「なんとなく嫌い」って、最高の出会いを逃す最悪のフィルターかも。

電車の中で、隣の人が読んでるビジネス書。タイトルも知らないのに、「なんとなく、自分には合わなそう…」って思ったこと、ありませんか? YouTubeのおすすめ動画で、サムネイルを見ただけで、「なんか苦手な雰囲気…」とスワイプしたことは? 私たちは日々、膨大な情報の中から、瞬時に「好き/嫌い」「読む/読まない」を判断しています。その判断基準の多くは、明確な理由ではなく、「なんとなく」…

続きを読む

最低賃金議論に欠けている視点:あなたの労働は「焼畑」か、それとも「持続可能」か

最近、ニュースやSNSで「最低賃金」の話題をよく目にします。賃金引き上げの流れは歓迎すべきものですが、どこか議論が噛み合っていないような、違和感を覚えるのは私だけでしょうか。 「とにかく賃金を上げてほしい」という声がある一方で、「それに見合う価値を生み出していないのに…」という不満も聞こえてきます。 この議論が平行線をたどる原因は、「労働の価値」と「労働の再生産」という、二つの重要な…

続きを読む

この時代を生き抜くための「独自性」の育て方:無意識の「図と地」を掘り起こせ

最近、田村正資さんの『この時代を生きるための独自性の作り方』という本を読みました。正直なところ、最初はよくある自己啓発本の一つかな、と軽い気持ちで手に取ったのですが、読み進めるうちに何度もハッとさせられました。 この本が投げかけるメッセージは、SNSの「バズり」やAIの台頭に漠然とした不安を抱いている私たちにとって、まさに羅針盤のような存在です。 この時代を生きるための 独自…

続きを読む

「あれ?最近、お店の店員さん、なんだか冷たくない?」そのモヤモヤ、この本が解き明かすかもしれません。ルポ 誰が国語力を殺すのか (文春文庫 い 73-4)

ルポ 誰が国語力を殺すのか (文春文庫 い 73-4) 『ごんぎつね』の葬儀では、死体を煮ていた⁉ 物語を読み解けない子どもが増えている。公教育で子どもたちは言葉を取り戻せるのか。 最近、お店のレジや窓口で、ふと「あれ?」と思うことはありませんか?商品の受け渡しが淡々としていたり、質問への返答がそっけなかったり。もちろん、中には心温まるよう…

続きを読む

日常を変える言葉の力:思考と行動のスイッチを持つ

日々の習慣や反射的な行動を見直し、言葉を使って自分の思考や行動を意識的に変えていくための実践法について考えます。トリガー言語を武器に、より深い理解と精度の高い判断を目指します。 僕たちは言葉について何も知らない:孤独、誤解、もどかしさの言語学 人間は言葉を操る魔法使いである。その恐ろしさと可能性。我々はまだ「言葉が何をなし得るか?」を知らずにいる。 言葉で世界を表現する ― 行動と…

続きを読む

井上慎平「強いビジネスパーソンを目指して鬱になった僕の 弱さ考」

「この本は、ビジネス書ですが、「武器」ではありません。生身の人間が働くための「防具」です。」 本屋で見かけた書籍井上慎平「強いビジネスパーソンを目指して鬱になった僕の 弱さ考」。こんな表現で紹介される書籍に少なからず関心をもってあっという間に読了してしまった。 少し気の滅入りそうなタイトルと、著者の井上慎平氏にこれまで起こったことが重しとなって、それほど読み進めるのが早くはないだ…

続きを読む

仕事や受験にも影響…「文章が読めない人」の問題を深掘りする

新井紀子氏による新刊『シン読解力: 学力と人生を決めるもうひとつの読み方』は、小中高校生の学習を対象に、学習言語としての文章を身につけることの重要性を指摘する書籍である。 しかし、これは決して子供だけの問題ではない。近年、ネット系の著名人がしばしば言及する『文章の読めない人たち』と同じ問題を扱っていると認識すべきだ。本記事では、同書を読了した上での所感や考察をまとめる。 『シン読…

続きを読む

なじめない哲学書だけれども、おすすめしたい一冊「目的への抵抗 (新潮新書) 」國分功一郎

「快い」とは何か?嗜好品という言葉をめぐり何を検討しているのか?冒頭から読み始めていると何を言っているのかしらとちんぷんかんぷんになる。ただ、精緻に「快い」ものとして、善いもの、美しいもの、崇高なるものなどを整理・分析していく様に、よくわからないながらも議論の爽快感が感じられる。 特に、前半は、國分氏の理論の説明が淡々となされるが、後半は東京大学の学生向けの講和という形で、前半部分の説…

続きを読む

「もし僕が25歳なら、こんな50のやりたいことがある」松浦弥太郎を紹介したい

もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。 (講談社+アルファ文庫 A 161-1) ←この記事で紹介する書籍 書籍の紹介:「もし僕が25歳なら、こんな50のやりたいことがある」松浦弥太郎 講談社+α文庫で出版された松浦弥太郎氏の『もし僕が25歳なら、こんな50のやりたいことがある』を読んだ。2016年に第一刷発行とされているので、約10年前の書籍だ。 この…

続きを読む

なぜ悪人が上に立つのか、ブライアン・クラース、東洋経済新報社

なぜ悪人が上に立つのか、ブライアン・クラース、東洋経済新報社 ←私たちは「背の高い自信過剰な男性」をトップに据えがち?政治家が堕落し、職場にサイコパスがはびこる理由を、進化論や人類学、心理学によって読み解き、権力を腐敗させない方策を示す。 悪人は権力を志向する。この言葉は、古今東西、様々な方面から聞く言葉である。この言葉や考えについて、科学的に検証を試みようとした結果をまとめたの…

