株価やビットコインの値が上がる一方で、身の回りの状況を考えると不安が募る…

 米国のダウ、日本の日経平均、ビットコイン等々、様々なものの値が上がっている。急速に。史上初だとか、〇〇年ぶりだとか、ニュース記事などでも騒がれている。  自分が保有するわずかばかりの株やビットコインもそれに合わせて値が上がりして、一瞬、「おー」っと雄たけびを上げたい気分になった。  他の多くの皆さんも、ちょっと嬉しかったりするのかもしれない。でもね。そんな瞬間がある一方で、「本当に大丈夫…?」と思う自分もいるのです。  確かに、米国大統領選の結果や、コロナウィルスのワクチン開発等々、いくつか上昇の要因になっている事象がここ最近あった。  特に、個人的には、ワクチン開発のニュースで米国のファイザー、ロシアの「スプートニクV」のニュースを見た時には、これは株価に影響すると思いましたよ…  だからこその上昇とも言えますが、それ以外の世界の社会・経済の状況を見ると、どう考えてもおかしい、違和感しかないのです。  つまり、株価などは、実態の社会・経済を表していないよね…と。  緊急融資を求める企業が多数あったり、売り上げが半減以下になった企業もある。雇用も減り、新たに社会に出て行く若者の先行きも不透明。さらに第三波でにわかに騒がれ始めた政治の様子を見ていると…  その中で、なんで株価などは上がるのかしら…投資家の人たちは、今後経済に明るい見通しでも持っているのかしら?まあテクニカルな難しい話は多々あるのであろうけど…  いずれにしても今後1~2年内…

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今年は良い本との出会いが少ない気がする。それはコロナ禍の影響なのかしら。

 今年は本当に、心躍るような本と出合ていない。コロナ禍の影響もあるのであろうか。  そもそも本と出合う機会がないわけではない。以前と同様に、足しげくリアル書店に通って、どのような新刊が出ているかチェックしているし、Webでも定期的に新刊を確認している。  以前と同様に本を探す行動をしているにもかかわらず、今年は「これはイイ!」という本に出合ていないと感じている。  なぜそうなっているのであろうか?  一つには、出版側、つまり本の書き手側の影響かもしれない。従来のように新しい書籍出版のための企画がやりにくくなっているのかもしれない。  新しい本のコンセプトを作り上げるためには、様々な人たちが議論しながら企画を練る必要があるが、その活動がコロナ禍でやりにくくなっているのかもしれない、と想像している。  もう一つ別の可能性は、自分の問題にあるのかもしれない。心躍るような本の自分なりの基準が変わってしまったのかもしれない。  従来の基準で面白いと思うものはそこそこあるのかもしれないが、コロナ禍を契機に代わってしまい、新しい基準に合致した本がない、ということなのかもしれない。  これはある意味で、コロナ禍による新たな生活様式、社会変化による行動変容と言えるのかしら…  いずれにしても、本を読了する数が大きく減っている。ところで、今まで本を読むことに相応の時間を費やしてきたはずであるが、その時間はどうなった?  今年、そこまで本を読めていないにも…

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ホンダの自動運転、世界初のレベル3は凄いことだけど、実はすごくはない。

 先日のニュースで報じられたホンダの自動運転車。レベル3の車両が世界初で型式認定を受けて、近々量産化されるということであった。テレビのニュースでも色々と説明されていたが、日本メーカとして快挙てきな印象を受けた。  しかし、本当に、日本の自動車メーカは凄いことをしたのであろうか。少し怪しく感じているところである。  特に、世界初のレベル3について言及されていたところで違和感を感じてしまった。  事実として、世界初で自動運転レベル3の型式認定を受けたということは正しいのであろう。ただその受け止め方が何とも…  自動運転の開発競争が世界中で繰り広げられている中、競争のポイントはレベル4以上に移っているという認識があるから。  現状、レベル2の自動車は各社実用化・販売している中で、多くの世界の自動車メーカ等はレベル3の自動運転車をすっ飛ばして今はレベル4の開発競争に照準を当てているのが実態であろう。  というのも、そもそもレベル3というのは、中途半端な自動化レベルとも言われているから。システムによる自動運転と、人間による手動運転がミックスしたモノであり、自動運転技術という中ではかなり過渡的なものなのである。  また逆に、ミックスであるが故に、技術的に難しい部分も多々あると聞いている。  故に、世界のメーカは、むしろレベル3で競争するのはビジネス的に割に合わないと判断し、レベル4以上の車両開発で競争しているのであるから、レベル3は半分無視といったところ… …

