出張に旅行に新幹線利用を革新的に便利にした東海道新幹線「スマートEX」

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 夏休み、多くの人が旅行に遠出にと、新幹線を利用することでしょう。もちろん、普段から日本のサラリーマンは新幹線に乗って出張をしていることでしょう。

 最近、東海道新幹線に革新的なサービスが出てきたと思っています。それはズバリ「スマートEX」です。

 東海道新幹線のネット予約&チケットレス乗車サービスであり、自身が保有するスマートフォンから簡単に、便利に座席予約ができるというすぐれもの。

 その優れた点、残念ながら良くない点を挙げてみましょう。

(1)予約画面が使いやすい


 スマートフォンからの予約を想定したシンプルな画面が素晴らしいと思っています。

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 既存大手企業の様々なアプリと比較しても、シンプルに、いつでも、どこでも予約をするという行為に着目して、ささっと操作可能な画面ですよね。

 昔のアプリにありがちな「何回も画面遷移して、やっと予約しようと思っても、一回間違えるとすべてやり直し」などということはありません。

 そんなに技術的にスゴイ分けではなさそうですが、このユーザエクスペリエンスが良いのです。

 これで新幹線乗り口の発券機に並んでチケット購入をする等という手間も不要になります。また指定席の変更も1回までなら、手元のスマートフォンからできてしまうから、急な予定変更にも対応可能!

 素晴らしい。

(2)スマートフォンで入場できるから、発券チケットの紛失の必要がない


 しばしば、新幹線に乗車中にチケットをなくしてしまい、改札で困ってしまった経験は誰にでもあるでしょう。

 特に、旅行や出張など、慌ただしい中で新幹線に乗ることが多い日本人としては、チケットをどこにいれたの?などワチャワチャしがちなところです。

 しかし、スマートEXは基本的には、スマートフォンのIC機能を活用して、スマートフォンを改札機にかざすだけで、入場・退場が可能です。

 これもものすごく便利。在来線などは、多くの人は日々の通勤・通学で既にICカードだけで入退場しているとおもいますが、新幹線でもこの体験が可能になったのです。






 その一方で、1点だけ、スマートEXの気に入らない点があるのです。次にその点を説明します。

(3)登録者のIDが覚えにくい数字列というのはいただけない



 スマートEXに会員登録する際には、自分のスマートフォンのIC機能のナンバーを登録します。そしてスマートEXの会員IDとして10ケタの数字が付与されます。

 基本的には、この会員IDを使って、マイページ的なものにログインして各種サービスを利用します。

 この会員IDが問題なのです。

 全く覚えられないのですよ。自分の好みで選んだ数字でもないし、10ケタの数字列は人間には覚えにくい…

 毎回、手元に控えた数字列を確認して、入力しなくてはならない…

 こんなに素晴らしいスマートEXなのに、この会員IDだけは残念で仕方がない。何とかならないのでしょうか。少なくとも自分の好きな文字列・数字列を指定できるようにできれば、使い勝手はもっとUPすると思うのですが…