米国でAI失業が始まるというニュースがでてきた・・・

生成AIなどが注目を集め、労働が奪われるという危機感は当初からあった。識者の間では、多くの人の仕事が一斉になくなることはない、人間にしかできない仕事にシフトすれば大丈夫という言説が広がっている。 表題のように、少しずつ雇用が減ってくるという事実が出てきたようだ。日本経済新聞社のニュースであるので一定の事実なのであろう。普通に考えて、人力でやっている作業で、特に単純作業なものは、なくなっていくであろう。それは今までもあったこと。 生成AIでそれらを代替えできるのであれば、人から機械への流れは確実に起こるだろう。単純作業に従事していた人は職が一時的になくなる。つまり、他の職業に移動せざるを得ない事態が出てきているということだ。 確かに、シフトは必要だが、働く先は色々とある。ただそれができる人ばかりではないということが問題なのかもしれない。生成AIで代替えされる仕事についていた人が、人間でないとできない仕事に簡単にシフトできるのか?人間でないとできない仕事という表現が曖昧であるが、それは言わば、他者に変えがたいクリエイティブな仕事か、機械よりも人がやった方が安上がりで苦痛を伴うブラックな仕事のどちらかなのではないか。 その意味では、シフトと簡単にいうがなかなかないシフトできない、シフトしたくない仕事しか残されなくなるのではないのか。 世の中に向けて、ざっくばらんに言いにくい内容であるだけに、巷で有識者が言う言説についてより解像度を上げた説明は、難しいが、事実は非常に厳し…

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iPhone15をなぜこれほど多くの人が欲しがるのか?お金がないと普段からつぶやく若者までも

新作のスマートフォンiPhone15が発売された。多くの人が注目し、購入するためにお店に行っている。世界の中でも日本は特に、iPhoneユーザが多いことで知られている。 そのため人気があることは知っているが、やはりスマートフォンは高い。特にアップル製品だけあってその高さは皆が知るところ。それほど高いスマートフォンであるにもかかわらず、新製品が出るたびに購入したいという人が出てくる。なぜか? お金がない、お金がないと普段からぶつぶついっている若者、新入社員の若者でさえ、新製品が出ると分かると購入するという。あれ?お金がなかったのでは?お金がなくても買いたいと思うだけの魅力がある製品であることはすごいことだ。 一方、そうした購入、購買をしているからこそお金がないのではないか?普段の生活や、資産形成を念頭に置いたお金の使い方になっていないから、自分の趣味などにお金を過剰に投資しているからお金がないのではないか? お金の使い方がちょっと普通ではないのに、お金がない、お金がないと呟き、不満を周囲に漏らす若者の方がちょっと異常ではないのか?と思ってしまった。自分が周囲に提供できる付加価値に相応するものが給与として獲得できるものである。それ以上にお金を消費しているのであるから、それは能力を上げてお金の獲得能力を高める事が必須で、まずは、お金がないとつぶやくのはちょっと能力を高めてからにしてはどうかと思ってしまう。いや、あまりにも不平不満を聞くので意地悪な気分になっているのかも。 …

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ジャストキープバイイング、という言葉で信じて突き進められるか

投資を勧める本、資産形成を進める本、として、ジャストキープバイイングというキーワードを使うものがある。様々な過去の株式投資の市場データを振り返り、株式投資を通じて資産を形成する成功のポイントを導き出した書籍だ。 とにかく、定期的に買い続けて、売らないという考え方に行き着いたものである。株価が落ちたら、逆に一定程度株価が高騰したら、人間というものは買うのをやめてしまったり、逆に株を売ってしまうという行動をしばしばする。 しかしこの書籍では、そんなことは気にせず、定期的に、一途に株を買い続けることが長期的に資産を大きく増やす秘訣だと説く。これと同じような主張の本は、過去にもいくつもある。この手の本をしばしば読んで、毎回そうかもしれないなと理解する。 ではそれで自分自身の行動は変わったのだろうか。ひとまず当面はそれに従ってやってみようと思っている。とにかく、買い続ける。投入できるお金ができた段階で、次々と。 この結果がどうなるかはもっと先の、10年後くらいに出るのだろうか。少なくとも直近の株価の変動はあまり見ないようにしている。全く物理的に見ない訳ではなく、それで感情的に捉えないということ。 今、物価高騰、給与の停滞、人口減少など多くの課題が山積し、目の前の景気はそれほど良くない。直近では株価が落ちるなどの事象も起きたりもしている。一定程度、資金を投じていると、資産的には大きく変動する。それも一時のこととしてスルーする。そんな忍耐が必要なのだろう。 いや、忍耐とい…