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新しい生活様式と肩こりの関係

 最近、第三波などと言われている状況ですが、このコロナ禍を経て、世の中では新たな生活様式なるものに移行しつつあることも実感してきています。その中で個人的に大きな問題になっているのが「肩こり」の問題です。  実のところ、誰もあまりいませんが、私と同じように「肩こり」が問題になっている人は多いのではないかと思っています。  その原因として考えているのは「モバイルPC」です。  在宅勤務が多くなる中、自宅でPCをいじると、机やいすが仕事向きではないことから、姿勢が悪くなり、結果として肩こりもひどくなる…といったことが考えられますが、それは違います。  私個人としては、在宅勤務はほとんどしていませんから…それよりもモバイルPCに関わる肩こりの大きな要因は、モバイルPCを持ち運ぶことにあるのです。  コロナ禍の状況の中で、いつ何時、オフィスが閉鎖されるか分からない状況の中で、仕事の継続性を担保するためには、モバイルPCを持ち歩くことが常態化しているのです。  その持ち運びが肩こりの大きな要因ではないかと考えているのです。  そもそも在宅勤務以前に、オフィスだけではなく、喫茶店や客先等々、様々なところに頻繁に通う仕事なうえで、モバイルPCを持ち歩くことは非常に大変です。  常にバッグに1キロ以上のモバイルPCという名の重りを付けているようなものですから。さらに、モバイルPCはバッテリーの問題もあり、電源コードを持ち歩くことも必要となります。するとさらに0.5キロ…

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大きな町や繁華街の食事処よりも徒歩で行ける近所の飯屋が素晴らしい

 せっかくの外食というと、ハレの日のイベントごととして、大きな町や繁華街に家族や友人とともに繰り出し、食事・会食をするというのが一般的な感覚なのではないか。  しかし、本当に、大きな町や繁華街にいって会食することが正解なのか?最近、そのステレオタイプ的な発想が間違いではないかと感じつつある。  食事のおいしさやコスト、手間、満足度など様々な観点から、そんな発想は疑わしいなぁという思いが日々募ってきている。  つまり、わざわざ時間も手間も交通費もかけて、大きな町や繁華街に行かなくても、自宅のある近所の街に、実のところ味もコスパも、満足度も高いお店が結構あることに気が付いたからである。  そもそも、大きな町や繁華街にある食事処に行く際には、必ず電車代やバス代など交通費がかかるが、これをしっかりと費用にこめて考えると、それだけでコスパが低下する。  さらに、昨今、コロナ禍ということもあり、特に競争の激しい繁華街などの飲食店の食事は質が落ちている気もする。経営が厳しいのであろうか。同じ値段なのに味が落ちたり(素材の質を落としたな!)、量が少なくなったりしている気がする。  消費者は気づかないと思っているかもしれないが、やはり食事後の満足感という点でいまいち充たされない。そんな感覚から質の低下が起きていることを鋭く感知するものである。  それに対して、自宅の近所にはよくよく調べてみると、味よし、雰囲気よし、値段も安いといった隠れたお店がしばしばある。それに歩いて…

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朝の通勤時間帯での駅プラットホームでの不可思議…なぜベンチに居座る人がいるのか

 東京都内の朝の通勤時間には、多くの人が職場や学校などを目指して電車に乗り込んでいる。その混雑は、日常の風景であるが、その中に不可思議な行動をする、つまり目を引く行動をする人たちもしばしばいる。  目につくということから、カッコいい男性がいる、カワイイ女性がいるといったビジュアルで目を引くというイメージも喚起されますが、そういった人たちのことではありません。  行動が不可思議な人が一定数、確実にいるのです。  朝の通勤電車では、普通、多くの人は早く会社に行きたいと思っているはず。忙しい中で、短時間で移動できるのであればそれに越したことはないでしょう。  しかし、なぜか、そんな通勤時間帯の駅のプラットホームで、電車には乗らず、ベンチにずっと座り続ける人がいるのです。目の前に何度も電車が到着しては出発していく中で、電車には乗らず、ベンチに座り、本を読んだり音楽を聴いたり、はたまた少し寝ていたり…。  なぜだろう。この人たちは何のために、駅のベンチに居座り続けるのか。  出勤までの時間調整をしているのか?それだったら早く会社や学校に行って落ち着いた方が良いのではないか?などと思ってみたりもする。  なぜに駅のベンチで時間を過ごしているのか?推測するに、朝、ぎりぎりまで自宅にいることもできず、かといって早めに会社に行っても居心地が悪い、そんな人が一定数いるのではないか?  家を出て、会社に至るまでに、時間をつぶしたいという人が一定数いるのではないかと思う…

