(maneo)の3000万円以上の投資家の割合が56%もいる!?何かの間違えでは? ・また新しいソーシャルレンディング。その名も「アップルバンク」という。 ・マネオ(maneo)の案件。直近、20件の融資案件で常に出てくるAN社…どれだけ融資を受けたいのだ… ・急増するソーシャルレンディングへの参加者!会員登録だけでなく、実際にお金を投じる人の割合愛が増加 ・ソーシャルレンディング maneo (マネオ) での融資回収の遅延について あれ!マネオ(maneo)の3000万円以上の投資家の割合が56%もいる!?何かの間違えでは? http://cafework.seesaa.net/article/448940698.html?1492035543  この記事は、最近書いたものです。定期的にソーシャルレンディングの老舗であるマネオ(maneo)の状況をチェックしているのですが、一部データが突然変化し…

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あれ!マネオ(maneo)の3000万円以上の投資家の割合が56%もいる!?何かの間違えでは?

 何気なく、日々のチェックのつもりでソーシャルレンディングのマネオ(maneo)のWebサイトを閲覧していたら、びっくりなデータを見てしまった。  これは何かの間違えなのかしら?それとも真実であって、本当にかなりのお金を出資している投資家が急に増えたのか…  なぞは深まるばかりですが、本日はそのびっくりな事象について記載します。 <目次> 1.マネオ(maneo)の3,000万円以上の投資家の割合が56%もいる!? 2.もし本当に3,000万円以上の投資家数の急増が本当であれば… 3.それにしてもデータの信頼性は… 追伸:4月13日7時時点で元に戻っていました。 1.マネオ(maneo)の3,000万円以上の投資家の割合が56%もいる!?  まずは、ソーシャルレンディングのマネオ(maneo)のWebサイトの状況を説明しましょう。  本日午前7時時点のWebサイト「マーケット情報」の中で、「一人当たりの投資額の人数割合」のグラフを見たところ、なんと!!投資金額が3,000万円以上の投資家数が、6,090人で56.3%となっているではないですか!?  これって、本当なのかしら?何かデータ入力ミスなのかしら!  ちなみに、4月2日時点での投資家数(実際にお金を投じている会員数)は、全体で10,127人で、そのうち3,000万円以上の投資をしている人の数は、153人でした。  え!153人から6,090人になっちゃうの?この1…

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また新しいソーシャルレンディング。その名も「アップルバンク」という。

 本当に、ソーシャルレンディングの認知度向上が進んでいるのでしょう。投資家である個人の登録者数の増加とともに、新しい企業によるソーシャルレンディングへの参入がまたもや。  特に、日本で最も大きなソーシャルレンディングであるマネオ(maneo)のITプラットフォームをかりて運営するソーシャルレンディングが次々と生まれています。  また新たに株式会社アップルバンクより、アップルバンクなるソーシャルレンディングが始まりました。 <目次> 1.アップルバンクとは。 2.その他の特徴は 3.それにしても参入が簡単なのかしら?それとも参入の手間に対してそれ以上に儲かるビジネスなのかしら? 1.アップルバンクとは。  新しいソーシャルレンディングですが、ここ1,2年で本当に沢山のサービスが生まれています。では、このアップルバンクの特徴とはどのようなものなのでしょうか?特徴的なサービスでないと、今更参入してもなかなか難しい状況ではないかと考えるからです。  同社のWebサイトを見ると下記の点がポイントなのかもしれない… === ○給料前払いシステム事業 給料前払いシステムとは、従業員が多数いる企業に導入し、給料日前に働いた分のお金を受け取ることができるサービスです。 企業の人材確保、離職率低下の課題を解決、多重債務者の抑制など社会的ニーズが高く、立替え資金に関しても債権譲渡担保で保全されています。また、回収原資は賃金債権ですので…

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池袋にはなかなかしっくりくる食事処がないと思っていたけど、洋食屋キッチンチェックは別格だった。

 いつもいつも悩ましいと思っていたことがあります。池袋に来た際に、食事処の選択に迷うのです。  というのも、個人的な感覚ですが、池袋のどこで食事をとろうかと…  なかなか、気軽には入れて、美味しくて、…というしっくりくるお店がなかったのです。見つけられていないだけなのか?それとも池袋にはそういうお店はないのか?  しかし、やっと見つけました。知っている人は有名だから当たり前と言われるかもしれませんが。  本日は、池袋の洋食屋キッチンチェックについて紹介。 <目次> 1.外観からしてこれぞ洋食屋 2.メニューもいろいろ。ここはいつもの生姜焼きを頼んでみる。 3.一方、ポークカツレツがすごかった。 1.外観からしてこれぞ洋食屋  池袋は北口から続く、繁華街。様々なお店が連なる歓楽街。怪しいお店も中にはちらほらとみられますね。  その中で、健全に、美味しい、しかも落ち着いて食べられる食事処はないものかと常々考えていました。でもなかなか見つけられなかったのですよ。  それがやっと見つけました。洋食屋キッチンチェック。外観はこんな感じになります。  お店の門構えはこれぞ洋食屋という感じ。とても立派です。繁華街の中にあるなんてね。 2.メニューもいろいろ。ここはいつもの生姜焼きを頼んでみる。  お店に入って早速見てみると、本当に沢山のメニューがある。あとで知ったことですが、オムライスも有名らしい。  しかし…

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ああ、やっぱり欧米人の朝食にはパンが似合う。中目黒のパン屋 TRASPARENTE

 早朝から花見をした後に、朝ごはんを食べることになりました。そこで、訪れたのが中目黒駅近くにあるパン屋です。  TRASPARENTEというお店。この中目黒駅周辺では大変有名なパン屋さんのようです。パンのおいしさにあまり関心がなかったけれども、ここのパンを食べて、普段食べているパントの違いに驚きました。おいしい。  本日はこのパン屋さんの紹介というよりも、このお店に30分程度滞在してパンを食している最中の来店したお客について記載します。 <目次> 1.店内でパンを食していると、次から次へとお客が来店。繁盛しているな! 2.それにしてもパンを買う姿が似合っているな。欧米人。 3.ちなみに、所感を最後に 1.店内でパンを食していると、次から次へとお客が来店。繁盛しているな!  やはり、有名店だからでしょうか。店内でパンを食していると、次から次へとお客が来店します。店内に陳列されている、様々なパンを眺めながら、多くの人がレジに並びパンを買っていく。  それにしても人が多い…早朝ですよ。ほかのお店がまだやっていないからかもしれません。このお店に朝食を買いに来ているのでしょう。  その中で、時に気になったのが、外国人のお客さんが多いということ。中でも欧米の方々です。  朝食は、パン、という文化もあるのかもしれません。また中目黒だから欧米の方々が多いのかしら。 2.それにしてもパンを買う姿が似合っているな。欧米人。  それにしても、…

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