日本の夜の街が変貌中:経済的停滞と店舗の未来

はじめに 最近、夜の繁華街が昔に比べて寂れているという声をよく耳にします。数年間にわたるコロナ禍や働き方の改革が影響を与えていると言われており、実際に繁華街の夜の賑わいが減少しているのではないかと感じる人も多いでしょう。 今回は、この現象がどのような背景から来ているのか、そしてこれからどのような変化が予想されるのかについて考察してみたいと思います。 気づき コロナ禍が始まる前は、夜の繁華街での宴会や飲み会が日常的な光景でしたが、現在ではそのような習慣が減少しているように感じます。 個人的には飲み会をしなくなっただけかと思っていましたが、どうやら多くの人々も同様の傾向にあるようです。平日、仕事が終わった後に飲み屋に直行する姿も減ってきており、繁華街の飲食店は経済的に厳しい状況に直面していると報告されています。 考察 この変化にはいくつかの要因が考えられます。 まず、コロナ禍によって夜の外出が控えられ、飲み会や宴会の頻度が減少しました。加えて、働き方の改革が進み、仕事の終わりに飲みに行く習慣自体が変わってきたのかもしれません。これにより、多くの小さな飲食店が経済的に苦しむ状況に陥り、淘汰される可能性が高いと考えられます。 また、繁華街の飲食店が経済的に厳しくなっている背景には、店舗の数が多すぎることや、需要と供給のバランスが崩れていることも関係しているでしょう。今後は、一定の質が保たれた店舗のみが生き残り、店舗の多様性が失われる可能性があります。 …

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肉野菜炒め専門店『ベジ郎』に行ってみた!野菜がおいしい&ボリューム満点の魅力を徹底解説!

1. はじめに:肉野菜炒め専門店が人気の理由 最近、「肉野菜炒め専門店」に注目が集まっています。健康志向と食べ応えを両立した外食先として、幅広い世代に支持されているんです。 そんな中、私が訪れたのは、噂の「肉野菜炒め ベジ郎」。ボリュームたっぷりの肉とシャキシャキの野菜を一緒に楽しめる専門店として、すでに多くのファンがいるお店です。今回は、その魅力を実際に体験した感想をお伝えします! 2. ベジ郎の雰囲気とこだわり 池袋にあるベジ郎の店内は、カウンター席のみのシンプルなデザインで、気軽に一人でも立ち寄れる雰囲気です。いかついお兄さんがカウンター越しに配膳してくれますが、その仕事ぶりは丁寧そのもの。 また、勝手に受け止めているお店のコンセプトとしては「肉と野菜をバランスよくたっぷり食べられるお店」です。忙しい毎日の中で、不足しがちな野菜を十二分に補給しながら、お肉も食べられる食事ができるのが特徴です。 特に、野菜を強い火力で一気に炒めているので、素材の旨味を引き出しているのがベジ郎の強みだと考えています。 3. 人気メニューを実食!私が選んだ「野菜炒め 醤油」 今回私が注文したのは、ベジ郎の定番メニューである「野菜炒め 醤油」。この一皿は、シャキシャキのもやし、キャベツが、これでもか!!というくらいお皿にのっている。 背油ものっていて、一度食べたら忘れられない味です。醤油味に背油が程よく野菜に絡み、食欲をそそる。セットのごはんに野菜炒めをバウンドさせて食…

