休暇取得もままならない、なんなんだろうね

ダブルスタンダードがまかり通っている気がしてならない。時間管理、休暇取得などを強く推奨するにも関わらず、それは仕事をしない人たちを甘やかすだけの施策になっている。実態として。 本来であれば、自分自身の食い扶持を稼ぐ、また能力向上のために、やるべき人がいるのに、それらの人たちは、よくわからない労務管理の考え方のもの過剰に保護されて、やらなくても良いと勘違いしている。むしろ適正ではないと。なんなんだろう。 中堅以上がそれを巻き取っているが、中堅以上の労務管理は誰がするのか。そこの保護誰がするのか。過剰に甘やかされている世代の皺寄せがきているのにそれをカバーするのは中堅以上であり、そこの保護なく、若い世代にやらなくて良いと間違ったメッセージを送っている。 彼らが中堅に差し掛かった時に、大きな問題が出てくるであろう。自分たちが過剰に守られた中で育ったわけで、能力はないし、なぜ自分たちがやらなくてはいけないのかという意識も育たず、さらに下の世代のフォローをするなど、絶対にできないであろう。 中長期的に見て、確実に立ち行かない流れが、日本の企業に今罷り通っている。企業が成長、日本社会が成長することなど望むべくもないことはわかる。本当におかしな流れである。これは日本の教育制度と同じなのかも。こうしたおかしな雰囲気が罷り通り、是正すらできない。 この流れを個人で押し返すことはできないであろう。逆に悪者扱いされる。では、個人として取るべき戦略はなんであろうか。他者の面倒を見るなどは…

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膝周りを温めることが意外と大切であると実感する。風邪気味の時の対応

少し風邪気味、という人もこの時期であれば大量にいるのではないか。完全に風邪ではないが、少しまずいかも・・・そんな予感があるタイミングでは、一つ一つの対応がその後の結果を大きく左右する。 最近感じたのは、些細であるが、膝周りを温めるということが大切であること。 仕事をしている際に、自席や会議室、社外のカフェなど、色々な場所でPC操作をしたり、打ち合わせをしたりと活動するであろう。場所によっては、じんわりと体が冷えるような場所もないわけではない。 そうした時は、しっかりと上着を着て温かい格好で対応するのが良い。ただし見逃しがちなのは膝回りであることに気づく。膝回りが案外ボディブローのように冷えると効いてくるのである。 風邪気味の際には、膝周りに毛布一枚でも被せておくと、大きく体全体の温かさや、快適さが変わってくる。いつの間にか体の不調の予兆もどこかにいってしまう。 この辺り、ズボラな人はそんなこと・・・などと馬鹿にしてしまうかもしれないが、その些細なことで体は回復に向かっていく。この分岐点での対応は大きい。 その後体調不良で数日過ごすのか、ここで原状回復を果たし、通常通り活発に活動できるのかで、生産性はもとより、精神的な充実度も変わってくる。 人間の体は恒常性がある。ただそれを打ち破るほどの体調不良に陥ることもあるが、できるだけ早めに元の状態に戻すような、些細ではあるが大切な対応ができると、恒常性をより堅持できると思うのである。 テイコクフェルマケア…

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客入りは天候に左右されやすいのが飲食店、天候が良くない時に通い続ける客ほど大切にするべき

日によって本当に天気の変化が大きいのが近頃の傾向であろうか。地球温暖化の影響であるとも言われているが、それもよくわからない。本当なのか。ただ言えることはある。天候が変化し、雨の日や、寒い日など、気候があまり良くない時ほど、カフェなどの客商売では客入りが大きく変わってくるということ。 天候が良くない時ほど、一見さん的な顧客は激減する。天気が悪いと商売上がったり、というのは当然のことなのかもしれない。人々の活動が停滞すると外出も減り人出が絞られるのであるから。 他方で、その中でもお店に通い続ける客もいる。雨の日でも、風邪の日でも、大寒波の日でも。そうした客は重要であるというのが今回の話である。 客側になんらかの事情があるにせよ、通い続けてくれる、それだけのインセンティブがある客は大切にしなくてはいけない。見込みのたつ客であり、まさにお客様としてその様子や、思考などをしっかりと把握しておく必要がある。 多少の要望であれば、聞いてあげても良いのではないか。一見さんの雑多な要望などはしれっとスルーしたとしても、こうした常連中の常連については、そこで機嫌を損ねると、その後将来にわたって期待される売り上げが飛んでしまいかねない。 もちろん通い続けてくれる顧客なので、そんな些細なものでインセンティブがなくなるわけではない、という考え方もできるであろう。しかし人とは本当に考え方が移ろいやすいものである。 大事な部分はなんなのか、顧客を選別し、各顧客に適切な対応、サービスをして…

