業後にカフェで時間を潰す人・・・誰かとだべりたいということか

人は誰かと話をしたい。社会的な動物である人間としては当たり前のことなのかもしれない。しかし、業後、皆1日の仕事で疲れている、また会社外でも引き続き仕事をしなくては行けない人が居合わせるカフェで、良くもまああれだけ話せるものだ。 早くおうちに帰って休んだほうが良いのではないのか。休息した方が良いのではないか。老婆心ながらそう思ってしまう。 業後、これだけ元気な人というのは、日中、仕事をしていないのではないか?と疑いたくなる。そんなに余裕があるのか? そういえば、ニュース記事で、新社会人をお客様扱いするホワイト企業の話があったっけ。ホワイトを意識するあまり、新入社員に負荷のある仕事をふらないことから、若者が危機意識を持って辞めてしまうという話。それくらいやわな仕事しかしていないのか? 業後、ゆったりと広い空間で、仕事をしたい。業後ではないじゃないか。という指摘もあろうが、公式的には業後であるが、実体はそうではないんだよね。でもそれをイヤイヤやっているわけではない。厳しい仕事ではあるが、安直な言葉であるが、やりがいはある。 だからこそ、自分の時間を最大限に使いたいのである。そろそろ周囲のお客さんも帰り始めた。業後、ちょっとだけカフェに立ち寄ったというところか。それぐらいならば、カフェに寄らずに帰ったら良いのでは・・・なんて意地悪なことを考えてしまう。

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人は見かけ、1on1程度では、その本心はわからない

今まで対峙したことがないようなタイプだ。面と向かって話をしている時には、全く掴めない。その本当の心理。なんなのだろうか。 これが政治的に動く業界の仕事のやり方なのか。他者に対する悪口を言っては行けないというのも頷ける。どこでどう跳ね返るかわからない。どこに心理的安全性があるんだろうね。 うーん。この環境の中、どうやって対処していくのが良いのか。政治的に動くのは最小限が良いのかもしれない。それよりも、自身の強みを着実に確保し、また安全保障的にしっかりとPRする。下手に手出しできないように。 また、変なところで言いがかりを付けられないように、明確な失点をしないように配慮しなくては行けない。うーん。怖いな。うまいこと、対応するというのは真摯に対応するということかしらね。 自分自身の身を正さないといけないな。どのように振る舞うべきなのか。変に政治的に行動するよりも、正しい行動、あるべき姿の行動をしっかりと行うのが最良なのだろう。一つ一つ積み上げていく感じ。 他者を悪くは言わない。これは肝に銘じておかなくては行けない。自分の身を守る最善の方法。地味だけれども。上に行くこととかはどうでもよくて、まずは周囲に胸を張っていける行動をしていくことが大切なんだろうね。 最後に力になるものは、確固とした実力だと改めて認識した。周囲とのつながりや人脈、関係性もビジネスでは重要であるが、最後には自分の力があることが重要。それがあるからこそ、防衛的な政治力、政治手腕も少しではあるが使え…

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なんなんだろう。数字のためだけのつまらない仕事?そんなものあるのか?

何か認識が違う。数字を稼ぐためだけの仕事などあるのか?確かに世の中にはあるであろうが、今まで自分が見てきた範囲では、そうした仕事はないのでは?この会社では。どうしてそういう判断になるのであろうか? そんな仕事どこで見た?経営層としてそれを判断した具体的な仕事があれば教えて欲しい。架空の仮想的な、妄想的なイメージだけでそれをいっているのであればいただけない。 もう一つの可能性は、明確に重視する仕事があるのであろう。それ以外を取るに足らない仕事と寄せてしまっているのかもしれない。でもその重視する仕事が本当に価値ある仕事なのか?それ以外が価値ない仕事と判断するのは正しいことなのか? この辺りが、考え方の違いなのかもしれない。かなり抽象的な議論だからね。であるならばそこを丁寧に議論し伝えていくべきではないのか。そうでないと皆はわからない。 しかし経営層は、そうした議論に労力をかけない。かけられないほど忙しいのか?しかし部下には説明を求めるのに、自らの意思については、それを丁寧に説明しない、する努力を怠っているように見える。誰もそれを指摘できないからね。 なんなのだろう。本当に、中長期的に見て、正しい、もしくは適切な判断なのだろうか。人間だもの、全て正しい回答を出すことはできない。しかし、少なくとも邪な考えのもとで導き出したものではないことを示す必要はあるのである。 説明責任があるのはむしろ経営層のはずである。なのになぜそれをしないのか。説明を怠っているのに、逆に説明…