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お昼の歯磨きは環境が整っているかにもよる

歯磨きを毎日3食後に実施することが習慣になっていた。ある程度歳をとってくると、歯茎の衰えもある。日々、ブラッシングする中で鍛えつつ、健康な口内を作っていくことも必要だ。 そのため、毎食後の歯磨きは意識して取り組んでいた。ただ、職場が少し変わったことで、その取り組みも少し危うくなってしまった。なぜかというと、歯磨きをする意思や道具の問題ではなく、歯磨きをする場所がなかなかないという実態があるからだ。 トイレはどこにでもあるのだからできるのでは?という疑問もあろう。確かにトイレはある。しかしトイレによっては、歯を磨くのが気が引けるような作りのトイレもある。気が引けるというか、ここで歯磨きしたくない・・・という環境。 別に不衛生ではない。衛生的なトイレである。ただ、そこでの居心地のよくなさがあるので、可能な限り短時間で済ませたい。そんなトイレである。 歯を磨くためには、相応の時間の確保が必要だ。しっかりと上下左右すべての方向から歯を磨く。特に奥歯のあたりは、意識して磨き込まないとなかなか汚れは取れないし、歯茎の鍛錬にもならない。 その歯磨きに集中するには、歯磨きをする場の問題が大きいことを最近感じたのである。歯磨きのためにも、まずは場所の確保から始めないとダメだな。

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池袋のチェック、洋食店なのだけど閉店してしまったのを後で知って残念がる

池袋にその店はあった。過去、数回しか訪れることはできなかったが、多くのお客で賑わう老舗の洋食店であった。個人的にはオムライスが大好きであった。狭い店内に所狭しと客がひしめく中、目の前に出されたオムレツをガシガシ食するのが楽しみであった。 自分が知らなかっただけなのかもしれないが、このタイミングで閉店。そして閉店してしまった後にその事実を知ることとなった。 あー、まだ営業している間にもう数回は行ってみたかった。まだ食べていないメニューもたくさんあったのに。しかし、こうした老舗のお店であるからこそ、継続していくのは難しいのかもしれない。 お店を切り盛りしていた店主やおばちゃんの高齢化もあるだろう。また飲食店ならではの原材料費の高騰での経営難などもあったのかもしれない。今や、日本中のこうした老舗の閉店が進んでいくのだろうと危惧してしまう。 今時のチェーン店などでの食事もまあ悪くはないが、やはりその土地土地での個人営業のお店で、味のある、雰囲気のあるお店で食事することも大きな魅力だ。そうしたお店がなくなっていくのは残念である。 ただイチ消費者ではわからない経営の難しさなどもあるのだから、あまりそれをいっても仕方がない。 食品サンプル屋 食品サンプル ステーキセット【洋食】

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焼肉kintan、夏の土日のランチ焼肉、若い人で繁盛する

土日の休日に、多くの若者が焼肉ランチで楽しそうな時間を過ごしている。そこそこの値段がするが、かといって、若い人では払えないほどではない。そんなコスト間のお店であるが、店の雰囲気はすこぶる落ち着いている。 イキリなりコストの話をして、風情がない書き出しになってしまったが、若者のがそこそこのいい雰囲気のお店で、会話しながら食事を楽しめる現在は、コロナ禍を経て一定の良い状況になったのかもしれないと、このシーンだけを見ると思ってしまう。 世の中、物価高に始まり、給料が実質目減りするなどの経済状況下でも、人によってはこうも充実した時間を過ごせるのだろうなと。休みの日のランチの時間。落ち着いた中で、おしゃれな若いお客で賑わう感じは、なんとも楽しく感じるのである。 チープなお店ではない。雰囲気も上品、集う人たちもおしゃれ。 こんな感じの人々は、世の中の中では限られた人なのだろうか。多分そうなのだろうとおも思う。各種統計データを見ても、生活がギリギリという人も大半であろう。 そうすると、まさにこのお店で目にした人たちは、恵まれている人たちなのだろうか。自らの稼ぎで十二分な余暇が過ごせる限られた人たち?いや、自分たちの稼ぎではないのかもしれない。学生っぽい人もいたしなぁ・・・ 別に、高級なお店に通うことが全てではない。安くてもうまい、味があるお店の雰囲気、そんなお店も数あり、そこでの食事体験も有意義なものである。 しかしながらやはり、世の中の格差が広がり始めているのは事…

