米国でAI失業が始まるというニュースがでてきた・・・
生成AIなどが注目を集め、労働が奪われるという危機感は当初からあった。識者の間では、多くの人の仕事が一斉になくなることはない、人間にしかできない仕事にシフトすれば大丈夫という言説が広がっている。
表題のように、少しずつ雇用が減ってくるという事実が出てきたようだ。日本経済新聞社のニュースであるので一定の事実なのであろう。普通に考えて、人力でやっている作業で、特に単純作業なものは、なくなっていくであろう。それは今までもあったこと。
生成AIでそれらを代替えできるのであれば、人から機械への流れは確実に起こるだろう。単純作業に従事していた人は職が一時的になくなる。つまり、他の職業に移動せざるを得ない事態が出てきているということだ。
確かに、シフトは必要だが、働く先は色々とある。ただそれができる人ばかりではないということが問題なのかもしれない。生成AIで代替えされる仕事についていた人が、人間でないとできない仕事に簡単にシフトできるのか?人間でないとできない仕事という表現が曖昧であるが、それは言わば、他者に変えがたいクリエイティブな仕事か、機械よりも人がやった方が安上がりで苦痛を伴うブラックな仕事のどちらかなのではないか。
その意味では、シフトと簡単にいうがなかなかないシフトできない、シフトしたくない仕事しか残されなくなるのではないのか。
世の中に向けて、ざっくばらんに言いにくい内容であるだけに、巷で有識者が言う言説についてより解像度を上げた説明は、難しいが、事実は非常に厳し…