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いつから神保町は、休日に人が集まる街になったのか

神保町に休日人が集まる。スポーツ用品を買い漁るため、本を買い漁るためではなく、休日の人と時をカフェなどで過ごすために。 スポーツ用品、書籍の街として知られた神保町であるが、それに比べると大きな印象の違いがある。街も日々変わっていくから、それもありえるのであるが、こうも変わり方が大きいとびっくりする。 休日の昼間、神保町周辺にあるカフェは人でいっぱいだ。そこには若いカップル、それも社会人のカップルが落ち着いて時間を過ごしている。その隣にはやはり社会人の若手と見られる男性たちが、ノートPCや書籍を元に、黙々と勉強している。さらにその隣では、結構なおじさんが、ゆったりと目を閉じてソファで寝入っている。 今までの神保町のイメージとは大きく異なる・・・ 大手町の近くという場所柄からだろうか、少しずつおしゃれなオフィス街、休日も大人の空間を体験できる場所になったのだろうか。外国人も多い。観光というよりは、休日の昼間の過ごし方なのだろうか。欧米の外国人が多い。 まあ、大手町よりも気軽に入れるお店が多いということもあるであろう。大手町のカフェの少なさにはげんなりしているので、神保町あたりまで足を伸ばすのかもしれない。

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世の中は大きく変わりつつあるのか?元々変わっていたのが可視化されるようになったのか?

政府の様々な審議会や会合などで、大きな変化につながる制度変更、制度創出に関わる議論が進んでいる。最近のメディアではこうした事項についての報道が目白押しである。 日本社会で過去に作られてきた制度などの耐久年数を超えてきて、いよいよ待ったなしで変えて行かないとにっちもさっちも行かなくなって来た証拠なのであろうか? いやいや、今までも常に変化はあって、それが世の中一般に可視化されていなかっただけなのか?最近のオープンに物事を進めるという流れに沿って、情報が流通するようになったから、気づくようになったのか? 両方あるのだろうが、いずれにしても、大きな変化がこの社会にもたらされるような兆しである。そもそも人口が減少し、高齢化が進み、産業として縮小しつつある日本、今のような生活水準を少しでも維持するためには変えるべきはけないといけない状況なのだろう。 フリーランスに対する補償を強化するとか、金融特区を作るだとか・・・今まで議論はあったのだろうがここまで注目されていなかったものが出てきている。今の政権の人気回復のための矢継ぎ早のトピックなのかもしれないが、それでもこうした議論が可視化されることで、何か物事は進む気配である。

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テレビドラマ、パリピ孔明はストーリも面白いが、現実のテレビと音楽配信アプリとの連動も面白い

パリピ孔明というドラマは、そのストーリ自体がなかなか面白い。原作は漫画であるが、そのドラマ化されたものが今季のテレビドラマで放送されている。 配役も魅力的だ。孔明は向井理、EIKOに上白石萌音、BBラウンジのオーナに森山未來などなど、見ていて引き込まれる役者が色々と。俳優の魅力とともに、その奇想天外な話の立て付けが人を惹きつける。 それだけではない。ドラマに出てくる音楽が興味深い。主人公のEIKOが作ったドリーマーという音楽や、ライバルであるAZALEAの音楽などが、Spotifyの音楽配信と連動して聴くことができる。 ドラマで紹介された音楽が、すぐに手元の音楽配信アプリで聴けるというのも斬新だ。一曲一曲をCDで販売していた昔とは、プロモーション自体が大きく変わっていることが新鮮であり、革新的であると感じる。 テレビドラマの中で認知を進め、すぐにアプリでユーザの行動に促す。とても素晴らしい連携であろう。一度ファンを掴んでしまえば、ドラマが終了した後でも、音楽配信関連で様々なビジネスに展開もできるのかもしれないと期待される。 テレビの凋落が激しいこの時代、しかしテレビの威力はまだまだであるということを、他のメディアとの連携を通じて実感させる取り組みであると一人感心している。放送と通信の融合と言われて久しいし、何を今さらと言われるが、その融合がうまくフィットしている取り組みはあまりこれまで印象がなかった。 いずれにしてもこうした連動を仕掛けられるかが、今後のメデ…

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国産LLMを開発する動きが乱立気味なのか?