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朝の時間を有効に使いたいという思いが強くなる

ある程度年齢を重ねると、朝が早くなる。20代初めなどは、朝、起きるのがつらかった。少しでも長く寝ていたかった。例え、昨晩早く床についたとしても、いくらでも睡眠することができた。 しかし、自然と朝早くなる。普通に起床できるようになる。朝の2時間、頭もクリアに働き、何か新しいこと、自分にとって価値の高いことをやりたい時間となる。 逆にいえば、夕方から夜にかけて、頭の働きか格段と悪くなる年頃ともいえよう。朝の頭の働きが良くなる、のではなく、夕方から夜にかけての働きが自ずと悪くなるといった方が正しいのでは無いかと思う。 貴重な朝の時間に何をするか。多くの人が、ここでつまずいているのではないか。朝少し早くカフェに行って作業をしようとする。周りをみわしてみると、スマホでゲームをしている人、せっかくカフェに来たのに寝ている人、様々。やりたいことを見つけられないとこうなってしまうのかもしれない。 人は案外、時間ができた時に何をするか、考えられない人が多いのではないか。日々、自分のやりたいこと、考えたいことをストックしておかないと、その場ですぐに何か自分自身の取り組むべき問題設定をすぐにできるわけではない。 漫然と日々を過ごしていると、やりたいことも見つからない。今は時間がなくても、時間を見つけてやりたいことをストックしておく、忘れないようにメモしておく。これは案外大切な習慣なのだろうと思う。 その意味でも、色々と日々思ったこと、これは一つ深掘りした方が良いと思ったこと、それ…

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残業時間を規制するという思考停止な施策がなぜまだまかり通るのか

企業の成長は人材の成長にかかっている。多くの企業はそう考えているであろう。いかに働いている人材にその能力を高めてもらうか。自発的に高めていくか。 それが重要なはずなのに、一律に残業時間を規制することが全てといった意見を持つ人がいる。確かに、非人道的な形で残業を強要するのはダメだ。しかし、必要な時に必要な時間固めて仕事をすることは、能力伸長のためには不可欠であろう。 誰だって、その感覚は持っていると思う。なのになぜかそうにはならない。変に一律残業時間規制をかけて、一定以上の仕事をさせない。会社として。 会社としてダブルバインドになっているのではないか?こんなことをしていては、企業としての成長は見込めない。直近はよくても、ジリジリと企業の人材の力は減っていくのが目に見えている。 柔軟な働き方が重要という意見もある。確かにその通り。ただし、現在の柔軟という言葉の理解が、多くの人が楽な方法で働ける・・・という理解になっていると思われる。 時には厳しく働ける、集中的に働けるというのも柔軟な働き方の一部になって然るべきであるが、それは規制される。あくまでも柔軟な働き方はとは、残業時間を減らす方向のものしか想定されていないのではないか。 日本の企業の人事部は、企業の人材の力を減らす方向にしか考えていないのか?企業の成長や存続を考えていないのか?そう思ってしまう。そう、短期的な視点でしか人事部はものを見ていないのかもしれない。直近のホワイトな職場というものを実現する施策しか…

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お金のない若者というステレオタイプ?でも旅行や飲食で結構豪遊していない?