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晩酌の流儀?的な深夜テレビドラマ、うーん女性版の孤独のグルメに似たもの、でも栗山千明は美しい

なんだろうか。単に自宅での自炊、晩酌の様子がテレビドラマで受けるとは。なんとも不思議な世の中になったものだ。今までも、街中にある飲食店に入り、食事をするおじさんを見続けるドラマもヒットしたが、これ自宅での晩酌をする姿でもドラマとして成立するのだとびっくり。 しかし、よくよく考えれば、人間としての必要不可欠な行動をただ黙々と見るだけでも、多くの関心を寄せるというのは少し感慨深いものがあるのも確か。人が何かを食べる、のむという行為は、それだけ重要ということなのかもしれない。人間の根源的な欲求として。 それ以外にも、やはり栗山千明だからというのもあるのかもしれない。久しぶりにテレビドラマで見た。ちょっと前までは、20代前半くらいで尖っていた美人、と言ったイメージであったが、このドラマでは30代前半の美しくもあり、また生活感も少し漂わせる、親しみのある美人という感じ。 一瞬、この美人誰だっけ?どこかで見たことあるけど、うーん。と思ってしまった。栗山千明。美人は食事をしている様子だけでも絵になるのだなと思う次第。これ逆も成り立つと思ってしまった。美男子が黙々と食事をする姿はやはり絵になるのだろうな。 改めて、やはり人間が食事をする姿様子というのは、根源的に人を惹きつけるものがあるのかもしれない。それをこう言った自宅での晩酌というシーンで切り取り、ドラマ化したところに今の時代を反映しているように思うのである。 サンアート おもしろ食器 「アルコール摂取適量 ジョッキ」ガラ…

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会社の勤務外のイベントや飲み会的なものへの態度が変わる若者

数年前まで、かなり嫌われていたはずである。あり得ない、給料は出るのですか、などなど苦情の嵐であった、会社の勤務外のイベントや飲み会の話である。 業後の時間に、わざわざ会社の人たちと一緒に体験を積み重ねる。仕事ではない、楽しみの時間として。確かに、社員の一体感醸成には役立つかもしれない。特に部署が違って、仕事上の接点はがない人とのつながりなど。 こうした取り組みに対して、ちょっと前までの若者世代は拒否感を示してきたはずである。わざわざ会社の人と、プライベートの時間まで一緒にいたくないと。そんな時間があるなら、会社外の人たちと時間を過ごしたいと。 確かにそれも一理ある。だからこそ、日本企業の多くは、勤務外イベントや飲み会を縮小させ、今やあまり残っていない。そうなったはずである。 しかし、復活しつつあるようである。その原動力は、コロナ後の入社社員による熱い要望とのこと。若者世代に何が起こったのか?それが不思議でしょうがない。経営層も会社の一体感醸成が至上命題的なところがあるから、どんどん進める。 思うに、コロナ後の入社世代は、それ以前の世代よりも心配なのだろう。会社の仕事をしていても、自分がやっていけるか、仕事の成果で評価されるのも自信がないから、誰か周囲に知り合いをつくて互いにサポートし合える仲間が欲しいのだろう。 また、そもそも社外に知り合いが少ないのではないかと思われる。コロナ禍であったため、色々な繋がりを作る機会を逸したまま、社会人になってしまった。一昔前…

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承認欲求が高いということなのか?でもいつもいつもOK出すほど世の中は甘くはない