技術開発は国際的なビジネス競争においても重要な取り組みである。特に、一企業ではできない大規模な技術開発は、国が音頭を取り、多数の民間企業を巻き込んで実施するという方法が従来から取られてきた。 ただ、音頭を取る主体が乱立すると、多くの企業が力を集約し・・・という部分が薄まってしまう。多数の同じ趣旨の取り組みが乱立すると、力が分散されるのである。 まさに、現在の日本の国産LLMの開発はそのような様相を呈してきたようにも思われる。例えば、ひと足先に、ただし、世界の潮流からすると周回遅れなのであるが、NICTがLLM開発に着手しているはずである。年内には、日本最大規模のLLMを開発すると豪語している。 それに対して、AISTなどが別の連携体を作って、国内最大規模のLLM開発に乗り出すというニュースが流れてきた。なんと、国内の取り組みが分断される様である。国というレベルですでに分断されているのである。 総務省系と経済産業省系の分化である。そこに文科省も入れると3つに分化しているようにも見える。これはこれで良いのであろうか?国が音頭を取る理由は、一企業で取り組んでいては規模の競争に勝てないから連携しましょうというのが主旨であったのではないのだろうか。それが、国のレベルで2個も3個も・・・ もちろん選択肢が1択というのもリスクがあるから、複数のプロジェクトで進めるという考え方もある。しかし、そうした考えのもとで複数になった訳ではなく、単に利害関係を調整できないから独立で・・・と…

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雨に濡れることを避ける、当たり前のことのように思うが理由はさまざま

怪しい天候であるが、ギリギリ雨は降っていなかった。だからこそ、すぐ近くに行くだけなので傘を持たずに街を歩き出した。傍には、若手の女性が同行。これからお客さんの元に行くのだ。 その際に、最後の20メートルくらいの距離で、バサバサと雨が降り出した。多少のことだし、それくらい濡れても大したことはない。普通はそう感じるのだろうと思っていた。ずぶ濡れになり、服が気持ち悪いということにはなりはしないと。 ただ、傍の女子はそれでも濡れるのを嫌い、早足でビルの中に駆け込む。個人的には、そこまで気にしなくても・・・と思ってしまったが、理由が違ったのだ。 件の女子に、そこまで雨に濡れるのが嫌なの?と聞いたところ、夕方に懇親会がありそのために髪の毛をセットしたばかりとのこと。それが崩れるのが嫌だと。 なるほど。嫌がる理由は人それぞれ。違うのだね。そう説明されると些細なことに対する人々の対応の違いにも、各個人で明確に違う理由があるのだと理解する。当たり前のことだけど、人間はやはり自分の考えや視点で物事を捉える。 表面に出てくるわかりやすい行動の違いは、裏側にそれぞれの思考や好み理由がるんだと。こうしたことを度々思い出すことで、不特定多数の人々の制御の聴かないような行動にも、少し寛容になれるのかもしれないなぁ。

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やけに閲覧数が多いなぁ。。。メルカリで書籍「創造性はどこからやってくるか」を出品する

郡司ペギオ幸夫 氏の新書である「創造性はどこからやってくるか」という本をメルカリで出品した。すると、一気に700超の閲覧数がでた・・・どれだけ関心があるんだ・・・と驚き。 どうやら、ほかに出品している人が少ない模様。ただ、この書籍、内容面であまり一般的なものではないのであるが、多くの人が関心があるということなのかしら。 書籍は、そのタイトルの通り、創造性に関して論じた本である。著者は元々は理工系の学者であり、芸術家ではない。ただ、ひょんなことから現代芸術作品を制作して展示会に出品する過程が描かれている。 理工系の学者らしく、創造性、芸術などを生み出すためのロジックを自分なりに構成し、それに沿って芸術作品を生み出す。その過程でなかなか常人には理解できない表現もあるが、全体を読み通すとなんとなく理解できる芸術創出のための方法論が書かれている。 全ての芸術がその方法論で生み出されるわけではないであろうが、一つの型として考えることは出来るのかもしれない。想像性は外部からやってくる、その外部との繋がりを生み出すために、ある種の矛盾の共立関係を生み出す・・・著者ならではの方法論が展開される。 本書を読み通してみると、やはり理工系の先生なのだなというある種の納得感と、少し狂気の沙汰のようなものが感じられ、珍しくこの手の書籍の中でも楽しめて読了することができた。 確かに難しくて途中で挫折しそうになる部分もあったが、総じて新たな視点や気づきが得られたという点を考えると、個人的…