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しばしば日本の研究力に関するニュース記事が流れるが、世の中が一向に変わる気配はない

振り返ってみれば、働き方改革はかなりの勢いで進んだ。その改革が良い方向に向かっているかは別としても、ドラスティックにここ数年間の間に浸透したのは確かであろう。 職場の中ではブラックから一転、ホワイトになった所も多い。逆に、ホワイトすぎて危ない職場、なる意見も出てくるほどに。つまり、ゆるすぎてキャリア安全性が担保できるか、若者などの間で心配されるほどの職場も出てきているのである。 働き方改革は、全ての国民が関係する、非常に大きなテーマである。どの職場でも必ず関係するテーマであるが故に、コロナ禍を経て、また労働力不足を契機に、一気に動き出した感がある。 一方で、大学の研究力の話はどうだろうか。数年前より、いやもっと前からかもしれないが、常に、日本の研究力の地盤低下の話が繰り返されている。つい最近も大手新聞社のニュース記事で特集されていた。 今の日本では、ノーベル賞を受賞するような研究は生まれなくなっているという。それはそうであろう。大学の先生や研究者は研究する時間がないのだから。そもそも研究するためのポジションすら確保がままならない。それでは誰も研究に注力などできるはずはない。 このような主張は、一向に世の中を変える動きにつながっていない。大学の先生方の働き方や、大学の在り方の大きな変革にはつながっていないのである。もちろん大学の変革は毎年のように進められようとしている。しかしその変革は、研究を重視するものというよりは、いかに大学を統治するのかという、管理者側の視点で…

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世間を知らないとはどういったことなのか

今の若い世代は、社会を知らない。そういうと仰々しいが、もう少し砕けた言い方をすると、リアルな世界での活動経験が不足しているように見えることだ。例えば、街中で出会う他者に道を聞くとか、一消費者としてではなくサービス提供者の立場から消費者に接する経験とか。何かと、今までの世代であれば、学生時代などに普通にやってきたことが、普通にやったことがない。 そのため、自分自身の発想がかなり偏っている、一人の消費者視点なのである。もっと言うと自己中心的な発想となりがちなのである。世の中には様々な他者がいる。それら他者の意見は普通、自分とは異なっていて当たり前である。それがなかなわからないらしい。 小さな頃からネットが普及し、それを当たり前のように使ってきた世代。リアルな世界での活動をしなくても、ネット上で様々な情報が得られた世代。出あるが故に、リアルな世界での経験をしなくても、わかったつもりになれる世代。そう言えるのではないだろうか。 ネットで得られる情報は知らないよりは知っていた方が良いのは多くの場合当てはまる。ただそれがすべであると勘違いしてしまうのはマイナスでしかない。それらは一つの意見、見方、シーンであって、自分自身のリアルの世界の状況に当てはめた場合、参考情報にはなれど、ドンピシャで合致したものではない。 リアル世界でのトライアンドエラーで得ていくべき情報も多分にしてあるであろうが、それが重要であることに気づきにくい世代なのかもしれない。コスパ、タイパという言葉が溢れているよ…

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生成AIの盛り上がりが始まって、そろそろ1年、大分認識が二極化してきた