今の若者は、ことあるごとにコミュニケーションが取れない、話ができない、ランチ会や飲み会などでもっと人と関わりたいという。それは何がそうさせるのだろう?コミュニケーションを取りたいならば、職場で個別に声をかけたら良いし、別に業後のお誘いをしても良い。それをしたら良いのに、機会がないという。 機会は作るものではないか。 そう思うのであるが、お膳立てされた場がないとご不満のようなのだ。自分でアクションを起こしたらと進めてみても、一向に進まないのだから。 さらに、コミュニケーションの場がないというので、きっかけとてランチ会を開いてあげても、実のところ参加はしないのである。あれ?参加したいから開いて欲しいといっていたのではなっかったか?実のところは、ゲストとしてお呼ばれされないと参加できないようなのだ。会があるのだから、自ら参加の意思を示して参加したら良いのに・・・ 自分で会を主催はできないし、会に行こうにも主催者からお呼ばれされないと参加できないという、これではコミュニケーション取れないわけだ・・・ 結局のところ、誰かに承認されることが確約された中で、誰かと話がしたいということに尽きる。そして話をすることは実のところはどうでもよくて、承認されたいということなのだろうと思ったのである。 話をする機会などいくらでも自身の周囲を見渡せばあるし、作れる。しかしそこには参加しない。なぜならば、そこに行っても自分が欲しい承認が得られないから。承認とは、下世話な話を言えば、自分を…

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料理動画を見れば見るほど、料理とは手間暇がかかり、コスパが悪いように思うのはなぜ

料理動画が溢れている。街中にある名店と言われるお店の裏側。どのように料理の仕込みをして、調理をして、配膳して、そしてお金をもらうのか。一連の飲食店の様子を知ることができる。 一人の客として飲食店を訪れるだけでは見えてこない、店舗運営の様子を裏側から見ることができて、とても面白い。ただ、見れば見るほど、その手間暇のかかり具合が本当にペイするものなのか、疑問に思うのである。 これほど手間暇をかけているのであれば、そしてその手間暇が明確な味の違いを生んでいるのであれば、販売価格に大きな違いをつけないとやってられないのではないかと率直に思う。 つまり、今の飲食店の価格帯の多くは、安すぎるのではないかと思うのである。これくらい手間暇がかかることをして、なんでこの価格で料理を食べることができるのかと・・・ 世界の中で、食にかかるコストが安いのが日本なのかもしれない。これだけ手間暇をかけて美味しい料理を作って、安く提供する。凄い国だ。ただ見方を変えれば、飲食店はジリ貧なのかもしれない。ただそれに気づいていないだけ。 価格をもっと高くしても良いのかもしれない。確かに、価格を上げればお客は他店に流れてしまうかもしれないが、ジリ貧では継続的に運営することもままならない。これほど飲食店が数多くある国も珍しく、店舗の淘汰が進むのだろう。 値付けがおかしいのではないかと思ってしまう。おいしくてそこそこの値段がもらえる飲食店がグローバルなのかもしれない。そのような値付けになっていかない…

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テナントにお店が入居していない新しいビルができる、大丈夫か?

コロナ前に計画が立てられ、もそもその事情から遅れに遅れていた新しいビルがオープンした。商業施設であり、様々なお店がテナントとして入ることが期待されたビルである。駅直結であり、周辺に暮らす人にとっては立地は最高の場所である。 しかし、そのオープン記念のイベントをのぞいてきたが、各フロアーのテナントが軒並み空いている様子がありありとわかる。オープン初日にもかかわらず、閑散としたフロアー。この光景を見て大丈夫か?と心配になった人は多いのではないか。 昨今、コロナもその影響が小さくなってきた中で、観光客や移動者が増えてきた。人の流れが多くなることで商業施設も活況になるかと思われるがそうでもないのか。 これから出店して商いをするとなると、二の足を踏むのであろうか。コロナ禍の中で抱えた金銭的負担が重荷になっているのか。それともコロナ禍を経て、人々の消費行動が変わり店舗ベースでは稼ぎにくくなってきているという認識が高まってきた結果なのか。 いずれにしても、リアル店舗の出店がなく心細い船出となっている。これはどの地域でも同じなのであろうか。 そもそも人口減少が想定される日本社会で、これ以上に店舗を作っていくことにそろそろ期待が持てなくなって来ている、収支として見た場合、見合わないと考える事業者が多くなってきているのかもしれない。無店舗でできる事業を従事しているのかもしれない。