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面白いという感覚をどのように掴むのか

面白い、この言葉には多様な意味が含まれる。腹を抱えてゲラゲラ笑うような場合にも使うし、感情的に楽しくてしょうがない場合や、思考として新しい発想や今までになし新規制がある場合などに関心するときなど。 この、面白い、の使い方は非常に難しい。面白いことをやりたいといってくる新入社員は多い。でも、面白い仕事ってなんだ?人によってさまざまである。ただ単に世の中が注目するテーマであるというだけの場合もあるし、楽して評価される仕事である場合もある。 人それぞれ面白いというものは違う。違うのだけれども、そのベクトルの方向でいくつかのタイプがあるのではないかと思う。それすら共有するのが難しい。いかにして何が面白いかを他者に伝えるのか、難題であるし、伝えたとしても、それを面白いと思ってもらえるかはわからない。伝えられた側に選択権があるものだから。 逆に、面白いと思うとはどういうことなのか?自分自身の中に眠る何か、根源的なものがあって、それに合致した場合なのか?面白いものと、面白くないものとの違いはなんなのか? それを区別することすら難しい。ただ言えることは、より多くのことを知らないと、面白い面白くない自体を判別できないのではないかということ。 今の若者は、多くのことを知らない。知らない中でどうして、面白いと面白くないを区別できるのであろうか。単に他者が面白いと言っていることを、面白いとラベルを貼っているだけで、本当に面白いという感覚に至っていないのではないか。 何やら禅問答のよ…

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新幹線はこうも早かったのか、あらためて認識すると旅に出る敷居が低くなる

その昔、東京大阪間の新幹線は4時間もかかると認識していた。若い時代の4時間は、苦痛でしかなかった。車両の中で特定の座席に4時間もじっとしていることに、どうしても我慢が出来なかったから。 それがどうか。昨今では、東京大阪間は3時間程度で移動できる。またスマートフォン、タブレット端末など、座席でも時間を使ってやる作業がたくさんできてきて、3時間程度であれば、特段、苦にならなくなってきた。 3時間作業に没頭していると、いつの間にか大阪にきている。ちょとした作業時間を移動時間にへこうさせるだけで、いろんな場所に行ける。 例えば、金沢。その昔は、小松空港まで飛行機で移動して、そのあと高速バスで金沢駅まで行く。これも数時間かかりかなり遠いイメージであった。しかし今はどうか。新幹線で直通で2時間ちょっとで着いてしまう。 これこそちょっとした作業時間中に、金沢まで来てしまうのである。同様に、東北新幹線で仙台まではもっと早い。 このように、移動に対する時間感覚が変わってきたと個人的に思う。国内の移動はあっという間という感覚に変化してきた。その背景には、移動のためのモビリティの進化もあろうし、デジタル機器でどこでも作業できるツールが揃ったこともあるであろう。 いずれにしても、今までのように、その移動時間をかける意義はあるのか?その時間、電車の中でじっとしていることに耐えられるか?という迷いから、旅に出ることをためらってしまった感覚は全くなくなった。 気軽に移動して、その移…

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糠漬けをつけることが習慣になる、日々野菜を漬け込み、取り出し、切り分ける

今年の年初め。新しくオープンした無印良品の店舗を視察に訪れた。その際に発見したのが糠漬けのもと。何気なく、ちょっと前にみた某女優の深夜ドラマで、丁寧な生活のいったんとして糠漬けを食していたことを思い出したのがきっかけだった。 正月早々、糠漬けの糠を無印良品で購入し、自分の糠漬けライフが始まった。振り返ってみればそれから半年いや10ヶ月以上も飽きずに糠漬けをつけ続けている。 こうもハマってしまった要因はなんだろうか?今までこんな手間のかかるものをやれる自信はなかったし、そもそも糠漬け自体にそれほど興味はなかった。 1.糠の状態を保持・維持することが楽しい 一つ目の理由はこれであろう。実際に糠漬けを作ったことがある人はわかるであろうが、調子の良い時の糠の触り心地はとても良い。もちもちした感じ。水分が適度にあり、触っていて心地よいのである。これが野菜などを美味しくつけてくれる。この状態を日々確認しつつ、維持するのが楽しみとなるのだ。 2.純粋に美味しい 日々野菜を摂取するのはとても体に良い事だと知っている.しかし、プライパンで炒めたり、生でサラダにしたり、色々と調理方法はあるだろうが、野菜そのもののおいしさを倍増させてくれる食し方は、糠漬けも引けを取らないと知った.糠漬けをやり始めて、過去数年のうちで、一番野菜を摂取している。単純に美味しいからというのも大きな理由.個人的には、きゅうりをつけた物がとても好み.そのほか、玉ねぎもなかなかいけている. 3.カスタ…