続きを読む

本を買う理由、売る理由。読書スタイルの新しいカタチ

本を読むことには無限の方法があり、それぞれの読者が自分に合ったスタイルを持っています。あなたはどんな読み方をしていますか? じっくりと深堀りして記憶に残していく派ですか、それとも興味のままに気になる本をサクサク買って、楽しんだら次の本に移っていく派ですか? 今日は、私が実践している「乱読スタイル」の魅力についてお話ししようと思います。 読書という行為は、単に知識を吸収するだ…

続きを読む

「天才」の作り方:インプットという名の鍛錬

菅付雅信氏の著書『天才はいない。天才になる習慣があるだけだ。』を読んで、私は少し頭を殴られたような気分になった。 この本の主張は、世に言う「天才」という存在は、特別な才能の持ち主ではなく、日々の地道な努力とインプットの結果だというものだ。簡単に言えば、「天才」は努力の集合体なのだ。 しかし、ここで問題がある。多くの人にとって、この話は信じがたいのではないだろうか?「天才的な発…

続きを読む

メルカリと小説市場の意外な関係性

メルカリで回る本たち 最近、私は読んだ本を次々とメルカリで売り払っている。 本屋で新刊を見つけるとすぐに買い、一気に読み、そしてメルカリに出品。このサイクルはもはや習慣になりつつある。手元に残るのは全体の1割未満。つまり、「何度でも読みたい」と思う本だけが残る。 この事実に気づいた時、自分でも驚いた。「一度読んで手放す本がほとんど」ということに。さらに驚くのは、小説の類は販…

続きを読む

帰省のリアル:温かい歓迎の裏に隠れる雑用たち

年末年始やゴールデンウィーク。帰省ラッシュの中で実家に帰る私には、心温まる家族の歓迎などというものは、どこか遠い国の話に思える。 現実は、出迎えの微笑みの後に続く「ちょっとあの部屋片付けておいて」や「買い物ついでにこれお願いね」の一言。そう、私は帰省するたびに「家事要員」にされる。これを「帰省の呪い」とでも呼ぼうか。 大学教科書をリサイクル活用!専用ブックスタンド  ← 教…

続きを読む

管理職は「笑えないバツゲーム」と化したのか?

先日、とある新書を手に取り、この問題に関心を持つに至りました。書籍のタイトル「罰ゲーム化する管理職」にもうかがえる通り、現代の日本社会における管理職の姿が鋭く描き出されています。この議論は、管理職が今の日本社会でどのような意味を持つかを深層的に探るテーマの一つです。 現代の管理職は「笑えないバツゲーム」となったのか? ある経営書は、管理職が「笑えないバツゲーム」に化しているという論点…

続きを読む

日本企業の管理職が無理ゲーであると喝破する新書、納得感ありあり

今まで、なぜこのトピックを扱った書籍がなかったのか不思議でならない。日本の企業に勤める会社員で、管理職を務めたことがある人であれば、必ず思っていた、考えていたことである。 そもそも日本の企業の管理職の仕事は、なんでもかんでも、企業の不都合な部分を押し付けられる雑用と化しているということ。さらに、経営層の一翼を担う?という説明により、給与は増えず、むしろ減っている。それに加えて、労働組合…

続きを読む

インターネット情報時代:文字を読むことの重要性を考える

はじめに インターネットの普及に伴い、私たちの周囲には膨大な情報があふれています。特に文字情報の量は年々増加し、あらゆるトピックについて誰でもアクセスできる時代になりました。 しかし、多くの人々はその文字情報を実際にはあまり活用していないのではないでしょうか。 本記事では、文字情報と他のメディア形式との比較を通じて、文字を読むことの重要性や、それが現代社会でどのように見落とされ…

続きを読む

美しい建築や豊富な蔵書を誇る図書館ありますが、身近な図書館という公共サービスをどう活かすべきか

図書館の現状と課題 多くの自治体が図書館を運営し、住民に文化的な生活を提供する場として位置づけています。私立や区立などさまざまな形式がありますが、その運営費には税金が使われていることを忘れてはいけません。 しかし、多くの住民がこの公共施設を利用していないのが現状です。図書館の利用は無料であり、納税者としての権利であるにもかかわらず、手間や立地の問題から敬遠されているのです。 特…

続きを読む

哲学に関する書籍がたくさんでていて、目についた物を読んでいるが、わかる部分とわからない部分が・・・

今の世の中、哲学に注目が集まっているのはなぜだろう?そのワードの響きがかっこいいということなのだろうか。閉塞感のある今の時代に、哲学のような思考の先に時代の出口を求めている人が多いのであろうか。 個人的にも、しばしば書店で哲学の本を手に取り、購入している。定期的に様々な著者の哲学解説の本を読んで見ているが、全てを理解するには当然ながら至らない。5冊、10冊と同じようなトピックでの異なる…

続きを読む

集英社オンラインの新書の紹介、がんの消滅 天才石が挑む光免疫療法

ふと、集英社オンラインの新書の紹介ページに目が留まった。ノーベル賞級の発見とされる光免疫療法の誕生の経緯をまとめた新書とのこと。 がん細胞を物理的に消滅させる研究の話である。場所は米国NHIの研究者のお話。日本人の研究者たちの話である。日本の研究者が米国の研究機関でノーベル賞級と言われるほどの成果を挙げた話である。 こうした話を聞くと、日本人の研究者の凄さや、研究にかける熱意、姿…

続きを読む

にほんブログ村 芸能ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 芸能ブログ 芸能ニュースへ
にほんブログ村
カフェは私の仕事場です - にほんブログ村