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ハロウィーンの名残は、翌日の朝に見られる若者の素足に

 先日、11月1日の前日は、いわゆるハロウィーンであった。今年は新型コロナウイルス感染症感染の影響で、例年のようにものすごい人出ということはなかったようであるが、少なからず、街に繰り出す若者はいたようである。  余談であるが、10月31日が近年のようにお祭り騒ぎになるのは本当にここ数年のこと。今まで日本にはそんな文化はなかった…テレビに取り上げられることもなければ、海外の子供向けのお祭り?的な印象であった。  しかし昨年などは、とにかく若者は仮装をして街に繰り出し、無目的に、待ちゆく人とハイタッチなんて光景が当たり前になった。とても不思議である。  さて、本題であるが、今年は人の集まりは少なかったようであるが、一定程度の人が街に集まりプチ・パーティのようなこともあったようである。  その名残のようなものは、翌日11月1日の日曜日の朝に散見されたところである。11月1日は、日曜日ということもあり、所用で街中に買い物に出ていたのであるが、朝も早いにもかかわらず、普段こんな朝に見かけない、若い女性がちらほらと。  しかも皆一様に疲れている感じの雰囲気を醸し出している。  なるほど。ハロウィーンを名目に、久しぶりに一晩中遊んだ子たちなんだな、と一人納得したところ。ただ、少し気になったのが皆同じように、短いスカートをはいており、細くてきれいな足をさらけ出しているということ。  もう11月という冬に突入する時期なのに、なぜそこまで素足をさらすのか。なかなか不可思議…

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レジ袋有料化は良いことなのか?不要に人の時間を奪うことにつながるかもしれない…

 今年、レジ袋有料化が一斉に始まりました。その結果、多くの人が普段から訪れるコンビニエンスストアなどでは、買い物した商品を入れるビニール袋を7割程度の客が辞退するという報道もある。  ビニール袋を有料化する義務が始まっただけで、これほどビニール袋を使う人が減るなんて…一枚3円とかその程度でしょう?コスト的にそこまで人の行動を変化させるインセンティブにならないと思っていたのに。なぜだろう。  そのような疑問はあるものの、今回提起したい点は、レジ袋有料化がレジの客の待ち時間増加につながり得るということです。  ここで多くの人が「なんで、レジ袋の有料化で、お店のレジの待ち行列が増加するの?」と疑問に思うことでしょう。そして、例えば「有料化の影響で、店員が、いちいち袋は必要ですか?と聞いてきて手間が増えるから?」など、思いつくその理由を言ってくれることでしょう。  確かにいちいち「袋は有料ですが、必要ですか?」と聞かれるのはウザいところですが、残念ながら、私が考える行列増加の要因ではありません。  端的に行列増加の要因となると考えているのは、従来のように客が購入した商品をビニール袋に入れてもらう代わりに、商品を自分の手持ちバックなどに入れるのにひと手間以上の時間がかかるからです。  思い返せば、ビニール袋に商品を入れてもらえば、直ぐにレジ前を客は立ち去ることが出来、レジ待ちしている次の人に場所を譲ることが出来ます。  しかし、今回のようにレジ袋有料化に伴い袋を…

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カルディ(KALDI)とスリーコインズ(3COINS)の共通点は、いろんな商品がごちゃごちゃであること…いつからそ…