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とあるカフェ、婚活の面談場所に指定されていることが判明

しばしば訪れるカフェがある。カフェといっても、実のところパン屋が運営しているところであり、1Fではパンを販売、2階、3階・・・など、上層階ではカフェを運営している。複数のフロアーに分かれて、少しずつコンセプトを変えたカフェを運営するなど、ちょっと特殊な店だなと思っていた。 その中で、最上階にあるカフェに行ってみた。下層階に複数のカフェがあるので初めて最上階のカフェである。入ってすぐに分かった。何か異様な雰囲気が醸し出されていると。 座席は2名対面形式の配置になっており、各席と席の間は一定以上離れている。環境としては申し分ないが、そこに着座している二人を見てなんと・・・ しっかりとした服装をした男女2名が、趣味や普段の仕事など、初対面の人間が繰り広げるやり取りをしている。そう。ここは婚活の面談場所というか、初めての会話のための場所として使われているのだ。 ひと組くらいであれば、どこのカフェに行ってもたまたまそうした使われ方をしたのだろうということで理解できるが、このカフェでは、半数以上の二人組の客が同じ動きをしている。つまり、この場所はお店公認で婚活の面談場所として使われているのだ。 納得するのは、席と席との間隔。少し広いとは思っていたが、そりゃそうだわな。互いに同じ目的で同じ場所を使っているとわかるので、離れていないとやりにくいだろう。 それにしても、なんともここを使う件の二人組。どの二人組も驚くほど雰囲気が似ている。同じ属性の人たちを相手に婚活サービスを提…

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動画配信で多い、スクワットと男性の力の組み合わせ

◇スクワットというトレーニング方法 スクワットとは、しばしば聞かれる足腰のトレーニング方法である。しゃがみ込み立ち上がりの繰り返しで、太ももなどを鍛える方法である。中学高校の部活動では、どの運動部も実施していたトレーニングである。学生を卒業し、社会人になってから、運動から遠ざかっているとなかなか実施する機会もなかった。 最近、YouTubeなどの動画を見ていると、体を鍛えるカテゴリーの動画で、しばしば、男性の力を維持するために、スクワットが重要という趣旨で、トレーニング方法が紹介されている。 スクワット自身はそれほど難しい動きではなく、誰もが小さな時から一度以上はやり方を誰かから学んでいるはず。あらためて動画を通じて学ばなくてはいけないものではない。 ◇男性の力とスクワットの関係 ただ、配信される動画から知ることができる一つの特徴は、スクワットが男性の力の維持に役立つという点である。本当かどうかわからない情報だけれども…。 中高年になると体の筋力などが至る所で弱ってくるのは確かである。10代、20代の頃のように、特に何もしなくても一定以上の筋力があり、鍛えるという感覚がなくても大きな問題にはならない。しかし40代以上になると、ちょっとでも毎日鍛えた方が良い部分も出てくるであろう。 いわゆる、股下?下腹部?の筋力は、確実に衰える。それを意図的に鍛えないと、確かに持続力やいきんだ時の力強さがなくなる。なるほど。動画ではここを鍛えるべきだという主張だったのだということが…

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今こそ、データのオープン化が必要ではないかと思うのですが…