そろそろ1年を迎えようとしている。正確なものではないが、およそ1年くらい前に、Chat GPTなどの生成AIという言葉が盛り上がりはじめた時期ということ。 一年前の当時、生成AIってなに?という状況であったが、その後数ヶ月で、異様なほどの盛り上がりを見せ、現在に至る。現状でも次々と新しいサービスや技術が登場している様子を見ると盛り上がりはその勢いを潜めることはなかった。 ただ、世の中を見ていて思うのは、大分、二極化が進んでいるように見えることだ。まさにブームの真っ只中という人も多い。次々と生まれる新しい技術を使って、今後のキラーアプリを作ろうとしたり、利用者の立場であったとしても、いち早く使いこなして、他者との差別化を狙うものなど。 その一方で、生成AIって何?という状況のまま、一年を過ごしてきている人々もいる。そりゃそうかもしれない。デジタルにあまり親和性の無い人々も普通にいるのだから。彼らからすると、この一年の生成AIの進展などの情報は、全くスルーのはず。あるとき突然、人の仕事を代替えするソリューションが登場したときに、身をもってその凄さを知るのであろう。それはもう少し先の話なのかもしれない。 いずれにしても、この技術が出てきて、世の中がどれくらい変わったのか。まだまだ大変革とはいかないまでも、その変革の兆しは見えてきはじめている。あるとき、人々の生活が一変するのかもしれない。 ただ、人は色々なものに慣れる生き物である。あればあったで新たな活動を始めていく。仕…

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各所で十分な人への投資がなされず、本来的に価値のない作業が蔓延する、なぜ

大学をはじめ、教育現場、企業の現場などで、とにかく人への投資がなく、本来の価値創出の活動を阻害する事務作業というかルール系の業務が多いという指摘があちこちでなされている。 これだけ多くの場で、多様な人が同じようなことに言及しているのであれば、それは真実なのであろう。皆が実感するあるあるの話なのであろう。皆そう思っているのに、なぜかそれが変わらない。問題だと多くの人が認識しているのに、世の中が変わっていかないのは、なぜなのだろうか? 通常、課題認識ができた時点で、後はそれを解消する最適な対応策を考え実行するだけである。しかし、一向に対策が進んでいるようにも思えない。 そう。その課題は皆の課題ではあるが、一部の人の利害に大きく関わるため、対応策が考えられないのではないかと最近思うのである。 無駄な作業や会議などが多く、皆がそれは無くしても良いのでは?となったとき、それがなくなると自分の存在価値がなくなる人が少なからずいる。しかも相応の偉い人で。その人に取ったら、何がなんでも現状通りとしたいはず。 こうした利害対立が対応策の迅速な遂行を阻害しているのであろう。 そうした人々が引退すると話は変わっていくのであろうか。パラダイムシフトという言葉がある。世の中の当たり前が不連続に変わる瞬間があるということ。それは裏を言えば、古い価値観の人々が引退することで起きるものである。 現在の企業経営、組織運営を担う偉い人々は60代、70代くらいだろうか。この辺りの世代が現役…

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政治周辺が慌ただしい、キックバック問題はなぜこのタイミングであったのか

#一か月前の記事 本当に不思議である。政治家周辺が慌ただしくなる中、ことの発端は、過去脈々と続いてきた派閥のキックバック問題だからである。 今のタイミングがなぜなのかである。脈々と続いてきたのであれば、過去、さまざまなタイミングで問題になっても良かったはず。しかし、このタイミングで急に注目され、報道が出てくるのが、政界の不思議なところであろう。 そもそも、この手の問題が問題として明るみに出るのは、内閣のベースの力が弱っていることの証なのではないだろうか。普通の体力があれば、周辺を黙らせるだけの力があって、封印されてきたもの。 しかし支持率が20%台に突入し、世論の評判も常に芳しくないほど、基礎体力が弱っていると様々な病気が顔を出すのであろう。封印が解けてきてしまうのであろうか。 他にも様々な問題が掘り起こされ報道される年ないとなるのであろうか。メディアもメディアでわかっていたであろうに、あたかも今知りました的に報道をする。なんとも不思議な光景が繰り広げられているのが現状なのであろう。

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最近思うのであるが、従来からの著名な作者による小説があまり販売されていない?逆に、新人の著作が多い気がするのは自分…