 狭い店内に多種多様な商品をこれでもかというくらい押し込み、あえてごちゃごちゃした店を演出するカルディとスリーコインズ。  どちらもごちゃごちゃを売りにしているお店であるが、この手のお店に対して大きく好き嫌いが分かれる。ごちゃごちゃしていて商品を見るのも面倒!と感じる人と、ごちゃごちゃして何があるか分からない店内から宝物を探し当てる感覚が好きでたまらないという人。  後者には女性が多い気もするが、いずれにしても、ごちゃごちゃした店が好きな人が一定程度存在するからこそ、カルディもスリーコインズも、またその他ごちゃごちゃ系店舗を構えるお店も繁盛している。  その他にもいろいろごちゃごちゃ系の店舗ありますね… 〇ドン・キホーテ 〇カルディ 〇3COINSなど、いわゆるワンコインショップ(100円ショップ) 〇マツモトキヨシ …  なぜ人はごちゃごちゃ系のお店が好きなのだろうか?かくいう私はごちゃごちゃ系のお店は好きではありません。  個人的な見解を先に申し上げれば、子供のような感覚を持ち続けている人は、ごちゃごちゃした店が好きなのだと考えています。  例えば、自分が小学生であったころを思い出すと、お駄賃を握りしめて、近所の駄菓子屋に走った記憶をお持ちの方も多いことでしょう。  そんな時、何か目当てがあって駄菓子屋に行ったのではないことも併せて思い出されることでしょう。そうです。小学生は、駄菓子屋に行って、あのごちゃごちゃしたお店の中で、宝物を探す感覚を…

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お店のレジ業務の効率化にはキャッシュレス以外の対応も必要

 日本が直面する人手不足、労働者不足の中で、コンビニやカフェチェーンなど、レジ業務が煩雑となりがちな業種では効率化の努力が欠かせない。  特に、お店商売においては、顧客の満足度に大きく関わるレジ待ち行列につながり得るレジ業務の効率化は要となるものであると考えている。  レジ業務の効率化には何が有効なのかしら?最近ではキャッシュレス対応が注目され、効率化のための最終兵器的に見られているが…それは違うような気もしている。  もっと根本的なことを見直すのが、本来的には必要なことなのではないか?  ということで、某カフェ(〇トール)を訪問し、そもそもレジで客の行列ができている様子を眺めてみた。そうすると、現金の授受以外にも様々な点で改善すべきこと、見直すべきことが見えてきた。  例えば、下記のような項目。 〇スタッフのレジ前での動線の悪さ 〇レジの使いにくさ 〇スタッフのそもそもの能力のなさ、やる気のなさ 〇そのお店のメニューの複雑さ、種類の多さ 〇ポイントサービス等のその他業務の多さ  などなど  これ具体的にどういったことかというと、 〇スタッフのレジ前での動線の悪さ ←カフェなので、レジ業務と調理業務を同じスタッフが行うことが多いのですが、調理場とレジの場所との移動の動線が良くない。そんな動きにくい、狭い通路で業務するのはいかにも非効率。 〇レジの使いにくさ ←ちょっと古いレジなので入力が大変なのだろうか…注文したものを入力して会…

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美味しいパンとコーヒーがあるオシャレ・カフェに朝から人が集まる理由

 池袋にある某美味しいパンとコーヒーがあるオシャレ・カフェには、なぜ、こうも朝から次々と客が集まるのだろうか?  新型コロナウイルス感染症感染の勢いは一向にとどまらず、終息する様子を微塵も感じさせません。そして、いわゆる第一波のピーク時と同程度に感染者数が日々確認される状況の中でも、多数の他人が密集する場であるカフェに、こぞって多くの客がやってくるのです。少々不思議に思ってしまいました。  既に半年以上続く自粛生活に疲れてしまい、カフェならいいよね、という認識が世の中に浸透してしまっているのかしら。  自粛生活疲れについては、一定程度同意する人も多いと思う。毎週、土日であっても自宅にこもり続ける生活は、そうそう長くは続かない。いろんなところに行って見たい、気分転換したい、様々な人が出入りする空間に身を投じて、刺激を受けたいなど、理由を考えると思い当たるものは多々ある。  また、新たな生活様式として、感染症予防対策が一定程度なされているのであるから大丈夫という思いがあるからなのではないか。某池袋のオシャレ・カフェでは、確かに、入り口での手の消毒、コーヒーやパンの注文時の検温確認、そして席の透明アクリル板による仕切りの設置など、出来るだけの感染症対策がなされている。  こうした取組を実施することで、このカフェなら大丈夫、と多くの人が自分自身に対して、不安感を解消する理由を見出しているのではないだろうか。  上記のような理由は考えられるものの、今回、新たに次の点が…

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