広尾駅前カフェで目撃した、非日常のドラマ
東京の街を少し歩くだけで、新しい発見がある。特に、普段行かない場所では「こんな世界があるのか」と目を疑うような光景に出くわすことが多い。そして今回、訪れたのは広尾。言わずと知れた、おしゃれで高級な雰囲気に包まれた街。街角には欧米系の外国人家族が子供たちと並んで歩き、毛並みの良い犬が優雅に散歩する姿が日常だ。この街を歩くだけでも、普通の生活圏からは離れた世界を感じざるを得ない。
そして、ついでに立ち寄ったのが、駅前の上島珈琲店。ここで小一時間ほど過ごしたのだが、そこで目の当たりにしたのは、まるでドラマのワンシーンかのような、個性豊かな人々の集まりだった。思わず観察してしまった光景を、ここで少しシェアしたい。
1. 教育ママの激論
隣のテーブルに座っていた二人の女性。年の頃は40代だろうか。
彼女たちは自分の子供の受験や塾の話を、まるで戦いのように繰り広げていた。自分の息子がどこの塾に通っているのか、娘が次に受験する学校はどれなのか。
互いに自分の子供の優位を誇示しながら、話題が進んでいく。話の中には、そこにいないママ友の子供についての批評も含まれており、「あそこの子は塾にも通っていないのに、あの学校を受けるなんて」と一刀両断。会話の内容は興味を引かないが、話している彼女たちの熱意は凄まじい。
高級感のある携帯用コーヒーセット
上島珈琲店でのカフェタイムを自宅やオフィスでも楽しめる携帯用コーヒーセット。ステンレス製のサーバーや、ドリッパーなどが揃って…