個人的には、スマホの寿命が伸びている。買い替えサイクルが伸びている

スマートフォンといえば、過去には2年縛りという制度があった。スマートフォンを購入する際に2年間は、契約した通信キャリアを固定するというもの。固定する代わりに、いくばくかの割引が得られるというもの。 総務省の通信キャリアへの指導等もあって、現状は変わっているかも知れない。そのため今もそうした制度になっているかは把握していない。 ただ実体に即していえば、従来は、スマートフォンを2年も使っていれば、端末のバッテリーがばててくる、システムにおかしなところが出てくる。ちょうど2年くらいが買い替え時であったのは確かだ。 しかし、直近の私のスマートフォンは、すでに4年目を迎えている。ちょっと前までは普通に使えて、買い換えるということすら念頭に上がってこなかった。問題が無いのであれば、新たにお金を出してまで買い換えることはしない。 しかし、4年ともなると、少しがガタが来ている。ちょっとディスプレイの様子がおかしいのだ。その不具合を何回か経験しているうちに、どうやらスマートフォンを使いまくって、端末に熱が籠ると、どうやらディスプレイの表示がブラックアウトし、フリーズするようなのだ。 流石に、少し放置して熱を逃してやると、その問題が大きなトラブルにならないので、まだまだ使い続けている。しかし、急いで端末を操作している時などに、この不具合が発生してしまうと厄介だ。 そう考えると買い換えた方が良いのかもしれない。ただ、まだまだ普通に使えるところもある。新たに買うには数万円以上の投資…

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投資に回すお金と貯金として蓄えておくお金の割合は?

日本国民全員が自分のお金を投資に向けていこうというキャンペーンが繰り広げられている・・・ように思える。ただし、全ての自分のお金を株式投資などに振り分けるわけにはいかない。 お金は日々使うもの。日常生活を送るために日々支払いがあるし、何か急にお金が必要になることもあるだろう。例えば、旅行やお祝い事での出費、急な怪我などでの出費、家電など日々の生活に必要な耐久消費財の買い替えなど。 そのような急に必要となるお金については一定程度、普通預金や現金として手元に置いておく必要がある。 逆に、どれくらいのお金を手元に置いておいて、どれくらいを投資に回していくことが最適なのだろうか?投資に回したお金は一定程度使用することができないと考えると、この両者の割合に最適な物があるのだろうか? 金融関連の専門家と言われる人の言説を見ていると、一つの考え方として、3ヶ月分の生活ができるだけのお金は普通預金として取っておくことが望ましいとある。 3ヶ月分とは給与3ヶ月分のことだろうか?支出の3ヶ月分だろうか?細かいところはいいとして、一つの目安にはなるであろう。 そう考えた場合、現在保有している資産の規模は人によって、ライフスタイルや年代によって異なるであろうが、比較的に年齢の高い世代では、意外にかなりの割合のお金を投資するという前提のようにも感じられる。 おそらく7割、8割は投資に回せ、ということになるのではないか?(年齢の高い世代については) というのも、多くの普通の人…

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金融サービスとしてのキャッシュレス、まだまだ浸透が足りない?

コロナ禍前に中国に旅行に行った時、彼の地ではQR決済が浸透していた。街中にある飲食店では普通にQRコードが置いてあって、それで飲食の支払いをするのが当たり前であったし、道路脇で営業している露店であってもQR決済で水や新聞を買うのが当たり前の姿であった。当時、日本ではQRコードなどほとんど普及していなかったので、非常に驚いた記憶がある。ちなみに、シェアリングバイクが中国でものすごく流行った時期でもあった。 現在に話を戻す。今の日本ではQR決済が格段と浸透したといわれている。コンビニやスーパーなどでも普通に使えて、紙幣や小銭を使わずに物が買える。そのため、個人的には銀行ATMでの現金引き出し頻度が激減している。 確かに格段にQR決済が浸透したのである。・・・が、それでも世の中を見渡せば、現金決済で買い周り品を買っている人は相応の数存在している。 個人的には、現金を扱うよりも非常に便利である。そもそも財布を持ち歩かなくても買い物ができる上、小銭がたくさんになるなどの煩わしさがなくなるためである。 しかし、一定数は、今でも現金のみの支払いを好む人がいるのである。その心理は何なのだろうか。手間を考えれば絶対に楽なはずなのに。 一言でITリテラシー、金融リテラシーの違いと言って片付けてしまうのもそこで思考停止になってしまうので、もう一歩解像度を上げてみたい。 現実的な理由として、QR決済アプリを使いこなせないという方もいるのかもしれない。スマートフォンアプリの使い方がわ…