学生はお金がない。奨学金などをもらいつつ、大学へ通学。日々、アルバイトをして生活費や学費を稼ぎ、学校に通う。勉強の時間を取る時間もなく、疲弊していく。しばしば語られる、現在の大学生の苦学生ぶりの様子。 確かに、一部の学生はそうなのかもしれない。でもそれは昔から一定の割合でそうした学生はいた。家庭の事情や、個人の問題などによるところも大きい。 社会の状況が変わってきて、現在、苦学生が多いという話はしばしば聞くが、本当なのかしら。確かに奨学金をもらって大学に行く人の割合が高まっているというが、それでも街中にいる学生の様子とは大きな感覚的ギャップを感じる。 平日からキャリーバックを持って旅行に行く学生、相応に高い飲食店に入り浸る学生、日々喫茶店で勉強という名目で時間を潰す学生、相応にお金が必要な行動を平気で行っている人も多い。 なんだろうこの違和感。むしろお金がある人と、そうでない人の格差が大きく開いたということか?街中で見られるこうした学生は、ほんの一握りのお金に余裕のある人たちということか?それにしても多くはないか? 以前よりも世の中の情報が簡単に手に入るようになった。大学生であっても、行動を起こすことが容易になるし、社会の様子も本当に若いうちから手に入る。そうであるからこそ、学生のうちから、結構な収入を得ている人も多くなっているのではないか。 そうこう考えていると、学費無料とか若者への就学支援とか・・・本当に必要なのだろうか。必要な人が確実にいることは確かで…

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次に来るのはインドなのか、世界の投資と将来の市場

何やらインドへの投資が活発化しそうな予兆である。すでに機関投資家による積極的な投資が始まっているとこみみに挟んだ。 一般的に考えて、中長期的に人口が増加していく市場、また技術人材が一定以上存在する市場などは有望なのではないかと考えられる。 あとは、どのタイミングで火がつき始めるのか。そのタイミングを外さなければ、相応の角度で、市場の成長に乗っかっていけるのではないかと、素人ながら思うところ。 アマゾンなどもインドに大きな投資をして設備を作るそうだ。そのほかのビックテックも右に倣うように投資していく流れになるのであろうか。そうなると、本格的に火がつき始めるのではないかと思われる。 ただ政治的な側面は気になるところ。やはり政治面でせっかく火がつきつつあるところに、水をぶっかけられることはあり得るから。現在のウクライナの話、中国との関係、そのほか様々な要因もあるであろう。 日本だけで投資を考えていてもどうも手詰まりな気がしてならない。現在は、米国との関係で、日本は株高になっているように見える。実際のところどこまで実体として企業が成長せいているか、日本社会が成長しているか実のところは疑わしい。 では、実体として成長している市場に投資していった方が良い、確実なのではないかと思うのだ。確実というのも相対的な問題であるが。 果たして、日本とインド、今後、どちらがより良い投資先となるのだろうかね。

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利用しているコワーキングスペースのコスト削減圧力がすごい

オフィス、自宅以外に、集中して作業や勉強ができる場所を提供する。そんなビジネスとして、街中にコワーキングスペースがあちこちにできている。この動きは、数年以上前からの動きであり、ことコロナ禍を経て、一層、多くの人が利用するようになった場所でもある。 ただし、最近の動きを見ていて思うことがある。やはり、リアルな場所を提供するビジネスである分だけ、一定のコストが発生する。場所代、リアルな場を管理する人の人件費、通信網の確保、備品等の購入等。インターネット上でのビジネスと比べて、高い利益率を叩き出すものではない。 それもあってか、近年、こうしたコワーキングスペースの運営について、コスト削減圧力が高まっている様子が見て取れる。 例えば、人件費。やはりコストの多くは人件費になる。場を管理するスタッフを一定以上確保すると自ずと人件費がかかり、経営に大きな負担となる。だからこそ、無人時間を作ったり、運営者数を減らすなど、少人化の動きが進んでいる。入退室を自動で管理・制御する仕組みを入れたりしてね。。。 また、書籍や新聞など、共有してコワーキングスペース利用者に提供するサービスが縮小傾向である。取っていた新聞をなくしたり、共有している書籍をなくしたり。提供しているフリードリンクを有料にしたりと・・・ こうしてみると、コワーキングスペースは拡大基調ではあるものの、想定よりも利用者数は伸び悩んでいるのかもしれない。確かに利用者数は伸びていると思うが、期待以上に伸びていない、と言った方が…