◇人の動きが活発に 人々がこぞって旅行に行くようになった。今まで旅行を控えてきたこともあり、数年ぶりの国内旅行、海外旅行など、奮発して旅に出る人が多いのではないだろうか。3連休ともなれば、1泊二日でサクッと国内旅行。5連休となれば、2泊3日で海外旅行など。 交通機関の混雑がやばい。乗車率120パーセントとか普通にありえる。それだけ多くの人が移動を始めている。ただし、よくよく観察してみると、混雑しているのは特定の時間帯や特定の日にち、また特定のラインであったりする。その混雑を上手く搔い潜り、比較的楽に移動することもできるのではないかと思わないでもない。 実際に、土曜日から月曜日までの3連休があった場合、土曜日の午前に多くの人が、都内から地方へと新幹線で移動する。このタイミングで新幹線に乗ろうとするとかなり厳しい闘いになる。少しずらして、前日の金曜日の夜に移動しようとすると、実は比較的空いていたりもする。 また、戻りの移動の際にも、日曜日の夜に都内に帰ろうとすると、やはり新幹線などは激混みする。それより1日早く、土曜日の夜ではそれほど混まずに、都内に帰って来れる。 ◇データを見れば、上手く時間をずらせば混雑は回避可能では? そう、多くの人が集中する日時、上り・下りを少しずらすだけで、大きく混雑を避けることができるのだ。これはもっとよく周知されても良いと思うのである。こうした傾向は流動的なので、状況によっては、混雑に直面してしまうこともあるであろう。しかし、傾向的には非常…

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デバイスに対する欲求、新型のアイフォンを欲しがる

もはやスマートフォンはコモディティであると思い込んでいた。実際のところ、機能面で普通に使う分には、どの端末では違いはない。電話はできる、メール送受信やWebページのブラウジング、各種アプリの実行、写真撮影…ごくごく普通の人は、どの端末でも非本機能で満足するはずである。 ただし、デザインや使い勝手の好み以外は、という但し書きがつく。この好みに対して高いお金を支払ってでも、新しいアイフォンを買いたいと思う人が相応にいる。 機能面ではコモディティでも、意匠やデザインにお金を払う、そんな対象にスマートフォンはなったのであろう。 確かに普段から常に身につけているもの。また隙間時間を見つけては、色々と操作する対象。少しでも自分のお気に入り、自分にしっくりするものにしたいという人情はわかる。 ただ、近年のスマートフォンは、結構高い。一人一台高額のな機器を身につける時代。よくよく考えてみれば本当は異常なのかも知れない。中高生からも一人数万円以上する端末を身につけているのだから。 昔を思い出しても、そうそう類似のものはないであろう。中高生が高額な品を身につけて生活する世の中なんで、今まではない。 それにしても、普段からお金がないとぼやき続ける、今の若者。生活を切り詰め、また給料を上げてくれと、常に不満を垂れる。しかし、新型のアイフォンはさらっと買おうかな、と判断する。その感性が、なんとも…

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阪神が優勝した際の街角の反応

#数か月前に記事を書いています。 阪神が久しぶりに優勝した。優勝という言葉の代わりに、アレ、と表現するなど、今年の阪神の話題は豊富である。優勝が決まった瞬間のファンの感動ぶりや、喜びの様子はある意味ですごいなと。大阪の戎橋にはものすごい人が集まるし、それを想定してお店は早めに店じまいをするし…被害が出ないようにね笑。 さて、ここでしばしば思うのだが、スポーツを観戦して、もしくはスポーツの結果を知って、感動して泣く人々、テレビのインタビューや街角を映した中継で大騒ぎする人々の感覚がなんとも理解できない。 確かに、ファンでなくても、優勝したことは良かったと思うし、すごいなとは思う。しかし、泣き出すほど、公衆の面前で大騒ぎするほど、感動するとはどう言うことか? 試合の当事者ではなく、あくまでもファンであり、間接的に応援していると言う位置付けのはずである。そこまでチームに思い入れを持つのがなかなか、普通はできない。 世の中の人々は、プロ野球に対して普段からあんなに思い入れを持って接しているのだろうか。個人的には、野球も好きだし、プロ野球の試合の結果なども、一つのエンタテーメントとして楽しんでいるが・・・ この感性や認知力の違いに愕然とする。そこまで他に思い入れができる人々はある意味ですごいと。ただ、当事者ではない、であるがゆえに、厳しい練習を自分たちでした訳でもないし、物理的にチームを支援してきたわけでもない。もちろん試合に言って、応援をするということはあるだろうが、そ…

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単に好みの問題かも知れないが、即効性の幾田りら、遅効性のmilet