本屋さんに毎週訪問し、定期観測をするのがルーチンである。新しい新刊本を本屋で見つけたときに、楽しみに、気長に待っていたお気に入りの作家の書籍を見つけたときには、とても嬉しくなる。 しかし、ここ最近、昔からの著者による出版が減っている気もしないではない。いつもであれば、気がつけば出版していて、本屋で出会って即購入するという流れであった。 今は、なかなか出版物を見つけられない。その著者の棚にいってみても、新刊本を出しているようには見受けられない。どうしたのだろう?仕事が行き詰まっているのだろうか?おやすみしているのだろうか? 複数の著者でそうなので、おやすみとかそんなことではない気もしているが。 一方、名前を聞いたことがない新人のような方々の出版物は本当に多い。聞いたことがないな、でも本屋で大々的に売り出されているので、期待の新人なのだろうと思う。ただ、毎回毎回異なる著者の本が大きく紹介されていて、昔ながらのお気に入りの著者の書籍がないことに少し残念な気持ちになる。 出版業界に何か起きているのであろうか?有名な著者が本を執筆・出版することを躊躇させる何かが起きているのか?もしくは昔からの著者には何か不利な何かが起きているのか?今出版社は新人を発掘し、出版することの方に力を入れているのか? そろそろお気に入りの作家の本が読みたいと思う今日この頃である。

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時をかけるな、恋人たち 瑛太と吉岡里帆のあの独特の世界観

ドラマにハマるのは久しぶりだ。地上波をそもそもほとんど見なくなって久しいから、本当にこのドラマにハマったのは珍しいことだ。 時をかけるな、恋人たち は、30分程度の短いドラマ。その中で繰り広げられるSF的な設定と、我々の身近な生活をミックスさせたような世界観。タイムトラベルが存在し、それによって過去や未来に行き来することで、事件が起きる。それを解決していく物語。 このドラマってコメディだよね。そのはず。そもそも瑛太のあのキャラがボケだろう。それに対して吉岡さんが適度に突っ込む。この女優さんはシリアスな映画やドラマもやるが、こうしたコミカルな物語でも、コミカルに振る舞えるのがとてもハマる。 まるでアニメの世界のキャラクターのような仕草や動き。そういう役作りが上手いのか、そもそもそんなキャラクタなのか。いずれにしても、瑛太と吉岡さんの組み合わせはツボにハマる。 加えて言えば、本編のお話が終わった最後に、エンドロール中に流れる事後のお話のシーン、事件が解決した後どのようになったのかを寸劇的に見せるところでの音楽もなかなかにあっている。Chili Beansという人たちが歌う歌。これもうまいことマッチしていて、ドラマを観た後の後味かんをより良いものにしている。 久々にハマるドラマ。今の日本の普通のドラマには飽きてしまった中で見つけた新感覚の番組であった。

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ディズニープラスでムービングなる配信を視聴

韓国ドラマは、ネットフリックスのみならず、ディズニープラスでも幅を聴かせているのか。話題となりつつある、ムービングという韓国ドラマをディスニープラスで視聴し始めた。 ことのきっかけは、ネットフリックスでは配信していないドラマで話題になっているものがあるらしい、という情報による。動画配信サービスでディズニープラスで見られるらしいと。 今やネットフリックスだろうが、ディズニープラスであろうが、動画配信サービスの仕組み自体はどちらでも良いと思っている。問題は配信されるコンテンツ次第なのだ。ネットフリックスに内コンテンツのために、他の配信サービスに期間限定で課金するとは、自分もかなり入れ込んでしまっている気もしないでもない。 振り替えてみれば、ネットの配信サービスにお金を支払うという文化は、ここ数年来の当たり前になってきたものである。10年20年昔を思い返してみると、ネットで課金?動画に?という世界であった。ネットのものは無料で見られるもの、という認識の世界であった。 それがどうか?今はネットで有料配信に多くの人が課金する。お金を払うことを当然のこととして受け入れている。当然のことながら、ネット以外の映像視聴機会が減り、もしくはサービスの質が相対的に低下してきたことで、お金を払ってネットで見た方が便利という状況になってきたものによるのであろう。 いずれにしても、お金を払ってコンテンツを見る。それはそれで良いことのように思えてきている。無料で見られるコンテンツよりも、やはり…

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ブラックフライデーにどれくらいの人が反応しているのか、周囲数メートルは特に変化なし

