本当に救急車の出動頻度が高まっているようにも思える。街中で熱中症?の人への対応として出動
ここ数日の間に、片手では数えられない程度には、救急車の出動を目撃した。東京の某都市での話である。繁華街であり、コンクリートに囲まれた街であるだけに、確かに熱中症のリスクは高いのかもしれない。
しかしながら、過去数年を振り返っても、こんなに出動しているところを短期間で目撃したことはあっただろうか?いやない。それくらいことしは、異常な暑さということなのだろうか。
他方で、安易に救急車を呼びすぎているという可能性はないのだろうか?ちょっとの不安や危険で、すぐにフルマックスな対応をしてしまう、してしまえる世の中になったから、閾値が下がったのかもしれない。
携帯電話ですぐにでも、救急車を呼べる。また、救急車を呼んで人を救ったという人々の自意識の問題もあろう。良いことをしたという承認欲求を満たす行動でもあるからかも。
いずれにしても、これでは救急体制を維持するにもより多大なコストがかかるようになる。日本の人口は減っているはずであるにもかかわらず、救急のコストが高まっているのはなぜか?高齢化ということはあるのかもしれない。同じ人数でもより多くの医療資源を求める国としての体質になってきているのかもしれない。