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いわば、補講という考え方が企業にも浸透するのだろうか

少し前に、大学教育の現場において、入学した新一年生に向けて、高校の勉強の補講をするというニュースが巡った時期があった。大学間で入学志願者の獲得競争の結果、入学試験の科目制限を行い、受験しやすくしたことから、大学での勉強に必要な基礎的な知識すら問わず、入学を認めるケースが増えたからだ。 大学自体の自業自得ということも言えるかもしれないが、それは巡り巡って、入学した大学生本人も、実は負債を負ったことになると思われる。本来学ぶべき時に学んでおくべき基礎的な事を置き去りに、相応の大学に進学してしまったのだから、マイナスからのスタートである。借金と同じである。 これと同じことが今、企業でも起きているように思う。大学ほどカリキュラムとかそういうものはあるわけではないが、社会人として、またその企業の事業活動として、今まで大学時代に基礎として身につけていたはずのことを、学ばずに入社してくる人が増えている。それを研修と称して教えようというのだ。 企業に入って、給料をもらってにもかかわらず、給与に見合う付加価値を生み出せない。それほど高度なものではないにもかかわらず、知識やスキルが不足していて、大学時代に普通に身につけられたものがないために、全く役に立たない人材が増えている。役に立たないどころか、コストになるので塞いである。研修コストもそうだし、そうした人材に給与を支払わなくてはいけない。 これは入社した本人にとってっも負債である。本人は、そう言われることに不満であろうが、そしてその不満が…

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歓楽街で呼び込みをする若い女性

久しぶりに、飲食店が立ち並ぶ歓楽街で夜の会食に行ってきた。コロナ禍の中、夕食を大人数で囲むことも少なくなり、また歓楽街に行くよりは、身近な飲食店に行くようになってしまったこともあり、久々だったのだ。 夕方に、繁華街を歩くだけでも、街の活気が高まっていることもわかる。人々がどんどんと駅から繁華街へ流れていく、またさまざまな飲食店が入り口からお客さんを呼び込もうと、美味しそうな料理の匂いを漂わせている。 活気が出てきたなぁ・・・と、少し嬉しくなってきた。 さて、そんな中で、繁華街の道を歩いていると、ある物も復活しつつあるように思えた。何かというと、若い女性の呼び込みである。なんのお店への呼び込みかというと、その手のサービスの呼び込みである。 流石にコロナ禍で壊滅的な被害に遭ったのだろうが、人間の欲望はなくならない、復活したのであろう。ほんの50メートルの間で七、八人も呼び込みしている子がいた。 着ている服装は制服姿や、露出の多い夜のドレスのような・・・なんとも舌足らずな話し方で道行く人に声をかける。その声がけに応じるお兄さんもしばしばいる。 これはこれで街の活気が戻ってきたということなのかしら。それにしても、よくよくみてみると、店に呼び込んでいるというか、自分のお客を見つけているようにも見える。もしかして、時給制というよりは、歩合制なのかしら。 若い女性の呼び込みも、実のところ競争社会というか、成果主義社会というか、そんな感じになっているのだろうか。 …

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お昼の1時間休憩をしっかり取る派、そこそこで切り上げる派