今年は、何かと11月末に、ブラックフライデーというキーワードがそこかしこから聞こえてきている。年末に向けての消費喚起策であるのは理解しているが、欧米と比べると、日本では盛り上がりにも欠けると聞く。 商品の割引率が高く、購入するとお得ということであるが、そもそも必要性のないものを購入してしまうことは、お得と言っても良いのであろうか。 もちろん、必要性があって、ただ値段も高いので購入できていなかった商品などがあり、ブラックフライデーで安く購入できた、となれば非常にお得な買い物であったといえるであろう。 しかし、このようなケースはどれほどあるのであろうか。それほどまでに、人々は必要性のある買い物をブラックフライデーで行っているのか?多くの場合、割引率が高いからとして、本来はなくても全く生活上で困らない商品を買っているものと思われる。 だって、平常時と比べて2倍の売り上げ!などと公表されることを見ても、そこまで売り上げが変わるのは、ある意味での無駄な買い物が発生したとしか思えない。平常時であれば、その半分の購買物で人々は過ごせていたはずだから。 こうしたセールを見ていて思うのは、いかに無駄というか、強制的な購買がなされているかということ。購入している本人は、強制的に買わされているわけではない!と怒るであろうが、周囲の雰囲気が作られて、あたかも自分の意思で物を買っているように見せられているが、本当のところはうまいこと誘導されているのではないかと思われるのである。 …

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年末に、一年間の人気音楽などを表彰するイベントがあるけど、客観的なファクトで決めるというよりは、色々と大人の事情で…

YOASOBIのアイドルが入っていないということで話題になっている。客観的なファクトとしては、世界中でかなり聞かれた音楽で、人々に大きな影響を与えた曲であることは間違いない。 しかし、年末の音楽を表彰するイベントは、それを取り上げていないことが非難されているが、そのイベントの趣旨や狙いによっては、それはそれで良いのではないかと思われる。 単純に、客観的な事実、つまりどれくらい視聴されたのかというボリュームを横並びにして 表彰するのであれば、別にイベントにする必要もないし、そこまで大々的にやる必要もないのではないかと思うからである。 イベント形式で一年の振り返りや、次の年に向けての音楽業界の方向づけをするためのイベントと考えると、企業やアーティストの狙いというか、意識づけを含めて、事実というよりはこうありたい、こうなって欲しいという要素も含まれても良いと思うのだ。 ただ問題なのは、音楽業界はファンがあって初めて成り立つもの。ファンとの認識の共有に齟齬が出てしまうくらい大きな違いがないように配慮することは、業界側には求められることであろう。 今回の問題は、そのあたりの認識のづれや、イベントの目的や狙いの共有に、少しずつ乖離が出てきたことの表れなのではないかと思うのである。言い換えると、世の中の一般大衆が勝手にそれらのイベントの趣旨や目的を解釈し、主催者側の主旨目的を理解していないということもあったのではないかと思われる。 正しい、消費者への理解醸成というの…

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市販薬ネット販売が全面解禁されるらしい、ビデオ通話での指導で

日本経済新聞のニュース記事を読んでいたところ、市販薬ネット販売が全面解禁される、とのニュースがあった。このネタ、実は数年前にかなり話題になり、経済団体が政府に対して色々と議論を仕掛けていた時期があった。 数年前にもはや達成されたかに思っていたが、実のところ制度やルールは今まで変わっていなかったので。今頃になってやっと変わるということか。 こうした事案を見ていて、世の中のルールや制度はいかに変化が遅いかが実感できる。逆に、世の中はものすごいスピードで変化しているとも言えそうである。 今やビデオ通話は当たり前の世界になった。それで事足りるならば、わざわざ移動して、待ち時間を耐えて・・・などとやっている方が非効率である。 それが市販薬ネット販売としてやっと一歩前進といったところか。この手のことは本当に進歩が遅い。それでかなりの非効率がの世の中に残っている。まあ、それで維持されている雇用もあるから難しいのであるが。 もちろん、薬という人の生命にも直結するものを扱うのであるから慎重になるべきであるのはわかるが、これほどまでに世の中のコストが積み上がり、コスト削減、効率アップしないと社会自体が潰れかねない状況の中では、もっと大胆に進めていただくのが良いのかもしれない。

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性的同意アプリ キロク というものがWebサービスとして提供開始されるらしい

