今この時点で、考えても仕方がないことは考えない、それよりももっと他のことを考える
昨今、休暇取得が求められており、仕事を傍に置きつつ、連続休暇を取得しなければいけないことがある。連続休暇を取るために、さまざまな事前調整をして、休みに入るわけではあるが、そうはいっても、世の中の仕事はいろんなことが起きる。それに対してどのような対応をすべきか、休み中も悶々としてしまう。普通の社会人であれば、そう感じるであろう。
しかし、こうした悶々とした心境は、ある意味で無駄であると割り切るしかない。休み中に何ができるわけもない。休みが終わった後に、対応するしかない。また実際対応するのである。とすると、休み中に悶々として心を悩ませていた事自体は、何の役にも立たないのである。単に一人負担感を持つだけで、その後と対応には全く役立たない。
であるならば、休暇中は仕事のことは切り離し、それ以外のやるべきこと、やりたいことをに集中した方が良い。人間、そう簡単に切り替えられるわけではないが、休暇の初めの一日、二日において、切り替えようとここと構えを整えていると、その後の休み期間中は頭の中から無駄な悶々はなくなるのであろう。
それは不思議なくらいだが、過去の経験上はそのようになる。
人間、いろんなことを悶々と心配することは、本能としても必要だり、社会生活を送る上で必須の能力ではある。しかし、必要な時と、不必要な時、それを実質的な意味を踏まえて切り分ける、それができるかどうかが重要だろうなと、しばしば思う。