歯医者に通い出して、歯磨きに対する認識が変わる

先々月に虫歯で歯医者に駆け込んで以降、毎月1回程度の頻度で歯医者に通っている。継続的な虫歯の治療もあるが、診察のたびに、口内ケアとしての歯磨きなどについて教えて貰えるからだ。 小さな頃、小学生低学年いや小学校入学前だろうか、両親や保育士さんなどから歯磨きを教えてもらった記憶もあるが、改めて大人になってからロジカルに教えてもらうと非常に役に立つと感じる。 そもそも数十年たてば、口内ケアの定説も変わっていくものなのだろう。最新の科学的知見も従来と比べれば格段に進歩しているだろうし、各種の口内ケアツールも進化しているであろうから。 いずれにしても、歯磨きのポイント、またツールとしての糸ようじの使い方など、聞いたことはすぐに日々の歯磨きで実践している。するとどうだろうか、明らかに口の中の様子が違ってくる。 自分の取り組みに対してすぐに反応が見られるのが口内ケアなのかもしれない。歯茎が引き締まってくる実感があるので、もっとやろうという意欲が湧く。良いフィードバックループが働く。 思えば、大人に向けた口内ケア、さらには体のケアについて、ロジカルにわかりやすく背通名を受ける機会はなかなかない。自分の体に関心が高まる30代後半、40代以降などの人に対しては、こうした説明や知識の提供はニーズがあるのかも知れない。 わかりきっているつもりでも実はわかっていない、もしくは最新の技術や研究の結果、新しい考え方もある。自分の体のケアのための個別教授、セミナーなど。あるかな。 …

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代官山駅前が衰退しているというニュース

代官山といえば、おしゃれな街、かっこいいセレクトショップが並ぶ街、若者がこぞって行きたがる街というイメージが醸成されていたと記憶している。 しかし、数年前からその駅前が衰退している、つまり人の集まりがイマイチとなり、各種のお店も撤退を始めているというニュースが合った。確かにそうかもしれない。 その要因としては、電車の直通運転が挙げられている。つまり複数の電鉄会社の電車が接続され、長い長い一本の列車として運行されることだという。 普通の考えでは、遠くは埼玉などから一本の電車に乗れば代官山へ行けるよになることから、人が増えて街は活性化されると思われていたが、逆に色々な場所に一本で行けるようになったことから、代官山以外の街へと人が流れたという見立てらしい。 これはいわゆるストロー効果というものと同じなのか? 例えば、地方で新幹線が開通すると、主要都市と地方都市が繋がるので、地方都市では街が活性化すると思われるが、逆に主要都市へのアクセスが高まることから、地方都市の人も仕事もお店も全て主要都市に流れてしまい、地方都市はさびれていくと言ったもの。 代官山はそれと同じような効果があったということか。確かに数ヶ月前に代官山に行ってみたが、人が少なかったことを記憶している。その時違和感を感じたが、そこにはこうした背景があったのかと納得する。 お店も少なく、人も少なく、閑散としている。おしゃれな街というよりは閑静な住宅街というイメージになっていた。 街は変わる。特…

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集英社オンラインの新書の紹介、がんの消滅 天才石が挑む光免疫療法

ふと、集英社オンラインの新書の紹介ページに目が留まった。ノーベル賞級の発見とされる光免疫療法の誕生の経緯をまとめた新書とのこと。 がん細胞を物理的に消滅させる研究の話である。場所は米国NHIの研究者のお話。日本人の研究者たちの話である。日本の研究者が米国の研究機関でノーベル賞級と言われるほどの成果を挙げた話である。 こうした話を聞くと、日本人の研究者の凄さや、研究にかける熱意、姿の素晴らしさに唸ってしまう。まだまだ研究で面白い成果、素晴らしい成果をあげられるチャンスがある。 ただし、それが日本の研究機関での出来事でないのが残念であるが、その簡易な紹介ページを見ているだけも、心躍る感覚がある。 当初は別目的で多なっていた実験から、何かおかしいという事象に遭遇、それをよくよく見ていくと世紀の大発見につながる。科学技術の大発見にしばしば見られるセレンディピティとでもいう状況。 研究者の端くれ?としてはとてもロマンのある、また研究者冥利に尽きるお話である。是非ともこの新書を手に取って読んでみたいものだ。まだ紹介文を読んだだけでこれほどまで興奮するのだから、本書を見たらかなり心躍るであろう。 今週末は書店にゴーだな。

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