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人材育成の捉え方の考え方に埋まらない溝

若者を育成する。これが喫緊の課題となっている。ただでさえ労働人口が減っている中で、わずかではあるが入職してくる若者を早期に一人前にすることが求められているのだ。 しかし、人材育成をこれまで怠ってきた組織がある。勘違いしてきた組織もある。とにかく、若者のモチベーション向上することに血道をあげ、本来の目的である正しい仕事への向き合い方、必要な基礎スキル・知識の獲得という重要な基礎を疎かにしてきた組織がある。 そもそも、育てる側に、勘違いや、思い違いが蔓延っており、若者以前に中堅以上の意識改革が必要不可欠となっている。こうした組織は一朝一夕では改革は進まないだろうな。。。そもそも勘違いから脱することができないため、間違えの拡大再生産が止まらないから。 なぜ、若者のモチベーション向上が一丁目一番地に来るのであろうか?不思議である。とにかく、意義やビジョンを考える勉強会をひらきたがり、社外や異業種との意見交換会を好む傾向が、そうした組織には目立つ特徴となっている。 確かに、そうした取り組みは、一見、若者のモチベーションを上げるであろう。ただ、そのモチベーションはどれほど、戦力かに役立つものか疑問がある。基礎スキル・知識がない中で、ふわふわしたい意義やビジョンの意見交換に目を向けさせる。 そもそもの認知力がない若者に、そんな話をしても、間違った前提で、おかしな思い込みを植えつけ植え付けるだけではないのか。もっと地道で地味で、しかし、3年や5年後に確かな力として自分自身に返って…

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旅行を改めて捉え直す

旅行はいいものである。普段の行動範囲を超えて、普通行けない、行かない場所に身を置くことで、新しい気づきや経験を得ることができるのであるから。 時間をかけて移動し、体力を使って普段目にしないものを目にする。そうした経験にこそ変え難い価値があると言われればそうである。 しかし、その一方で、その価値を獲得するために必要となる様々な時間的なロスが気になるのである。それは必要なものなので仕方がない、それを含めて旅行なのでは、という意見があるのは承知している。しかし、旅行に関わる様々な時間的ロスが気になるのだ。 例えば、各種交通機関の待ち時間。乗り継ぎなどの場合は特に、待ち時間が長く発生することもしばしばである。その時間をどうしてもロスと捉えてしまう。例えば、空港で飛行機の乗り換えのために、平気で2時間など待たねばならず、単にぼーっとしている人も多い。それが無駄と感じるのである。 その時間をかき集めると、様々なことができたはずであると考えてしまう。日常の生活の中で実施できなかった作業や、時間を捻出して読みたいと思っていた書籍を読むことなど、普段の活動で積み残してしまっているタスクがたくさんあるからである。 そうしたことは気にならない人も多い。気になる自分が少し異常なのかもしれないが・・・こうした事を解決しつつも、旅行をするには、一層多くの費用と労力も必要なのかもしれない。例えば、乗車中に作業ができる席を確保することや、待ち時間が発生する際に作業出来るデバイスや通信機器を用意す…

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業種が違えば、人の動き方、価値観も違う。非人道的なものも。

