「時間の使い方」その感覚について、地域や時代に応じた比較ができないか
人によって、時間感覚が異なる。当たり前と言われるとその通りなのであるが、ある人にとっては、短いと感じる一時間も、ある人にとっては地獄のような長さと感じることがある。
例えば、学生時代の一時間の授業時間は本当に長く感じる。チラチラと時計を見て、まだ2分しか経っていない・・・早く授業が終わらないか・・・などと感じた体験はあるのではないだろうか。
一方、映画やテレビなど楽しみしていたコンテンツを視聴していると、一時間や二時間はあっという間に過ぎ去ってしまう。もう少しこうした楽しい時間が続けば・・・そう思った人もいるであろう。
こうした時間感覚は、同じ人であっても状況や環境によって、また自身の興味範囲にもよって違うことであろう。
さて、もう少しマクロにみると、世代間でも時間の感覚は異なると思われる。今の若者はタイパという言葉が示す通り、同じ時間でも様々な作業を押し込み、濃密な時間をこなさないと心配になってしまう。逆に何もやることがない待ち時間などは耐えられないこともあるのかもしれない。
一方、高齢世代の人たちは、時代背景もあるのであろうか、そこまでせっかちではないと言われる。たくさんやらなくてはいけないことがあっても、シングルタスクで、1つ一つタスクをこなして、終わらなければそれはそれで仕方がない・・・となる。それが自分自身でも言い訳になる感覚。
もちろん、世代だけで全てが上記の通り整理できるわけではない。人によって異なるのはごもっとも。ただマクロ的にみると、上記の…