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投資、資産運用、普通の人はどれくらい自分のお金についてモニタリングしているのか

自分のお金、資産がどれくらいあるのか、増えているのか?減っているのか?を多くの人はどれくらいの頻度で状況把握しているものなのか。 状況把握と一言で言っても、自分の通帳や口座の残高を確認する、支出の内訳や収入の内訳までしっかりとその理由を把握するなど、様々なやり方があると思う。 世の中の普通の人々はどれくらいの行動を、どれくらいの頻度で行なっているものなのだろうか?お金のこととなると、ほとんど他人にはそれらの行動を話さない日本人。家族の間であっても内緒にしていることも多いのではないか。 友人にそのあたりどう?と意を決して聞いてみた。失礼と思いながらも。そこで分かったのは、月に一回、給料が支払われるタイミングで、その月の総資産を足し上げて確認する程度であると教えてもらった。 銀行口座のお金、それから株式投資の資産状況などを足し上げてどれくらいのお金があるかを確認しているのだという。ちなみに、毎月の支出として何に、どれくらい使ったかは把握していないとのことであった。 その友人はどちらかというと、金銭面では厳格なタイプ。几帳面と言ってもいいだろう。そう感じされる人であるにも関わらず、月に一回の総額を確認するにとどまっていると聞いて、案外そんなものなのかと感じたのである。 そういう私は、毎週、自分の資産をモニタリングし、かつエクセル表に記録している。そして毎週の資産の変動要因が何なのかまで特定して記述している。 これをかれこれ10年以上実施してきた。特段、苦も無…

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Googleのアカウント2年間使っていないと削除というルール変更

Googleより利用者に向けて、Googleアカウントのルール変更がなされたようである。端的にいえば、2年間全く使用していないアカウントは、自動的に削除されるというルール。 無料で作ることができるアカウントだけに、削除されても、実際のところ文句は言えないという考え方がある一方、事実上、社会的なインフラ的になっているサービスでもあり、ちょっと一方的なんじゃないの?という感覚を持つ人も一定数いるであろう。 こうした企業側からのサービスレベルの変更、ルール変更に対しては、常にその利用者からしてみれば、一方的な対応に見えて、利用者の理解を得られにくいものであろう。 ところで、なぜこのタイミングでGoogleはアカウントの整理を始めようとしたのか。理由は、公式には、放置されているアカウントは、セキュリティ上の問題で、つまり悪用される可能性が高まる、ということである。 ただ、実情について邪推すると、コスト削減なのではないかと思われる。ここ最近、Googleという巨人においても、レイオフ問題などでかなりコスト圧縮の圧力が高まっている。人員整理を行い費用を減らそうとしている。 そうした状況を鑑みると、使われていないアカウントには、なんらメリットがないにも関わらず、メンテナンスコストが発生するもの。とすると減らしたいと考えるのは自然のことわりのように思う。 今まで、Googleのような先端企業においては、そうした細々した考えは無関係な存在と思っていたが、そこに目がいくようにな…

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賞与の示達の時期が来た

今年も賞与の示達の時期が来た。多くの企業で賞与は、昨年1年間の業績評価として一時的な褒賞の位置付けを含めている。成果がでた人は多く処遇され、残念だった人は一定程度となる。 そもそも思う事だが、その賞与の多寡の違いは、本当に適正なのか。会社の評価は納得感があるのもなのか。疑問点も多い。 特に、周囲との比較である。なぜあいつがあんなに多いのか。それよりも成果を上げたあの人の方が多くあって然るべきではないか?そうした比較の上での納得の行かなさは必ず起こる。 納得感を高めた上で、処遇するということは非常に難しい。しかし、難しい事柄であることを逆手に取って、恣意的な処遇格差をつける、つまり成果が上っているか甚だ疑わしいのに高く処遇される人が組織の中には必ずいる。 組織長に理由を聞けば、周囲にはわからないが、見えない部分で大いに貢献したと言われるであろう。本当なのか?周囲にわからないってなんなんだ?と疑問が湧く。言えないことがその裏に隠されているのではないかと疑わしくなる。 一定程度、恣意的な、組織長による都合も含まれているのが評価というものなのであろう。ただ、そこにその組織長の人間性というか、組織を運営する際のポリシーが滲み出る。その組織の生え抜きの人が組織長であるならば、その組織のためになること、将来の組織の生き残りのためにプラスになるような方針となるであろうが、他から降って来た組織長などであれば、単なる自己都合になりがち。そんなふうに感じられてしまう。 こうした賞…

