しばしば年収の話がネット上では話題になる。日本人の給与所得者の平均賃金が400万円台である云々。。。高額年収とはいくらから?などと云々。。。その中で、1000万円というのがしばしば、高額年収の一つの基準として掲げられる。
果たして年収1000万円が多いのか少ないのか。微妙なラインなのかもしれないが、平均年収よりも2倍程度多いという意味では、高額と言っても良いのかもしれない。
この1000万円以上をもらっている給与所得者は、その全体の4.9%という調査結果もある。国税庁のデータであるが。この約5%というのは多いのかしら。100人中5人ということであるが、こうして考えると少ない。
ただ、これは給与所得者のうち、という限定がついている。個人事業主や企業経営者など、給与所得者ではない人が含まれていない。そうした人達も含め、日本人の収入がある人全体で見ると、どれくらいの割合なのだろうか?
なんとなく5%よりも多いような気もするがどうなのだろうか?少ないのかな?
一方、額面も重要であるが、その持続性というか、安定性も重要な気もするのである。例え1000万円の年収であっても、毎年確実に1000万円ではなく、年によって波がある人もいるであろう。また、若い時期は1000万円超であっても、ある程度年齢を重ねると、その職業を引退せざるを得なくなり、年収が下がるという事もあるであろう。
その意味で、どれくらいの期間、安定して、????万円稼げているなどと言ったデータがるとそれはそれで役立つであろう。結局、一定の期間の労働を経て、どれくらいの資産を築くことができるのか。1年と言った瞬間風速的な年収だけで議論していても仕方がない面もある。
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