あらためて学ぶ税と社会保障~衆議院選挙の投票までにやってみたこと~

総選挙が近づく にわかに総選挙の話題がいたるところに。 深夜のニュース番組 news zero では、「「衆議院選挙に立候補した人の考え方を確認できる『news zero』の候補者アンケート(協力:JX通信社)」等を示しつつ、自分の意見に近い立候補者を可視化する取り組みなどを紹介しています。 https://www.ntv.co.jp/election2021/research/diagnosis/ 私自身も、JX通信社のアプリを入れているので、早速いてみると、簡単な質問にいくつかこたえるだけで、候補者とどれほど意見が近いかが可視化されました。 こうしたアプリがあると、総選挙の際の投票の参考になると思う一方で、これって国民の投票行動を郵送し得る少し危ないものになるのではないか…などと思ったりもしています。 さて、岸田さんの会見などで、私が注目したキーワードに「再配分」というものがあります。 これって何?と思いますが、ぶっちゃけて言うと税金と社会保障の話なのではないかと思っています。なかなか難しいテーマですよね。 あらためて、素人ながら(いや普通の国民は皆素人!)、少し税金と社会保障の話を勉強しなおしてみようと思い、以前読んだ書籍を引っ張り出してきました。 少し税金と社会保障の話を勉強しなおす 一度さらっと読み通してなかなかいい本だと思ったものです。それを選挙までに再度読み通して、自分の投票行動の参考にしようと。 その本は、下記です。 井手…

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自分の行動指針を自分で考えられているのか

何が変わったか。特段、劇的に変わったところはなくて、数日前から少し数が減りつつあるといったところである。 何を言っているかといえば、緊急事態宣言が一斉解除されたことである。 コロナ感染者数は、確かにこの1か月程度の間に減少に転じているが、金曜日と土日で、感染リスク自体が不連続的に変化しているわけではない。引き続き、行動には留意が必要であるし、気を緩めても良いような理由はない。 しかしながら、緊急事態宣言というある意味の記号化されたアクションが解除されるというシグナルにより、多くの人の行動が影響を受けている。これはどうしてなのか。 〇一斉解除後の土日の人々 毎週土日は、ある事情から街中にいることが多い。先週と今週とでその比較も十分可能なくらい状況を把握している。 その立ち位置から見ていると、今週の土日の人出は何と多いことか。量が多いというだけではなく、質的にも大きく異なる。 街中に人があふれている。また若い男女、特に露出の多い服装の女性が多くなった。先週まではどこにいたのかと不思議に思うくらいの人々が、つまり今までいなかった人が外出しているのである。 少し前までは、若者の感染割合が一層高くなったことから、街中への外出を自粛していた人も多かったのであろうが、緊急事態宣言解除という記号により、その自粛行動も希薄化したということであろ。 〇ルールと実態の乖離 本来、解除=安全、ではないのは、誰もが理解できることであろう。 冒頭でも述べた通り…

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