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ライフログという発想は昔はやったが、現在の技術を持ってすれば結構できそう。Rewindというアプリがあるらしい

Web記事を見ていたら、Macアプリ出あるがRewindというアプリがすごいというものを読んだ。全てを記録してくれるアプリ、という触れ込みである。 例えば、Zoom会議、Slackの会話、Webブラウジングなどすべのて活動内容をPCにロギングしてくれるアプリとのこと。 このアプリは2秒ごとにMacのスクリーンショットを撮影、その画像を分析しテキストを抽出する。マイク入力や、スピーカ出力も音声データとして取得し、文字起こししてテキストデータを保管する。 そしてこれらデータを時間を遡って確認できる。検索もできるということらしい。 なんと素晴らしい。自分の行動を振り返ることが自由自在にできる優れものの予感がプンプンするのである。 この現代においては、多くの人が一日のうち大半をPCなどを使って活動している。その意味では、PC作業を自動でロギングしてくれれば、自分の行動の大半をデータとして残せることになる。自分の行動履歴として。 このデータについて様々な活用が期待できる。例えば、色々なことの思い出し作業が簡単になる。あのデータどこにあったかしら?昨日のあの話ってどうだったけ?誰がこれについて話をしていたっけ?など、自分の仕事を進めるために、過去に起こったことを思い出す必要がある場面は多い。そうした時に、大いに役立つし、正確な情報を取得できる。 そのほかにも、人材育成、能力開発にも大いに役立つだろう。人間は誰もが、自分の行動を客観的に振り返るのは難しい。今でこそ、…

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質の良い睡眠を得るために薄暗い家に住む?

NHKのクローズアップ現代の特集番組のWeb記事を読んだ。睡眠の質を高める方法などを、学術研究成果などを踏まえて解説しているもののようだ。 登場したのは筑波大学の教授 柳沢氏の話。この人は、ブレイクスルー賞なる優れた科学者に贈られる賞を受賞した方らしい。 いくつか日本人の普段の行動の中で、良い睡眠を取るために必要な行動や環境について解説しているが、その中で、日本の住宅は明るすぎるというものが挙げられていた。 良い睡眠を獲得するためには、明るさを調整する必要があり、日本の住宅では、明るすぎるというのだ。照明をガンガンとつけて、明るい部屋で夜を過ごす。睡眠前の夕食やテレビ視聴などの時間の部屋の明るさが日本人の良質な睡眠を阻害しているらしい。 確かに思い当たる節はある。海外に出張や旅行をした際、海外のホテルは軒並み暗いと感じることだ。高級なホテルだから雰囲気を出すために暗いのかと思っていた。また仕事の場合の普通のホテルでも海外だからそこら辺はいい加減だから暗いのかと思っていた。 しかし、それが常識なのかもしれない。より良い睡眠に誘導していくために、睡眠前の時間を過ごす空間は、寝室だけでなく、リビング的なところも薄ぐらいくらいが良いのだろう。 また、そもそも街中の夜の明るさも日本は以上に明るいという印象を最近受けた。そう、コロナ禍前後で比較した場合、コロナ禍前は異様に日本の街中は明るかったのだと思い返されるのだ。現在は、電気代もバカにならないのか、街中は薄暗いなーと…