職種によるのだろうか、会社の制度によるのだろうか。平日の勤務日のお昼時間の過ごし方に大きな違いがあると思う。 多くの場合、お昼の12時前後に、昼食休憩の時間帯が設定されている。1時間が目安で、食堂に行ったり、外食したり、お弁当を食べたり、1時間のうちに食事とその後の休憩をする時間と考えられている。 その食後の空いた時間は、1時間めいいっぱいまで休憩スペースなどで時間を過ごす。それが多くの人の当たり前なのだろうか。 勤務時間の目安は設定されているが、実質個人でいかようにも休憩時間、食事時間、退勤時間を決められる職場では、お昼休憩の時間はあまり重視されない。1時間とろうが、15分で済まそうが、大した問題ではない。多くの場合、1時間も時間をお昼休憩で取らないであろう。 お昼に時間を消費するくらいならば、仕事をさっさと進めて、早く帰るようにするのが良いのではないかと思う。なぜ好き好んでお昼の時間をしっかりとって、職場での拘束時間を増やすのか。いまいち理解ができなかった。 しかし、今の職場では、異なる職種の人々が同じビルで仕事をする。そのためお昼休憩用のスペースを共用することになっているのであるが、明らかに勤務時間・勤務内容に自己の裁量がない職種では、めいいっぱいお昼の休憩時間を取得する傾向が強い。 お昼の休憩時間を短縮しようが、午後の勤務時間めいいっぱい職場にいなくてはいけない。だから、休憩時間を取らないと勿体無い、という感覚なのだろう。 なるほど。時間の切り…

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モスバーガーの営業利益が98%減というもの凄い状況に思うこと

モスバーガーといえば、手作りハンバーガーを食べることができる一つのファーストフードのブランド。多くの人が一度は食したことがあるのではないか。 近年、高級ハンバーガーとして、一つ二千円などするハンバーガーを出すお店が出てきている一方で、本当に身近な存在で五百円程度でも手作りのハンバーガーを食べられるお店として親しみがある存在。 そんなモスバーガーが、昨今の原材料費高騰の煽りを受けて、利益が激減している模様である。原材料費高騰の影響は、全ての外食産業にあるのだから、モスバーガーだけが特に大きく利益を減らしているのは何か他にも要因があるのではないか?という疑問も湧く。 その通りのようなのだ。モスバーガーといえば、手作りとして、スタッフが丁寧に調理を行うことが一つの売りになっている。だからこそ、消費者に美味しいと評判となり他社と差別化してきた。 この手作りがコスト増の要因になっているのではないか?という説である。確かに、原材料費の高騰のほかに、人手不足に伴う人件費増は大きな懸念であろう。 人件費増は今後、どの産業・企業においても避けて通れない。従来と同じビジネスをしていていは、人件費は増加の一途を辿ることは必至である。人が少なくなっているのだから。 それを乗り越えるために、自動化など、デジタルを活用したコスト削減、ビジネス変革が求められている。利益に直結する取り組みとして。 しかしながら、モスバーガーがこれまで培ってきた、そして差別化要因となってきな手作りが、…

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美味しいお店探しはスマホ片手に。過去と現在の行動パターンの変化とは?

いつの頃からだろうか。日々のランチを食べる場所を探す方法がこうも変わったのは。ふとした瞬間に、今までと全然異なる行動パターンになっていることに気づく。 一昔前、今のようにスマートフォンで何でもかんでも調べられる時代ではなかった十数年。友人からのおすすめ情報や、いわゆる紙媒体のタウン誌、雑誌などの特集記事を参考に、行ってみたい食事処を探していた。 計画的に情報を集め、行ってみたいお店、食べたい料理を事前検討していた。 それがどうであろう。お昼ご飯を食べたいよね、となった瞬間にスマホ片手に、地図アプリを使って近場の美味しそうなお店を探す。特に、星印の多い、多くの人が美味しいと評価しているお店をすぐに検索できる。 なんて便利なんだろう。今や当たり前のような行動であるが、改めて過去を振り返ると革新的な行動変化である。 逆に、飲食店の方もお店の宣伝の仕方が大きく変わったのではないかと思われる。タウン誌に広告出稿すれば良い時代ではない。ネット上の口コミや消費者の投稿に目を配り、出来るだけ評価してもらえるように細やかな対応が不可欠。 お金で評価を買うことは御法度なんだろうな。お金よりも、細やかな顧客対応を繰り返すことで、お店の信頼を獲得していくのであろうか。。

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バーチャルなスポーツ体験をしたければスポーツバーでの観戦がおすすめ