近年は、高性能になったスマートフォンとワイヤレスイヤホン、そして何より簡単に最新の音楽をダウンロードして聴けるSpotifyで、かなり充実した音楽ライフを送っている。 その中で、女性ボーカルの音楽を好んで聴く。 多くの人たちからすると何を言っているんだ…となるかも知れないが、ごくごく個人的な最近のお気に入りをいうと、幾田りらとmiletがお気に入りである。さらにいうと、それぞれ良いなという特徴が異なる。 経緯を言うと、元々、様々な音楽を聞き流している中で、パッと耳に残り、すぐにいいねと好んで聴くようになった、いわば即効性のある曲、もしくは万人に受けるような曲、その声として、幾田りらの声にはまった。YOASOBIである。 ビジュアルも、普通に街中にいるような感じの女性で好感が持て、歌も、声も、すっと誰の耳にもとまる感じだ。だからこそ、聞いた途端にファンになり聞き続けている。アニメの主題歌にもなったidolなどは、耳に残る。 一方のmiletはそれとは様相が異なる。初めて聞いた時は、あの独特な声の質、曲調からとっつきにくいなと。歌も上手いし、聞いていても心地よいのであるが、幾田りらと比べると少し手が伸びない…そんな感じであった。 しかし、miletの曲は、聴く回数が積算されるほどに、どんどんと耳にこびりつき、いつしか真っ先に曲を聴きたくなるものに変質していった。そう曲になる曲なのであり、飽きがない。むしろ何回も聞くほどに味が出てくる曲のように思えるようになった。…

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ミリ波を使って隣の部屋の会話も突けになる技術、これは色々厄介だ

人と人との会話。それはビジネス上の秘匿が必要なものもあるし、ごくパーソナルな会話もあるであろう。後者であれば、プライベートな相談事をしたり、他者が聞くと恥ずかしくなるような男女の話などもあるであろう。 そうした内緒話、また当事者だけでクローズさせたい話などをする場合、閉鎖的な場所で限られた当事者だけで会話することが多い。別室で話しましょう、部屋をとりました、などと言って個室で話をする。そんなシーンも思い浮かぶ。 ところで、最近、ミリ波という電磁波の一種を使うことで、そうした壁を通り越して、人の発する音声を捉え、会話を再現する技術の研究が進んでいるという。 これが実現するとどうなるかというと、別室で内密な話をしようとも、隣の部屋などの壁越しから、その話を聞くことができるのである。密室にしても意味がなくなる技術である。 <ミリ波で実現できてしまうこと、またデメリット> --- ・隣の部屋の話し声が筒抜けになってしまう ・秘密の話ができなくなる ・パーソナルな話も他者に知られてしまう --- 全ての音声をともなうコミュニケーションが筒抜けになりうる技術である。これは大変であろう。男女の話などを、悪趣味的に、常にウォッチする輩も出てくるかも知れない。週刊紙のようなゴシップネタを掴むにはもってこいであろう。 この手の技術が出てくれば、必ず悪用する人が出てくる。プライバシーもあったものではない。でも人間だもの、誰もが使ってみたいと思うかも知れない。ただ、理…

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国際学会のプロシーディングスがいまだに発行されない、運営がダメダメなのだ

ちょうど一年前、とある国際学会に論文を投稿し発表もした。一応の査読もつくものであり、会議終了後速やかにプロシーディングが発行される。そうした国際学会だったはずである。 それが、コロナの影響なのだろうか、ちょうど2年前くらいから、国際学会自体は開催され発表するのであるが、その後のプロシーディングがなかなか発行されない事態が発生しているものがある。 運営元は大丈夫なのか?かなり心配になる…。そして今年も国際学会は無事?に開催されて終了したようである。一年前のプロシーディングが発行されていないにも関わらず…新しい会議は開催するとは、なんと面の皮が厚いことか… これは流石に、研究者の間から、ここやばいよねという噂が立つであろうし、この学会の信用問題に発展するのではないか。この学会もそれを心配したかどうかは知らないが、いまだに発行されないプロシーディングから視線を逸らすために、一年前に論文投稿した研究者に当てて、無料で今年は発表していいよというアナウンスもある…。 当然のことながら、もはや運営に信頼感がないのでその申し出は無視である。それよりもプロシーディングを早く発行してほしい。 もうそろそろというメールでのアナウンスがあってから、すでに数ヶ月。なんともならないな。多くの研究者が、別の国際学会に鞍替えし始めているのではないか。かく云う私も、今年から別の国際学会への投稿、発表へと切り替えた。この学会に求めることは、速やかに過去のプロシーディングを発行すること。 発行さ…

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