投資に回すお金と貯金として蓄えておくお金の割合は?
日本国民全員が自分のお金を投資に向けていこうというキャンペーンが繰り広げられている・・・ように思える。ただし、全ての自分のお金を株式投資などに振り分けるわけにはいかない。
お金は日々使うもの。日常生活を送るために日々支払いがあるし、何か急にお金が必要になることもあるだろう。例えば、旅行やお祝い事での出費、急な怪我などでの出費、家電など日々の生活に必要な耐久消費財の買い替えなど。
そのような急に必要となるお金については一定程度、普通預金や現金として手元に置いておく必要がある。
逆に、どれくらいのお金を手元に置いておいて、どれくらいを投資に回していくことが最適なのだろうか?投資に回したお金は一定程度使用することができないと考えると、この両者の割合に最適な物があるのだろうか?
金融関連の専門家と言われる人の言説を見ていると、一つの考え方として、3ヶ月分の生活ができるだけのお金は普通預金として取っておくことが望ましいとある。
3ヶ月分とは給与3ヶ月分のことだろうか?支出の3ヶ月分だろうか?細かいところはいいとして、一つの目安にはなるであろう。
そう考えた場合、現在保有している資産の規模は人によって、ライフスタイルや年代によって異なるであろうが、比較的に年齢の高い世代では、意外にかなりの割合のお金を投資するという前提のようにも感じられる。
おそらく7割、8割は投資に回せ、ということになるのではないか?(年齢の高い世代については)
というのも、多くの普通の人…