最近の企業活動では、ドラスチックな人事、組織の統廃合など、今まででは考えられなかった動きをする。そうなると、今まで全く異なるバックグラウンドを有する人々が同じ枠組みの中で働くことになる。 働くという活動には、価値観やモチベーション、そしてお作法があるものである。とある業界の仕事であれば、それらが脈々と受け継がれているはずである。 しかし、昨今の組織改変、人事変革に伴い、全く異なる価値観、動き方をする人々がやってくることが多くなる。異なる文化や異なる価値観を注ぎ込むことで、閉塞感を打破し、新しい活動に昇華させていく。言葉としては素晴らしいが、その多くは、実態としては、逆のことが起こっているのではないか。 つまり、その業界で必要不可欠な価値観やお作法、それは理由があって、過去からの積み重ねがありできたもの。しかし、それが新しくやってきた全くの異業種の人々により駆逐されてしまっていく。本来必要なものなのにも関わらず、破壊されてしまっていく。 多くの場合、結果はダメな方向に向かうのであろう。全ての試みがうまくいく、成功するほど、世の中は甘くは無い。また、確率的に言ってもそんなことはあり得ない。それでうまくいくことが約束されるほど確度が高いならば、昔から誰かがやってきているはず。 そう考えると、ありえないことが起きているのが現代の企業活動なのである。少しでも他社と差別化し、生き残っていくために始めた、ドラスチックな人事、組織の統廃合。しかし、逆に将来の可能性を潰してしまうこ…

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続 経営層と若者との共犯関係 勘違いの末に今後どうなるのか

昨今、どの会社でも経営層は若者に甘く、しっかりとしたスキル・能力が身についていない、考え方が自分中心で、周囲が見えていない若者にも関わらず、処遇的に優遇している様子を記事にした。 若者はそれを無邪気に自分たちの力がすごい、自分は能力で評価されていると受け取ってしまっていることも述べた。よくよく若者を見ているとさらに、それが当たり前であり、かつさらに様々な権利を主張する要になっていることにも気づいた。 実際のところ、それだけ自分に能力があると思っているのであれば、仕事の最前線に出ていき、自分自身で仕事を作り出す、顧客に付加価値を提供する、そして最終的に収益面でも黒字にしていくべきであろう。 しかし、そうした具体的な仕事の大変な部分、一番大切な部分は見なかったことにして、自分はできると思っている。それは単に先輩社員や周囲の社員にぶら下がっているだけになっている実態があるが、そこは自分の姿として正しく把握できていないようなのだ。 このままで良いのだろうか。今すぐにでも経営層は、その勘違いを払拭すべく、若者に対して一定以上の負荷をかけ、仕事の大変さ難しさを示すべきではないのか。 なぜ、心地よい言葉のみをかけ、若者の勘違いを助長していくことばかりするのか。3年後、5年後、若者が中堅に差し掛かった時に、足腰が弱く、1人で立てない組織になってしまうのではないかとかなりの危機感を覚える。 この流れは変えられない。経営層の身勝手な一時的な都合により、会社の中の重要な若い人材の…

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口がうまい、真っ当な事をわかりやすく説明する新入社員、しかし実は・・・

最近の若者はとても口がうまい。また様々な情報が流通する昨今、それら情報をうまいこと取り込み、真っ当なことをわかりやすく説明する。 一見、とても優秀に見える。いや、ある意味とても優秀なのであろう。逆に、中堅以上の社員では、口下手、思考が少し偏りがちという点が目立つ。 しかし、よくよく考えてみると、一見優秀に見える若者は本当に実行力や実践力があるのだろうかと、ふと考え込んでしまう時がある。真っ当な事をわかりやすく、綺麗に説明して打ち合わせなどではその能力をPRするものの、では具体的なアウトプットが出てくるのか。複雑で難しいビジネス課題を解決するだけの行動力はあるのだろうか。 アウトプットがなんとも乏しい。口での説明が素晴らしいだけに、アウトプットも相応の期待をしてしまうのであるが、いざ行動の結果としてのアウトプットを求めると、なんともチープということがしばしばある。効率重視でそこそこのアプトプットで良いと見切っているのかしら。 一定期間以上一緒に働いていると、その人の信頼感はアウトプットで評価されるものだとおもう。実際のところ一緒に仕事をしていて、安心、信頼のある人とは、最後の最後までその仕事にコミットしてくれるかどうか。ある瞬間だけのうまい説明、綺麗な情報整理は確かに重宝するが、本当にその人の真価が問われるのは困難な状況でどれくらいアウトプットが出せるかであろう。 逆に、中堅以上の社員では、口下手で一見、大丈夫か?という人も多い。時代背景にもよるのだろうが、プレゼン…