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経営の論理と現場の論理、その理解の違いから組織は荒れる

いよいよ日本企業も大きく変革を遂げる兆しが出てきたのか。失われた30年などといわれて久しい日本経済においても、流石に待ったなしで変革が求められてきた感がある。 コロナ禍があった、人口減少、少子高齢化の影響が目に見えて出てきた、技術進展で生成AIが出てきた、などなど、様々な要因が一気に合わさって、流石に現状維持はできないというのが共通理解になってきたようだ。 日本企業の経営層においても、流石に鈍い感性、世の中の動向を見通せない視界を有する方々においても、ここまでの状況となれば、何もアクションを起こさないというわけにはいかないのであろう。 様々な組織変革の動きを始めている。行けていない活動と行けている活動をマージして、行けていない活動のテコ入れをするなど。この考え方自体があまり行けていないが、行けていない活動が、その企業の祖業であったり、コア事業として認識されていた場合は、その行けてなさは棚に上げて、往々に実行される考え方である。 一方、現場の動きとしても様々。行けていない現場であっても、その企業の祖業やコアと認識されている現場では、なぜかプライドを持っており、他の活動で真っ当な活動ができているものや、しっかり利益を上げている活動を、下請けのように活用して、自分たちの活動をよく見せようとする。他方、本流とみなされていないが、しっかり利益を上げてきた本流ではない活動を担ってきた現場からすると、やりきれない。 この変革期に直面する組織において、政治力がものを言う。組織とし…

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混雑する公共空間でなぜ他者が嫌なのか

自宅に籠るよりも外に出ていたい。そんな性格である人も多いであろう。私自身がそうである。例え休日であっても、朝早く起きて、すぐにでも外出して公共スペースで過ごしていたいと思うのである。 それは他者がいるから、ということではなく、自宅のようなある意味での閉鎖空間にいたくない、広い、開かれたスペースにいたいという思いがある。 他方、自宅が大好きな人間というものも相応の割合でいるはず。実際、できることならば外出したくない、自分のパーソナルなスペースでずっと過ごしたいという人も多いと聞く。 人それぞれ、他者の性質までとやかく言う理由はない。ただし、普段から外に出て、公共スペースで活動している身からすると、混雑する土日の繁華街などで、異様にイライラが募る。 普段、外出していない、外に出でこのスペースを使っていないのに、たまの機会に出てきた人が我が物顔でスペースを使うのが気に入らない、という心理になる。こうした心理になる人、どれくらいいるのか? にわかに繁華街や街中に出てくる人には共通の性質があるように思う。行動の細かなそぶりに違和感がある。あたかもパーソナルスペースで過ごしているような、公共の空間においてそれはダメだろ!と言うような行動を普通にやっちゃうところ。そこに異様にイライラ感が募るのである。 コロナ禍明けの最近、今まで自宅もしくはその周辺にこもっていた人が一気に街中に出てくるようになった。そうすると、一層、パーソナルな空間と公共的な空間での行動の切り分けができな…

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カップルのカフェでの過ごし方;とあるワンシーン

カフェは様々な人が出入りする空間です。オシャレなカフェともなると、多くが若い男女カップルとなる時も多いです。 オシャレなカフェで、いつものように作業をしつつ、コーヒーを楽しんでいると、その合間で様々なカップルの時間の過ごし方を目にすることになります。 まったく自然なのは、カップルが楽しそうに会話をして過ごす姿。たわいもない話かもしれないが、楽しそうに言葉のキャッチボールをしている。とても微笑ましい光景です。 しかしカフェの同じテーブルの反対側に座る別のカップルはというと・・・ 黙々と、各自のスマホのゲームに熱中している。スマホを机に置き、その画面を片手でぐるぐるとずっといじっている。男性側も女性側も会話もなしに、それぞれが一心にスマホをいじる。 ゲームに熱中して・・・これってカップルでカフェで時間を過ごす意味はないのでは?なんて思ってしまう光景。 しかし、よくよくその2人の様子を見ていると、どうやら、オンラインゲームを2人でやっている様子。時折、そのゲームの話で一言二言情報交換したり、また片方が片方のスマホ画面を覗き込んだり・・・ オンラインのスマホゲームをやるためにカフェにカップルで来るのか・・・ カップルの時間の過ごし方は、それぞれ。それぞれのカップルの考え方がある。またカフェの過ごし方も人それぞれ。 かくいう私は、日がな一日カフェで黙々と作業を続ける。こうして他者のカフェでの過ごし方を見ていると、本当に様々な時間の過ごし方があるのだな…

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ここ数年、数学者の地位が高まっていないか?人工知能による影響と推測

