いろいろあった2018年のソーシャルレンディング…年末時点での投資者のスタンス変化を見る
<目次>
1.様々な事案があったソーシャルレンディング
2.大規模な返済遅延が発生した1年
3.高額投資家が特に不安を感じている
4.対応は経営改善委員会の設置
1.様々な事案があったソーシャルレンディング
2018年のソーシャルレンディング界隈では、様々な出来事がありました。
特に、行政からソーシャルレンディング事業者に対して業務改善命令が下る事案が複数発生したり、また融資案件の多数かつ大規模なの返済遅延が発生したりと、2018年以前とは異なる様相を呈していました。
ソーシャルレンディングが世の中に認知され、浸透しつつあるが故に起きた事案、事象なのでしょう。
多くの製品・サービスにおいても、初期の導入期から中盤の拡大期に入るとユーザのすそ野が広がり、色々な事案が発生するのと同じかもしれませんね…
2.大規模な返済遅延が発生した1年
特に、上記のような大規模な返済遅延が相次いだ1年でしたが、その中でもソーシャルレンディングのマネオ(maneo)での返済遅延案件はものすごい数、規模になりました。
その結果、同サービスを通じた投資者の状況はどのように変化したのか?
恐らくサービス登録者が減少したとか、投資者数が減ったとか、投資額が減ったとか、そのような現状が起きているのではないかと思っています。
3.伸びが鈍化し始めた投資家数
これまで、株式投資と違い、ほ…