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労働者は会社に戻る、出社が再び前提となるが、仕事の方法は変わる

ここ最近、朝の時間帯の電車が人でごった返している。昨年、一昨年の朝の時間帯の風景と比べたら雲泥の差である。多くの企業で、出社を前提とした仕事に戻っているからだと思われる。 しばしば、有名経営者、起業家の発言として、仕事の質はやはりオフィスに集まって仕事する中で生まれる的な発言もあった。一つの真理なのだろう。もちろん、在宅でものすごいパフォーマンスを発揮する職種、人などもいることは確か。 しかし、マクロに見れば、生産性が下がる人が大半なのではないか。労働者的には生産性が落ちたとは絶対言わないものであるが、真実はそうなのではないか。 だからこそ会社へ出社することが前提に戻りつつある。そうはいっても以前と比べたら総量は減っているはず・・・である。にも関わらず朝、電車がこれほど混むのはなぜであろうか。単純に、鉄道会社が電車の本数等を調整し少なくしているからでは?出来るだけ本数を少なくした方が運行コストを減らせるから・・・鉄道会社のコスト削減のせいであろう。 話を戻すが、出社が前提となったとしても、大きく変わったこともある。例えば、顧客先への訪問や出張がほとんどなくなったことであろう。正確には、Web会議での実施に切り替わっている。この流れはあまりゆり戻しはない。 例え、30分以内の移動で客先に行ける場合であっても、そこは訪問する側、迎える側の双方にとって、Web会議の方が合理的である場合、そうなるのは道理。ビジネスシーンでリアルである必要があるケースは実のところそれほどな…

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感覚がおかしい人はすぐに分かる、ちょっとした行動から。

カフェで、子連れの女性がいた。子供と並ぶ形で机に座り、何やら作業をしている。一方の子供の方は、ずっと咳をしているのだ。周囲の他者にとっては、これだけひっきりなしに咳をしているとなると、かなり不安になる。 通常、そこまで咳をしているのであれば、親であるその女性は、その子の体調を心配したり、咳が出ないように色々と対応するのだとおもう。 しかし、その女性。全く無視。むしろ咳が出ようが関係なくその子に接している。いや、その子への接し方というよりは、周囲への配慮がないんだよな・・・そういう感覚がない。 こうしたちょっとしたことであるが、違和感のある振る舞いを感じた時は要注意である。 往々にして、そのような違和感を感じる人は、全ての行動がおかしい。例えば、机の脇に自分の荷物を置いている。しかし、そこは周囲の人が通行する通路の真ん中。多くの人が歩きにくいじゃないか。そこは邪魔にならないように、荷物を脇に寄せるなどするのが普通の感覚だとおもうのだが・・・ その他にも、違和感のあることが次々と出てくる。やはり、1つの行動で違和感があれば、そのほかにも多々、違和感はイモズル式に出てくるものである。 そもそもの認識、社会に対する認知が異なる人なのであろう。言葉で何をいっても問題は解決しない。だって理解できないのだから。 多くの人は、関わっても労力的に無駄であることを知っている。だからこそ、こうした人とは距離を置き、無関心を装う。関わらないように、場を変える。 こうして…