刑法改正により、不同意性交等罪が新設されたことを受けて、同意の上で成功したことを証明するためのアプリとして開発されたものである。 世の中の性的な問題を踏まえて、法律が改正されたものの、逆に、不同意といつでもみなされてしまうリスクが発生したことから、こうした対応策が出ているものと理解している。 今まで、常識の範囲内で同意したことが互いに守られたというか、大人の対応でそうだったよねと、守られてきたことが、覆される世の中になったということだろう。 あの時は、同意していたけど、振り返って嫌になったから覆す、といったことがしばしば起き始めているということであろう。であれば、証拠をしっかりその場その場で残しておきましょうというのは、契約や監査やその他手続き的な発想ではありうること。 ただ、極々人間的な、性的な状況、雰囲気の中で、ではキロクで証拠を残しましょう、と男女がやるのかしら。雰囲気がまるで台無しじゃんということも言えそうである。 逆に、これが受け入れられて、多くの人がこのアプリを使って、記録を残したとすると、ものすごいセンシティブな情報が蓄積されることになる。例えば、日本人の性交頻度や日時、性交した年齢や属性などの情報が溜まっていき、この手の分野の研究者としてはとても研究素材が揃って嬉しいことだろう。 ただ、ものすごいセンシティブな情報であることから、その情報管理はかなり厳しいものにせざるを得ないのではないか。うーん、これは需要があるのであろうか。試みとしてアプリ…

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クレイジークルーズを視聴したが、個人的には久しぶりに宮崎あおいを観た

久しぶりに映像作品に出ている姿を見た。個人的には好きな女優さんである宮崎あおい。久々で早々に大人な女性になっていたなと見た瞬間に思う映像作品であった。 昔のイメージとして、個人的に印象のあるのはちょっと幼いイメージだっただけかもしれないが、今と昔のギャップがあって、少しびっくりした。 ただ映像作品の中で来ていたワンピース、レモンイエローのワンピース姿は実年齢を考えるとちょっとビックリである。ただ、実年齢を知らなければそれはそれで似合っている。女優さんのなせる技なのだろうか。 いずれにしても久々に目にして、少し嬉しいところだが、もうひとつ思っていたこともある。なぜか、その昔、二階堂ふみと宮崎あおいを中々区別できなかった。逆の言い方をすると、似ている人だなと思っていた。 改めて映像で確認して、個人的には似ている節もあるが、やはり別の女優さんだと、なんで同じイメージを持っていたのか?人間の思い込みはやばいな・・・なんて感じてしまう。 いずれにしても、クレイジークルーズは宮崎あおいを観て堪能するのには良い作品であったと感じているが、話そのものについては、可もなく不可もなくといったところであろうか。

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人は知らず知らずのうちの、後ろ向きに物事を考えるようになる

日々の仕事をこなしていると、嫌だな、なんとなく不安など、悶々とする生活に陥ってしまうことがしばしばある。人間だものそんなもんだ、と開き直ってしまうところもあろうが、この考え方は誰にでも起きることであるが、どこかでリセットした方が良いという話。 多くの場合、悶々としてしまうが、改めて目の前の仕事やすべきことなど、タスクを整理して、瞬間的に気持ちを切り替え、バイアスのない目でそれらタスクを見てみよう。 すると、あれほど後ろ向きに見えていた物事も、それほどでもないな、と感じられるものであろう。それらタスクをフラットに整理して、現状を理解すると、何に対して後ろ向き、何に対してモヤモヤしていたのか、単なる不安が不安を呼んでいたことにきずく。 特段、問題もないのに、不当に悶々としている状態は大変もったいない。本来は気を揉む必要がないことにまで、無駄に気を揉むのは本当にもったいない。 だからこそ、定期的にやっていることがある。この無用な心配やモヤモヤをなくするために。それはタスクややるべきことを紙に書き出すこと。そしてそれらについて、瞬間的にフラットに眺めてみること。 それをすることで、自分の状況を整理して見るのである。 これ結構効くものだと思う。人間は、たくさんのやるべきことが会って、それが整理されずに頭の中に溜まっている状況だけで不安がもたげてくるものである。その不安の大半は実のところ不要な不安なのかもしれない。 それらを定期的に整理してなくすだけで、日々の生活…

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いまだに上から目線で、無茶なことを平気でいう中央省庁の役人。なんとかならないものか