ここ最近、様々な技術系ニュースサイトを見ていると、多くの数学者の功績や成果が取り上げられている。例えば、異色なニュースであるが、男性が初めから興奮し始めると絶頂に達しないことを応用数学者が数学的に証明した、といったニュースなどが挙げられる。 過去、こうした数学的な成果がここまで取り上げられたことがあっただろうか?個人的な感覚では、広く一般の人が目にする情報としては出回っていなかったように感じる。 もちろん、デジタル環境が浸透し、ニュースメディアなども各種様々なものが存在するようになった昨今、情報が溢れ、誰でも多様な情報にアクセスできるようになったからかもしれない。 しかし、数学者が何かを証明した、分析したなどの成果が広く周知されるようになってきたように感じる。これはこれで数学という学問のプレゼンス向上に取っては良いことであろう。 その背景には、世の中的に関心が高い人工知能研究も大きな要因になっているのではないかと睨んでいる。現在の人工知能は、数年前の深層学習のブレイクを契機に、非常に熱い視線が一般の人々からも浴びている。その人工知能研究は、今、高度な数学を抜きに語れない領域に至っている。 それが故に、数学ができる人に対するリスペクトが高まっているのではないか。それが故に、様々な数学者の試み、研究が各所で紹介されるようになっているのではないか。そう推測している。 数十年前。数学といえば、仙人のような人が誰にも理解されない問題に黙々と取り組むというイメージであっ…

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喫煙所が次々と潰れていく、本末転倒な施策ではないか?

周囲に匂いが漂う、喫煙者で混雑しているなど、苦情が多い喫煙室。最近特に、そうした声に反応して、喫煙スペース設置者がスペースを撤去する動きが見られる。 非喫煙者の苦情を承り、そうした対応をとっているのであろうが、それによって喫煙者が減るわけではないい。喫煙する場所が減る分、他の喫煙所に皺寄せがいくだけであろう。 例えば、お昼時、限られた喫煙所に喫煙者が集中することになるであろう。明らかに喫煙所の換気能力を超える喫煙者が集まることになる。これの方が問題ではないのではないか。 むしろ、喫煙所の数を増やし、適切な換気能力を備えて行った方が、周囲に匂いが漂うなどの苦情に対しては適切な対応なのではないかと思うのだが…。 今の世の中は、喫煙者に対して非常に厳しい。喫煙者の環境を踏まえず、一方的な対応をしているように思うのである。これが他の話題である場合、このような一方的な対応をしたら大問題になるであろうに。 例えば、子供達が集まり遊ぶ公園について、周辺の住民から叫び声がうるさいとして、公園を撤去するというニュースが最近あった。これは大きな問題として取り上げられた。公園を撤去するという施策が、周辺住民の声により一方的に実施されたからだ。そこに集い遊ぶ子供やその親の意見や考えなどをどれだけ聞いたのか。 このように喫煙以外の話題においては、一方的な対応などは大々的にニュースになるなど、社会的にも問題視される。しかし、喫煙についてはそうは行かない。 公平・公正な議論が重要と…

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ユーザ視点が欠けている?PC関連のちょっとした利用者の不満

端末のコードの位置が気になる。例えば、PCの電源コード。なぜ手前側にあるのか?手前側にあると、キーボードやマウス、そのほかの機器との干渉が発生する。そのあたり、端末を作るメーカ側で使い勝手などをデザインしたのではないのか?使い勝手が悪すぎる。 こうした細やかな使い勝手の良さが蔑ろにされている製品は多くないか?製造側のしかたがない理由があるのかもしれないが、消費者のメリットを考えると、そこを譲っては行けないのではないかと思う。 このようにユーザ視点で考えることができていない商品が多い。ユーザの視点を理解するのは確かに難しいが、ものを作る現場として、プロフェッショナルとしてそこは注力してほしい。 今こうして文章を書いている端末でも、なぜかキーボードから出ているコードの位置が正面手前にある。これディスプレイや他の端末と干渉するのだけど・・・ なかなか、自分にあった商品は少ないな。世の中にはそうしたちょっとした、しかし利用者としては重要なニーズがまだたくさん存在している。 逆に考えると、ビジネスチャンスなのかもしれない。利用者のちょっとした不満を解消するプチ商品でもヒットする可能性があるということだから。