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学術論文を買うことができない大学が増えているという

学術論文は買うものである。一昔前は、多くの論文をまとめた、かなり立派な論文集を大学が購入し図書館にずらりと並べていたものである。研究をしている学生は、図書館の論文が並ぶ棚に足繁く通い、お目当ての論文が掲載されている号を探したものだ。懐かしい。 今は、オープンアクセスとして、インターネット上で誰でも自由に閲覧できるものも多くなってきた。インターネットってすごいな。改めて、昔と比べてみると、その凄さがわかる。自宅にいながら、ただで論文を引っ張って来れるのだから。あの重い、論文集の山の中からお目当ての論文を引っ張り出し、コピーする手間が省けるのだから。 さて、こうした学術論文であるが、購入するものである。多くは。そもそも論文を査読して、編集して品質を確保し、世に出すためには相応の作業が発生する。そうした作業の対価として、やはりお金がかかるのであるから仕方がない。 しかし、その論文集を購入し続けるお金が、世の中の大学にはもはやないらしい。発行される論文集の価格が高くなったという説もあるであろうが、結果として、購入し続けることが難しい状況に大学は追い込まれている。 確かに、日本の国立大学は、その運営費が年々圧縮されているであろうし、若者の大学入学者数は、人口的に減少傾向となるのであるから、お金の面でかなり厳しいのは当然であろう。その中で、論文集を購入する費用を圧縮するために何が出来るかを模索しているようだ。 つまり、各大学で個別に購入するのではなく、複数の大学が手に手をとっ…

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AIグラビアなる写真集について思うこと、被写体の使い分けということか

生成AIを使って、画像が簡単に作れてしまう。今まで、リアルな人間を使って撮影していた写真も、PCさえあればいつでもどこでも生成してしまえる。 アイドルや女優さんなどを選び、日程調整し、具体的な場所で写真を撮る。よくよく考えると、写真を撮るだけでも現場仕事がかなり手間のかかったものとなる。今までこれを当たり前のように行ってきた。 しかし、あたかも生の人間を撮影したような写真が生成AIで作成できるようになれば、そんな手間をかける必要がなくなる。大幅なコスト削減に寄与することであろう。 一方で、集英社が発行したようなAIグラビア写真について、巷からは、綺麗な女性の写真で良いという意見がある一方、物足りない、何かがない・・・という意見もあるようだ。生の人間ではない新しいものなので、なんとなく悔しくでそういっている意見もあろうが、まあ確か何か物足りないのかも。単純に、そう思い込もうとしているのかもしれないが・・・ 自分自身も、stable diffusionで美女画像を大量に生成するが、初めの頃はまさにすごいすごいと興奮して生成していたが、いつの間にかその熱も・・・今では、リアルとはちょっと違うな・・・なんとなく熱が冷めてきてしまった。生成した写真では思い入れも少なくなってしまうのか・・・ 別の視点で言えば、リアルに存在するアイドル、女優を、手間暇かけて撮影するというプロセスがポイントで、撮影された写真集は、そのプロセスを思い返すためのアウトプットなのかもしれない。となれば…

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百貨店の開店10時に合わせて人が続々。なんとも不思議な光景。

どうしてこうも10時前に、このカフェは人が一気に増えるのだろうか。個人的には朝一から、静かな環境の中で作業をしたいと思って選んでいるカフェ。 確かに、朝8時から9時30分までは、ゆったりと、静かな環境の中、思う存分作業をすることができている。ただ、9時30分からが問題なのだ。 なぜか、急速に人が増える。ガヤガヤ、バタバタ、ちょっと落ち着かない人が急に増える。その理由は、このカフェの近くに有名な百貨店があるからであろう。 朝10時の開店に合わせて、近隣からやってきた人たちが、ちょっと開店前より早く来ちゃったから、少しカフェで時間調整を・・・という形で増えているのではないかと思っている。 もちろん、お店側としては、お客さんが来てくれて、コーヒーなどを購入してくれるのであればウェルカムであろう。ただ、店内の雰囲気を重視する顧客からすると、ちょっと嫌だなと思ってしまう。 自己都合といえばそれまでであるが、ただカフェの店内の雰囲気にお金を払っていると考えているため、そこは譲れない。ちょっとアイデアであるが、店内の雰囲気を時間帯別に可視化するアプリなど出してくれはしないのだろうか? この時間帯はこんな雰囲気など、リアルタイムまたは予想などの情報をだしてくれたら、うまいこと利用する時間や場所を考えることができる。カフェ側としても、飲食物のみで付加価値を提供するのではなく、場所の雰囲気に価値を提供することができると思う。 世の中のカフェを利用する多くの人は、場所の雰囲…