このご時世、取引事業者との関係もフェアで適正なものが求められているのに、それを無視する中央省庁の役人がいる。それも若い世代で。彼らは、取引事業者を奴隷のように扱うし、取引事業者には厳格にルールを求めるにもかかわらず、自分たちはルールを無視してやりたい放題に振る舞う。 発注者と受注者の関係という立場を使って、まるで奴隷商人にでもなったかのように事業者に命令する。このシーンを見ると、中央省庁の国家公務員になる人はどうかしている。しかも今のご時世の若者だからタチが悪い。 社会人になって適正なビジネス環境に身を置いたことがない上に、公務員という立場を勘違いして、発注者という立場を勘違いして、他者を踏みつける。人間として感性がおかしいのではないか。 総務とはそういうところなのだろうか。今、国家公務員は劣化していると言われるが、その通りだと思う。かなり劣化しているし、そのような人材はもはや社会人として民間では一歳仕事はできないであろう。 一挙手一投足が周囲の人間にとって不快な存在である。彼らは、国家によって守られている。それが歪んだ感性や言動につながっていると思うと、そもそもフェアではない、不適切ないち公務員を訴える手段があるべきではないかと思うのだ。 組織戦をしてしまうと、国家と戦うことになり、絶対に勝ち目はない。しかし、それを傘にフェアではない行動をするのだから、それを抑制するためにも、個人を取り締まる仕組みが必要だ。どこかに訴える窓口などないのだろうか?総務省とかにはな…

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ChatGPTを使って簡単にアプリが作れる機能は多くの物事を淘汰する

GPTsという機能が巷では話題を独り占めしている。GPTの機能を使ったアプリを簡単に誰でも作り、そして使えるということなので。社内の簡単な資料づくり、分析などは、指示を簡単に書くだけで実行できてしまう。 もちろんどこまで精度高く出来るかは検証が必要であろうが、確認作業のみに徹すれば良いとなれば、工数はかなり削減される可能性も高い。なんだこれ。すごいな。 オフィスワーカーの業務は、すぐには減らないであろうが、確実に数年後には導入が進んでいくのではないか。これが入れられる会社とそうでない会社とで、業務スピード、コストに大きな違いが出てくる。 いまだに人力で複雑なテキスト操作を強いられている会社は厳しいかもしれない。セキュリティ対策という名目で、人に、膨大なテキスト操作を強いる会社のルールなどは変えていかないと厳しいものがあるだろう。 このようなツールが入れられる会社と入れられない会社。そのギャップは大きい。それに気づかなくてもやっていける大手企業の管理部門は、おそらく世の中の流れの二週遅れくらいで気づくことになる。 気付いた際には、現場業務うはもはや手遅れな段階になっているのだろう。顧客からはそっぽをむっかれ、現場人材はその不毛さに辟易し・・・この辺りは、大手企業よりも中堅以下の方がスムーズに移行できるであろう。 なんとも、大手企業が足腰弱くなるのは分かる気がする。何もかもの意思決定が遅いから。その要因は、現場を知らない偉そうな間接部門の人々がルールを牛耳ってい…

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インフルエンザワクチン接種に人だかりができる

某企業グループでは毎年、インフルエンザワクチン接種を無料で人数限定、早い者勝ち形式で行なっているという。毎年のことで、通常はその日に思い立って参加しても普通に接種可能なレベルであったという。 しかし、今年はどうやら異変が起きているようである。とにかく接種を受けたい人が多く、接種枠の獲得に向けて競争が起きているらしい。無料で接種できるとあってニーズが大きいのかもしれないが、そもそも今年のインフルエンザの流行を背景に、多くの人が心配になって接種に走っているであろうか。 一方、個人的には街中の診療所でインフルエンザワクチン接種を受けようと思っている。電話で予約をして接種する運びとなるが、予約の電話を入れた際には、当日予約であったにも関わらず普通に予約できた。 もちろん、来院時間帯は限定されているが、予約希望者が殺到して予約が取れないという状況ではない。なぜだ?有料だと誰も受けたがらないのか?4400円ほどである。 某企業グループの人員がインフルエンザワクチン接種に異様に関心が高いのか?それとも無料というところに反応しやすい人たちの集まりなのか?不思議である。 いずれにしても、個人としては、無事に接種できるようになったので、接種しに行ってこよう。4400円はかかるが、急に体調を崩し苦しい思いをすることを避けることと、急な予定変更などの影響を避けること、この2点を考えると4400円は高くはないという判断である。

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