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平日夜の過ごし方で人生が変わるのか

サラリーマンにとっての平日夜は、本当に限られた時間であり、有効活用したいと思っている人は多い。この残業が多い日本において、平日の夜にやりたいことができる時間を捻出できる人は幸せ者なのかもしれない。 一方、多くの人が平日夜の時間を、1日の疲れを癒すという名目のもと、ダラダラと過ごしていると推察される。テレビを見たり、漫画を読んだり、ネットを見ていたり・・・ 平日夜の時間を何か自分自身が作りたいもののために、創作の時間に当てられると大きなメリットがある。 土日の休日だけでは時間が足りない。平日の夜の時間、限られた1時間、2時間かもしれないが、その時間を積み上げると、相応のことを達成することができる。平日は1週間の中に5日もあるのだから。 例えば、論文を読む。土日だけでは集中力が続かず、それほど読めない。でも平日夜も使って、ちょこちょこと手を出していくと、平日だけで数本は読むことができる。こうした積み重ねだ。 1年も経てば、自分の達成した活動実績が結構なものだと気づくであろう。資格の勉強でも、論文執筆でも、語学勉強でも、頻度と時間数を稼ぐためには、平日夜をいかに過ごすかに注力した方が良いであろう。 とにかく、土日の休日だけでは如何ともし難い。物量的に。

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社食という仕組み

社食といっても、多くの人はそれを体験できる環境にないのではないかと思う。社食がある会社って世の中にどれくらいある?多くの人は、自分の所属する会社にそんな施設はない。 しかし、偶然にも、現在、社食を日々使える環境に身を置くことになった。人生で初めての体験である。 社食と聞いて、中学校までの給食をイメージする人も多い。しかし、社会人になって感じたことであるが、意外と便利で楽ちんな仕組みである。昼のランチ時に、社外の飲食店を探して外出するのは結構面倒だし大変。 社食であればすぐにランチにありつけるし、そもそも会社の外に出る必要もない。また、飲食店に入店するだけで行列に並ぶ必要もない。便利だ。 ところで、社食の多くは、腹八分目に設計されているのかしら?社員の健康管理的な視点から、健康的な食事が提供されることが多い。そういった食事の多くは、食べた時は満足感があるが、夕方になるとお腹が減ってくる。実際、分量的に少し少ないものなのかもしれない。 こうして社食で日々ランチを食べる生活に馴染んでくると、自ずと1日の食事の分量が減って来る。食が細くなる。それはそれで良いことなのかもしれない。懐に優しいし…。 まあ、それなりに年齢を重ねると、そもそも食事の量は少なくても良い、となるものであるから。

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どうしてこうハマるのか?Stable Diffusionを使って韓国風美女を生成

現在、世界中で生成系AIに注目が集まっている。文章、画像、音声など様々な対象で人工知能が自動的にコンテンツを生成してくれる世の中になり、様々な人が、どう使うべきかこぞって考えている。 私自身もその1人であろう。言語モデルを扱うのではなく、個人的には画像生成に関心がある。したがって、Stable Diffutionを色々と試している。 そのモチベーションは、単純だ。韓国風美女の画像を生成したいから。多くの人が同じようなモチベーションで画像生成に日々取り組んでいることであろう・・・ その熱の入れようはすごい。個人的にも、飽き性というか、メンドぐさがりのところがあり、ここまで投資して取り組むのは久々である。 例えば、画像生成するにはWebUIを使って、Googleコラボラトリーを使って、計算をするのであるが、現在、Googleコラボ ラトリーを無料利用していると各種制限がかかるとわかるや否や、月額千円程度の有料サービスを始めたり。もっとやりたいとなって、ローカルでの画像生成をすべく、GPUを購入すべく、その値段や対応PCを探し始めるなど、本当に久々に熱中している。 また並行して、YouTubeの画像生成系のコンテンツを見て、作り方を学んだり、また新しい生成系Webサービスを探索したり、情報収集には余念がない。レオナルドAIもここで知った。 こうも熱くなっているが、一方でこれまで生成した韓国風美女の画像は、作っても作ってもすぐに飽きてしまう。作った時は、いいものでき…

