先日の2019年6月6日に融資案件の投資申し込みである「リースバック事業「あんばい」ファンド#1」において、再募集がかかることとなったとお知らせがあった。
どうして再募集なの?なんか案件事態に問題でもあったの?連絡があった時には、一瞬、そう思ってしまいました。
しかし、融資案件の再募集が発生する理由には、ソーシャルレンディングFundsならではの理由がありました。
デポジット口座に残高がなくても投資申込ができる仕組み
というのも、個人的にはなんか面白いね、と思うのですが、ソーシャルレンディングFundsでは、Fundsのデポジット口座に残高がなくても投資申込が行え、後から入金さえすれば投資ができるという仕組みになっているからです。
つまり、融資案件の募集がかかった場合、自分の口座にお金が入っていなくても、まずは応募することができるという仕組みであり、この仕組みが、行き過ぎたクリック競争(募集開始から数秒以内に募集が締め切られる)に一役買っていると思われます。
そんなことから、先日募集のあった「リースバック事業「あんばい」ファンド#1」では、約2,000万円もの再募集が発生することになったようです。
なお、再募集のタイミングは、2019年6月12日(水)0時過ぎ頃とのこと。
ちなみに、再募集の時間が【0時過ぎ】というのも不思議。真夜中ですか…
行き過ぎたクリック競争への対応策を検討するFunds
上記の再募集の連絡とともに、ソーシャルレンディングFundsでは、上記のような行き過ぎたクリック競争への対応策を検討する旨の記述もありました。
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2019年1月にFundsをリリース以降、これまで当社では7社のファンド組成企業様と合計9本のファンド募集を行ってまいりましたが、いずれもご好評をいただき数十秒〜数分で満額の投資申込を受け付ける状態となっています。
現在投資申込方法の改善を検討しているほか、新しいファンド組成企業との提携を進めており、できる限り早くファンド募集開始時の混雑を緩和できるよう務めて参ります。
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上記記述の「現在投資申込方法の改善を検討」とはどのようなものになるのでしょうか?
その一つは、Fundsのデポジット口座に残高の範囲内でしか投資できないようにする、ということもあるでしょう。上記で述べた通り、そのようにすれば、少なくとも再募集ということは発生しないようになります。
再募集をするとなると、Funds自身も手間がかかるうえ、融資実行のタイミングも遅くなり、当初投資した投資家にも不都合が起こりますので、一つの方法として考えられるでしょう。
その他には、融資申し込みを抽選にするというアイデアもありかも。特に、既存の融資残高の多寡に応じて、当選確率が異なるようにすることも考えられます。
既に多額の残高がある人については、当選確率を相対的に低下させる等々。
いずれにしてももうしばらくすれば、ソーシャルレンディングFundsから「投資申込方法の改善」がなされると期待しています。ただし、改善といいながら、実質的な改悪にならないことを祈っています。
この記事へのコメント
通りすがり
個人的には人気のある業者はこの方式にしてほしいです
オーナーズブックやクリアルはクリックに負けて
デポジットで延々資金拘束が起きたりします
未入金対策は応募後に入金しなかった場合は次回の募集時に参加できない
くらいがフェアで良いのではないかと
通りすがり
他の方のサイトにまとめたものがあります
maneoの担当者別で延滞額(期失額)一覧を作成してみました
https://www.sl-gakkou.com/detail/10/542.html