服を着ていてもわかる…女性の胸がなぜか最近揺れているように見える。

 東京の公共交通機関では、朝から晩まで、様々な人たちが行き交っています。その人たちは、男性であることもあれば、女性であることもあり(当たり前ですが…)、また高齢の方から中高生などの若者まで様々です。  最近、ふと気づくことがあったのです。、すれ違う女性をなんとなく見ていて、ある程度、体の線が現れるような服装を身に着けている若い女性の場合、結構な割合で「胸が大きく揺れている」ように感じるのです。  なぜだろう。一瞬不思議に思えて仕方がなかったのですが、近年話題になっている「ワイヤレスブラジャー」の仕業ではないかと思い始めました。  ワイヤレスブラジャーとは、その名の通り、ワイヤーの入っていないブラジャー。トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社によれば、その火付け役となった商品が「sloggi(スロギー) ZERO Feel」という商品であり、まるで着けていることを忘れてしまうかのような解放感が特長として、国内累計620万枚売れている大ヒット商品であるとのこと。  また、ちょっと古い情報ですが、背景として、日本の女性用下着市場が2011年から2015年まで毎年3~4%程度のレベルで縮小している中、同様に市場が縮小気味だったワイヤーブラ、ノンワイヤーブラにおいて、2016年からは一転してノンワイヤーブラが急成長をとげているとの情報もあります。  さらには、「2016年ヒット商品ランキング ベスト30」(雑誌『日経トレンディ』)では、11位…

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【日本の統計2019書籍】出版の戦略。書籍の出版点数と平均定価(総務省統計局 日本の統計2019)

 総務省統計局が毎年公表している「日本の統計」。このブログでは、「日本の統計2016」及び「日本の統計2017」を使って、書籍の出版点数と平均定価の観点から、出版の戦略について考察しました。 【日本の統計2016/書籍】出版の戦略。書籍の出版点数と平均定価(総務省統計局 日本の統計2016) http://cafework.seesaa.net/article/434847074.html?1560296187 日本の統計2017/書籍:書籍の出版点数と平均定価から見る出版戦略分析をフォロー(2016年に続き)。(総務省統計局 日本の統計2017) http://cafework.seesaa.net/article/449030079.html?1560296168  それから「日本の統計2018」が公表されたときには一度お休みして、「日本の統計2019」については再度、書籍の出版点数と平均定価の観点から、データをグラフ化してみました。  定期的にデータを見てみるのは、自分の認識の再確認もできるし、あらためて世の中の動向を知ることができて楽しいですね。  さて、今回も、新刊書籍出版点数(点)と 新刊書籍平均定価(円)を整理してみます。対象は平成24年から平成29年としてみました。 新刊書籍出版点数(点)と新刊書籍平均定価(円)の時系列変化  平成24年から平成29年までの年間の新刊書籍出版点数(点)について、総数をグラフ化してみました。 …

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