ユニクロの誕生感謝祭のおまけ戦略に好感
〇ノベルティグッズは行けていない
多くの場合、企業のロゴが入ったノベルティグッズ(例えば、ノートやペン、シール、USBメモリ…)は、大変気の利かないモノだと思っている。
企業の宣伝、認知度向上を狙ったものであろうが、もらう側の感覚としては嬉しくはないし、単にごみが増えるだけという感も否めない。環境にもやさしくはない。
そんな下手なノベルティグッズより、些細なものではあるが、100円程度で購入できる1個のお菓子を配ってくれた方が、はるかに企業に対するロイアルティーは上がることもある。
〇ノベルティグッズに代わるちょっとしたお菓子で成功
正にその良い例として、個人的に大変評価が高いのがユニクロの取組である。11月から12月にかけて、ユニクロが展開する「ユニクロの誕生感謝祭」でのお菓子等の食べ物の配布戦略は良い戦略であるなと感じている。
何気なく店舗を訪れた際に、入店するだけでもらえたちょっとしたお菓子。なぜ衣料品のお店でお菓子がもらえるのか?とちょっと不思議であったが、なぜか頬がほころぶ、ニヤニヤ嬉しくなってしまった。
〇大阪おばちゃん戦略に見る成功パターン
そもそも人間とは、どんな人であれ、モノを貰うと嬉しいと感じるし、くれた人に対して感謝する、というのが普通の感覚であろう。
高々、一切れのお菓子であっても、飴玉ひとつであっても、逆に些細なものであるが故に、うれしく感じる。
まさに、大阪のおばちゃんの飴ちゃん戦略と同じ。とにかく、頻…