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アプリケーションの使い勝手に思う、ユーザ感覚がないアプリ開発をする大手企業

なぜだろう?資本力もあるし、人員も多数抱えるはずの大手企業が、こうも使い勝手の悪いアプリを作るのだろうか? JRのスマートEX。使い勝手が悪い。実際に社員は自分自身で使っているのだろうか。もしくは、多様な利用環境でのUIの検証をしていないのではないか。色々と疑ってしまう。 まず第一に、スマートフォンでの利用を想定した作りになっていない点がある。そもそもアカウント名称が、よくわからない。割り振られた10桁くらいの数字列であること。 少なくとも意味が付与されているわけでもない数字列を覚えられる人はほぼいない。アプリを使おうとするたびに、その覚えにくい数字列を入力しなくてはいけないのは苦痛である。 しばし使っていないとそもそも数字列は忘れてしまう。どきかにメモしておいたはずなのだけど・・・それを見つけること自体が大きな労力となる。もっと覚えやすく、また入力しやすいものに変えるべきである。 第二に、入力ボックスが小さい。またOKボタン等との間隔が狭すぎて、ミスして違うボタンを押してしまうような画面設計はいただけない。 スマートフォンで利用する人の状況を想像してみると、出張時に急な予定変更で予約していた新幹線を変更する、急遽、新幹線を抑えるなど、急ぎのシーンも多いはず。 そうした急ぎの際に、入力ミスを誘引するような画面の設計は苦痛でしかない。この辺り本当に使い込んでいる人が社内に1人でもいたら、そんな作りにはしないのではないかとおもうのだがどうであろうか。 …

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人を評価するとはどんなことなのだろう?評価されるとはどんなことなのだろう?

企業の人事評価の形が変わりつつあるのかもしれない。従来の評価とは形や考え方を変えて、その人の能力や企業への貢献を絶対値評価するという考え方になりつつあるのか。 そもそも絶対値評価ってなんだ?という話もある。 組織の中で、構成員の成績の順番づけを行い、上から高く評価するというやり方は相対評価と言われるらしい。つまり、その組織がどれくらいパフォーマンスを発揮したか、成果を残したか、は別にして、順番の上から高い評価を与えるというもの。 それに対して絶対評価というのは、組織の各個人がどれだけ成果を出したのか、それが組織の目的にどれだけ貢献したのか、それを評価するという物らしい。 それって普通じゃない?とおもうかもしれないが、往々にして企業のこれまでの評価は、相対評価が多いという状況もあるらしい。そりゃ、成果が低調になるわけだ・・・ さて、絶対評価なるものが手放しで良いのかというとそういう訳でもない。そもそもその人のパフォーマンスや組織貢献をどうやって図るのか? 非常に重要だけど、評価されない業務もある。それを誰かがやらなくてはいけないけど、組織的にやって当たり前で日の当たらない業務である。誰かを割り当てなくてはいけないが、誰もやりたがらないもの。 上記のような業務の評価を皆が納得する形で行うことは至難の業で、最後は評価者のエイヤで決まるのであろう。そしてその評価のプロセスなどは非公開のままで。。。 一方、こうした絶対評価となると必ず、分かりやすい、説明し…

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