「さまざまな貸付ファンドに投資できるオンラインマーケット Funds」は本当か!?
2019年1月8日より口座開設受付を開始し、1月23日に初のファンドの公開を行った、貸付ファンドのオンラインマーケット「Funds」。それ以来、この4月中旬までに、7件のファンドが組成され、投資家からの資金募集を行っている。
昨今のソーシャルレンディングにおける貸付不祥事を背景に、下記の点を重視して開始されたサービスだけあり、多くの個人投資家から注目を浴びているサービスでもあります。
・Fundsに参加する企業は、上場企業や成長が期待される(ベンチャーキャピタルからの出資を受けている)ベンチャー企業
・Fundsはお客様本位のサービスを提供(1円単位で少額投資できる、投資家の払う手数料はゼロ、分散投資が簡単になる仕組みを提供)
・社内に金融の専門家や弁護士が複数在籍、法令遵守の業務運営体制を構築
特に3つ目の点である、「社内に金融の専門家や弁護士が複数在籍、法令遵守の業務運営体制」については、「Funds」が後発企業(ソーシャルレンディングへの参入が遅い)であるがゆえに、ある意味での訴求ポイントとすることができているものでしょう。
また、「Funds」は、ソーシャルレンディングに関するインターネットメディアである株式会社クラウドポートが、満を持して開始したソーシャルレンディングという点も見逃せないところ。
立ち上がったばかりのソーシャルレンディング業界について、メディアという立ち位置から、業界全般を俯瞰し、個人の投資家や貸し付けを…