今回は、スポーツに関心があまりなかった人にも、スポーツバーでの観戦が新しい娯楽になり得ることをお話ししたいと思っています。 あらためてですが、スポーツとは不思議なものだと思います。自分自身で体を動かして参加することもできるし、他者が行う競技を観客として眺めて楽しむこともできます。 後者は一大娯楽となっており、野球やサッカーなど、競技場に足を運び観戦することのほか、最近では多様なスポーツのテレビ観戦などが一般化しています。余談ですが、昔は、スポーツ中継は野球くらいしかなかったのですが・・・ さて、スポート観戦、特に競技の行なわれている現地に行くのではなく、テレビ中継を見て楽しむ観戦について注目したいです。自宅で、またスポーツバーのような場所で、テレビ中継をじっくりと観戦する方法です。多くの場合、個人でも楽しめる、娯楽となっています。 先日、初めてスポーツバーなる場所に行ってきました。入店当初は恐る恐る周囲を見まわし、あわせながら観戦していましたが、次第にその場に馴染んで、自宅の延長線上にある場所のような気分で観戦することができました。 その場にいる全ての人が、本当に競技進行に没入してしており、別の話で盛り上がっているグループはいませんでした。皆が皆、同じテレビ画面に食い入るように観ていて、競技の状況によっては、一斉に拍手や歓声を上げていたのです。 自分自身で競技に取り組まなくても、プロな選手の競技に自分自身を重ねて、没入して、まさに競技に参加した気持ちにな…

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会社でのコワーキングスペースの使い方

コロナ禍以降、急速にコワーキングスペースができています。もちろん、コロナ禍以前からもシェアリングオフィス、コワーキングスペースなど、街中に月極、一時貸しなどの会員種別で営業していたところはたくさんあった。 ただここで注目したいのは、その数がコロナ禍後、一気に膨れ上がったと言うこと。今まで、一部のノマドワーカー、今はそうは言わないかもしれないが・・・くらいしか使わなかったこの場所が、一般的なサラリーマン、学生にまで浸透した結果だと思われる。 使ってもいいかな、と思う人が増えれば、それを商機と見て、参入してくる企業は増える。特に、従来まで隙間産業的な形でのコワーキングスペースに、大手ディベロッパーが参入しているんだから、世の中は大きく変わったものである。 さて、話を戻して、コワーキングスペースを利用する人が格段に増えた。利用者が増えると言うことは、それだけ多様な背景や性格を持った人が利用するようになると言うこと。大衆化です。 とすると、今までの暗黙の了解的にあった常識が常識ではなくなる。例えば、法人契約でコワーキングスペースを借りる場合を考えてほしい。 法人契約といっても、社員がどれくらい使ったか実績が記録され、従量制で費用を支払う事になることも多い。この場合、社員は入店・退店の記録だけ残して、直にお金を支払うことはない。便利だ。 しかし、だからこそ費用を気にせず、一社員としては、結構、ルーズにコワーキングスペースを使うことになる。ここまでコ…

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仙台 秋保温泉のおはぎと焼きあなご

某アイドルグループのテレビ番組で紹介されたこともあり、友人に誘われ先代の秋保温泉を訪問してみました。お盆のさなかの暑い中ではあったけど、久々の遠方への旅行ということもあり、楽しみに新幹線+バスの旅を堪能してきました。 ところで、温泉街である秋保温泉には、一泊数万円といった大きな旅館が複数存在しています。朝方、温泉街にバスで到着し、(バスは、温泉街にある複数の老舗旅館前に、一つ一つ停車していく…)温泉街らしい交通事情も体験。 さらに、とある旅館前では、バブル時代をほうふつさせる、仲居さんが勢ぞろいして横断幕?を出しながらお客さんの出発を見送る光景を目の当たりに。 さて、この秋保温泉に来た目的の一つは、この地域にある「主婦の店 さいち」という食品スーパーのおはぎを購入すること。手作りらしく、なんとも昔ながらの味が堪能できるとのこと。 実際にスーパーに行くと、山のようにあんこ、きなこのおはぎが積まれていて、瞬く間に観光客が行列をなし買って帰る姿を目撃しました。近隣の旅館に宿泊する数十名の人々が、本当にこんな地域のスーパーに群がるんだ… ところで、おはぎが目的のモノであったのですが、そのスーパーにあった「焼きあなご」に目を奪われてしまいました。後で調べてみると、酒の肴的なモノとして、昔から食されているもののようですが、あまりお酒をたしなむことのない身としては初の目撃。 その珍しさから購入してみました。食してみると、おいしい。ちょっとしたお菓子としても楽し…

