時をかけるな、恋人たち 瑛太と吉岡里帆のあの独特の世界観

ドラマにハマるのは久しぶりだ。地上波をそもそもほとんど見なくなって久しいから、本当にこのドラマにハマったのは珍しいことだ。 時をかけるな、恋人たち は、30分程度の短いドラマ。その中で繰り広げられるSF的な設定と、我々の身近な生活をミックスさせたような世界観。タイムトラベルが存在し、それによって過去や未来に行き来することで、事件が起きる。それを解決していく物語。 このドラマってコメディだよね。そのはず。そもそも瑛太のあのキャラがボケだろう。それに対して吉岡さんが適度に突っ込む。この女優さんはシリアスな映画やドラマもやるが、こうしたコミカルな物語でも、コミカルに振る舞えるのがとてもハマる。 まるでアニメの世界のキャラクターのような仕草や動き。そういう役作りが上手いのか、そもそもそんなキャラクタなのか。いずれにしても、瑛太と吉岡さんの組み合わせはツボにハマる。 加えて言えば、本編のお話が終わった最後に、エンドロール中に流れる事後のお話のシーン、事件が解決した後どのようになったのかを寸劇的に見せるところでの音楽もなかなかにあっている。Chili Beansという人たちが歌う歌。これもうまいことマッチしていて、ドラマを観た後の後味かんをより良いものにしている。 久々にハマるドラマ。今の日本の普通のドラマには飽きてしまった中で見つけた新感覚の番組であった。

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性的同意アプリ キロク というものがWebサービスとして提供開始されるらしい

刑法改正により、不同意性交等罪が新設されたことを受けて、同意の上で成功したことを証明するためのアプリとして開発されたものである。 世の中の性的な問題を踏まえて、法律が改正されたものの、逆に、不同意といつでもみなされてしまうリスクが発生したことから、こうした対応策が出ているものと理解している。 今まで、常識の範囲内で同意したことが互いに守られたというか、大人の対応でそうだったよねと、守られてきたことが、覆される世の中になったということだろう。 あの時は、同意していたけど、振り返って嫌になったから覆す、といったことがしばしば起き始めているということであろう。であれば、証拠をしっかりその場その場で残しておきましょうというのは、契約や監査やその他手続き的な発想ではありうること。 ただ、極々人間的な、性的な状況、雰囲気の中で、ではキロクで証拠を残しましょう、と男女がやるのかしら。雰囲気がまるで台無しじゃんということも言えそうである。 逆に、これが受け入れられて、多くの人がこのアプリを使って、記録を残したとすると、ものすごいセンシティブな情報が蓄積されることになる。例えば、日本人の性交頻度や日時、性交した年齢や属性などの情報が溜まっていき、この手の分野の研究者としてはとても研究素材が揃って嬉しいことだろう。 ただ、ものすごいセンシティブな情報であることから、その情報管理はかなり厳しいものにせざるを得ないのではないか。うーん、これは需要があるのであろうか。試みとしてアプリ…

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アプリの適用とコスト削減に伴い窓口が激減する世界

JRのみどりの窓口が激減しているというニュースが流れている。確かにそうかもしれない。スマートフォンアプリで予約ができるようになり、多くの人がアプリ経由でチケット購入を進めれば、窓口業務の業量は減るだろう。 それに伴い、リソースの配分を変えるという意味でも、窓口を閉鎖する流れは至極合理的のようにも見える。しかしながら別の見方もある。 利用者の立場からすると、サービスの改悪となる。そのニュースで指摘されていたのは、新幹線と在来特急などを組み合わせてチケット購入する場合であるという。 従来のみどりの窓口の場合、それらのチケットを一連の移動として購入出来るため初乗りなどの関係から安く購入できる。相対的に、アプリで購入すると高くなる。高くなる理由は、新幹線と在来特急を別々の移動としてしか購入できないからだという。確かに今のアプリ購入ではそうならざるを得ない。 これをどう見るか。サービス改悪、かつ料金アップを狙った会社の取り組みとしたら、相応に不親切な施策となるのが、みどりの窓口の閉鎖である。 この辺り、収入としてアップした分をどのようにJRは扱うのであろうか。業績アップとでもとらえるのであろうか。単純に料金の値上げと同等であるが、これは消費者からはなかなか受け入れられないであろう。 今後電車のみならず、様々な業種業界でも同様のことが発生しうる時代となっている。アプリによる利便性向上を喧伝しつつも、その裏で人件費削減、料金収入の増加を狙った施策として。 …

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哲学に関する書籍がたくさんでていて、目についた物を読んでいるが、わかる部分とわからない部分が・・・

今の世の中、哲学に注目が集まっているのはなぜだろう?そのワードの響きがかっこいいということなのだろうか。閉塞感のある今の時代に、哲学のような思考の先に時代の出口を求めている人が多いのであろうか。 個人的にも、しばしば書店で哲学の本を手に取り、購入している。定期的に様々な著者の哲学解説の本を読んで見ているが、全てを理解するには当然ながら至らない。5冊、10冊と同じようなトピックでの異なる著者の文章を読むことで、少しづつであるが理解を深めている最中である。 ただ、やはり何を言っているかわからないところが多い。そのため全て理解する必要はないと割り切って、10読んで1だけでも、なるほど、と思うところがあれば良いというスタンスで、読書量を増やそうと考えている。 例えば、構造主義という言葉は、その説明を読んでも今まで全く意味不明、色々著名な過去の偉人の発言を読んできたが、納得感がない、そんなワードであった。しかし、10冊以上様々な物を読んで、やっとイメージが掴めてきた。現代哲学の最前線、仲正昌樹を読んでである。 いずれにしても、とにかくたくさん読んで、少しでも気づきが得られれば良いという形で量を追う戦略で哲学に関する本を消費しようと思っている。ある程度全体感が掴めたら、ここのテーマで詳細な理解をするための読書に移行したいと思っているが、まだまだ先になりそうだ。

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ノートPCの持ち運びが肩こりの原因に?ビジネスパーソンの新たな悩みと解決策

ノートPCを持ち歩くようになった理由 数年前と比べて、仕事中の肩こりが気になるようになった。年齢のせいか、それとも健康上の問題かと心配していたが、よくよく考えると自分の行動が変わったことに気がついた。そう、数年前からノートPCを持ち歩くスタイルに変わったのだ。 コロナ禍を契機に、多くの企業でリモートワークが普及し、モバイル回線と持ち運びを前提としたノートPCの支給が一般的になった。それ以前は、会社の有線ネットワークに接続しないと業務ができず、支給されるPCもデスクに固定されていたため、持ち歩くことはなかった。 そのため、通勤や外出時に持ち運ぶものといえば、A4判ノートや文房具、紙の資料程度で、それほどの重さにはならなかった。しかし、今では仕事環境が変化し、自宅・会社・カフェなど、どこでも仕事ができるようになったことで、常に1kg以上のノートPCを持ち歩く生活が当たり前になった。これが、肩こりの大きな原因となっている。 <仕事用のバッグに入れるアイテムの中で、特に重いものについてのアンケート結果> ・ノートパソコン ←多くのビジネスパーソンが持ち歩く必需品で、特に大きなサイズのものは重くなりがちです。 ・書類やファイル ←重要な書類や資料を持ち運ぶため、これもバッグの中で重さを増す要因となります。 ・書籍や参考資料 ←読書や調査のために持ち歩く書籍も、特に複数冊になると重さが増します。 ・文房具 ←ペン、ノート、付箋などの文房具も、意外と重くなることがあります…

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