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オフィスの新たな課題:座席不足と柔軟な働き方の模索

やはり、5月のゴールデンウィークを超えたあたりから、人出が増えてきています。朝の都内の通勤電車では、8時から9時の間は大勢の人で混雑しています。プラットホームも人でいっぱいです。 在宅勤務が解除され、多くの人が会社に向かっているのでしょう。しかし、コロナ禍の最中に多くの会社で座席数の削減が行われたのではないかと思います。 オフィスには場所代というコストがかかります。場所の広さに応じて毎月賃料が発生するため、在宅勤務者の席を減らし、コストを抑えようという動きが進んだはずです。私ならそう判断します。 しかし、現在は出勤者の数が増えてきています。そのため、オフィスの座席数が不足している可能性が考えられます。皆さんはどのように対応しているのでしょうか? 座席が足りないために再び在宅勤務が推奨されることになるのでしょうか?また、単純に人口減少の影響で労働者数が減っているため、帳尻が合っているのでしょうか。 定年退職による人員の減少や若者の退職も予想されます。そうしたことを見越してオフィスの面積を減らし、出勤を求めても安定した状況を保てるようなシミュレーションが行われているのでしょうか。あまり綿密に考えずにオフィスの面積を縮小した企業が多いのではないかと思います。 オフィスの座席数や働き方に関して、様々な課題が浮かび上がっています。 私たちにできることは、柔軟な働き方を模索し、効果的なコミュニケーションを築くことです。オンラインツールやリモートワーキングの活用、オ…

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生成AIがYouTuberの未来を切り開く!

要約 --- 生成AI(チャットGPT)の話題が急速に広まっており、YouTuberたちも取り上げている。しかし、生成AIの普及により、YouTuberの競争が激化し、面白い企画の重要性が増してくる。これまで努力と量で成果を出してきた人たちは、差別化が難しくなるかもしれない。将来、動画作成が簡単になる一方で、真に面白い企画を継続的に作れる才能が重要になる。YouTuber業界の淘汰が進み、生成AIをネタにするだけでは差別化が難しくなっている現状もある。 --- 今や話題に事欠かない、生成AI。その中でも、チャットGPTの話題はものすごい勢いで広がっている。新聞・雑誌・テレビ・ネットメディアなどで。 YouTubeのようなメディアでも、人気YouTuberがこぞって、このネタで動画をあげまくっている。オープンAIが新たに提供を始めた機能やアプリなどを迅速に取り上げ、解説する。 多くの人が関心を持っている事項であるからこそ、それほど大したことを言っているわけではないが、閲覧数は結構高くなっている。ただし、賞味期限は短いだろうなと。 それを見て思うのであるが、身近なツールであるチャットGPTだからこそ、こうしたYouTuberのネタになるのだろうなと。そして近い将来、多くのYouTuberはチャットGPTで淘汰されていくのだろうなと。逆説的であるが。 今までYouTuberとして人気になるためには、相応の企画力が求められたと思う。しかし、継続的に多くの人に面白…

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知識の迷宮:G検定とDX人材の謎を解け!

G検定なる試験があるらしい。詳しくは知らないが、急にその試験を受けようと考えた友人が、4月末頃、試験2週間前から猛然と勉強を始めた。その姿を畑から眺めながら、どのような試験なのか聞いてみた。 何やらAIとかDXだとか、ディープラーニングだとか、デジタル関連の試験のようである。いくつか問題例を教えてもらったが、ディープラーニング研究の著名研究者の名前を答えさせたり、自動運転のセカンダリータスクについて知識を尋ねたりするものらしい。 それらを聞いて、そりゃ知っていればプラスな知識だけれど、それらの知識を持っていなくてはいけない受験者ってどんな人材なの?と思ってしまった。 それを知っているからこそできる仕事とかあるの?ちょっとしたクイズ王的なノリになっていない?などと斜に眺めてしまった。 そもそも個人的には、●●検定なるものの魅力がわからない。知っていた方が良い知識はあれど、それって調べたらいいじゃん、ネットで。わざわざ正確に覚えておく必要はないしとね。 また最近のトレンドでは、色々な企業でDX人材育成が施策として進められているようであるが、そこでの人材レベルアップのために、この検定の合格を要件としているらしい。 この検定に合格できる知識があれば、DX人材のレベルが上がるのか?なかなか疑問が多い。逆に、こうした検定を通じて知識だけ詰め込んだ人材は、企業のDX推進の邪魔になることもあるのでは?頭でっかちで、行動が伴わなくなるとかね。 いずれにしてもこうした検定…

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