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価値のある外食・価値のない外食~自粛解除後に久々の焼肉を堪能で外食に求める価値が変わるかもと実感

 6月の下旬になって、やっとのことで外食に踏み切ることにした。  これまで4月初旬の緊急事態宣言から、その解除となる5月下旬まで、さらに少し様子を見て6月の下旬まで、外食を避けてきた。  こんなに外食を自粛したのは初めての経験だ。  その代わり、この期間は、せっせと自炊に励んでいた日々だった。自炊の食事もそれはそれで満足しており、これでもはや外食はしなくても良いのか?出費を最小限にできて一石二鳥?などと感じていた次第。  しかし、冒頭に述べた通り、6月下旬に外食として焼肉店に食事に行くことに踏み切って、そして感じた。  やはり、外食には価値があると。特に、自宅ではどうやっても美味しく自炊できなさそうなもの、どんなに頑張っても自宅よりも外食した方がおいしいものには、大きな価値があると。  従来も分かっていたはずの真理であるが、この数か月の外出自粛をきっかけに、あらためてその真理を実感したのである。  でも、外食の価値をしっかりとかみしめるとともに、無駄な外食に対する厳しい目線も自分の中で生まれていることも実感している。つまり、自炊が面倒だから手早くその辺の外食で済ます、という外食はあまりしたいとは思わなくなった。  とりあえずその辺での外食で得られる食事に対する価値は、自宅での自炊より低く感じてしまうようになったのだ。  同様の感覚を持っている人も多いのではないだろうか。もしこうした感覚の人々が、今回の新型コロナウイルス感染症の外出自粛をきっ…

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21時に閉店してラーメンチェーン「幸楽苑」は大丈夫なのか?

 2020年5月27日、幸楽苑ホールディングス(HD)がラーメンチェーン「幸楽苑」ロードサイド直営店の営業時間を変更し、2020年7月1日から原則21時閉店(深夜帯ニーズが高い一部店舗は22時閉店)にすると発表しています。  その理由として、同社は、外食業界で顕在化していた人手不足の深刻化、そこに今回の新型コロナウイルス感染症が影響し、中長期的な課題に対する取り組みの一環として深夜営業時間の短縮を決めたとしている。  「幸楽苑」といえば、醤油・味噌・塩・豚骨など様々な種類のラーメンを手頃な値段で提供するラーメンチェーン店。多くの人が一度はお世話になったお店ではなかろうか。  大人から子供までが美味しくラーメンが楽しめるお店。そんなラーメン屋さんが、21時までの営業に今後シフトしてく。  しばしばテレビの有名人、また我々の周りの飲み会大好き人間がいう「飲み会のシメとしてラーメンを食べたくなる」との言葉がある通り、ラーメンは比較的、夜から深夜に多くの人が食べにくるとイメージされがちです。  会社帰りに遅めの夕食、飲み会のシメ、トラックドライバーの夜間の休憩がてらの食事などなど。そんなイメージはありませんか?  お店にとって、そんなゴールデンタイムに営業しないって、お店は大丈夫なの?と心配してしまいます。  ところが、この「幸楽苑」の原則21時閉店は、人手不足の深刻化および新型コロナウイルス感染症の影響を考えると、至極、合理的なのかもしれない…

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