「年収103万円の壁」引き上げ案の腑に落ちない理由

「年収の壁」の引き上げについて疑問 年収103万円を超えると所得税が発生する「年収の壁」の引き上げについて、新たに政府や与党内で、一定所得以上の富裕層への適用を制限する案が浮上しているとのこと。この動きには、一見すると「低所得者層に優しい政策」との印象を受けるが、果たしてその実態はどうなのだろうか。 政府の説明によれば、この施策の狙いは減税の恩恵を受ける対象を絞ることで税収減少幅を抑えることだという。だが、103万円未満で所得税を払っていない人たちの税負担が引き続き免除される一方で、さらに稼げるような環境を作る施策がなぜ優先されるのか、どうにも腑に落ちない。 経済学の基本が学べる書籍 税金や所得分配の基礎が学べる一冊。政策の背景理解に最適。 不公平感を助長する可能性がある 政府の説明によれば、この施策の狙いは減税の恩恵を受ける対象を絞ることで税収減少幅を抑えることだという。しかし、そもそも無税にして稼がせるというのも違和感がある。これまぜ税金を支払ってこなかった人たちの利益を拡大し、他の納税者が相対的に不利になるような結果になる。これは不公平感を助長する可能性がある。 税金は国の運営を支えるために、国民全員で分担すべきものだ。もちろん、収入に応じて負担割合が異なるのは当然だが、「払う能力があるのに払わない」という免除の幅が広がることに疑問を抱かざるを得ない。このままでは、税金を納めている人たちが相対的に損をするような制度設計になりかねない。 家計…

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ソーシャルレンディングの栄光と転落、そして再生の未来を考える

あの「資産運用の革命児」を振り返る かつて、「ソーシャルレンディング」と聞けば胸を躍らせた投資家も多いでしょう。高利回り、斬新な仕組み、そして新しい金融の形。 それが今、どうでしょう?ニュースで名前を聞くことも減り、一部のサービスは不正や貸し倒れで姿を消しました。しかし、「終わった」と言えるのでしょうか?いや、むしろ静かに進化し続けている可能性があるのです。 ソーシャルレンディングの仕組みとリスクを改めて理解する ソーシャルレンディングとは、投資家が資金を提供し、その資金が企業や個人に貸し付けられる仕組みです。投資家は利息収入を得る一方、貸付先の信用リスクも負います。 ここで一癖ある見方をしてみましょう。この仕組み、実は“現代版の金融実験場”だったのでは?伝統的な銀行が担ってきた信用審査を「投資家自身の目利き力」に置き換えた結果、不正や貸し倒れが頻発しました。それでも、高利回りという魅力が人を引き付けたのは事実です。 資産運用の教科書 初心者でもわかりやすい資産運用の基礎知識をまとめた一冊。ポートフォリオを考える際の参考に。 かつての熱狂、そして市場の淘汰 2008年にサービスを開始した「maneo」は、その象徴的な存在でした。しかし、不正や返済の滞りによる信頼失墜が続き、多くの事業者が撤退を余儀なくされました。 2017年以降、金融庁が規制を強化し、情報開示や投資家保護が進められましたが、信用を失った市場は、盛り上がりから沈静…

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株価急騰に沸く人たちと、投資に無関心な人たちの間にある“気づき”のズレ

米国大統領選挙が終わり、トランプ大統領が再選。市場の不安定さが残る中で、米国株の一部が急騰し、資産を増やした人たちがSNSで歓喜している様子が見られる。投資に熱中する人たちと、まったく関心を持たない人たちの分断が顕著になっていることに、私はふと違和感を覚えた。 「資産増大」を楽しむ熱狂的な投資クラスター 投資の成果をSNSでアピールする人々。「〇〇万円達成!」といった成功の報告に、多くの「いいね」が寄せられ、承認欲求が満たされる。投資成功を人生の意義と捉える層にとって、この資産公開は一種の自己表現の手段ともいえる。このタイミングを逃さず情報を取り入れ、迅速に行動する彼らの投資スタイルは一つの“クラスターメンタリティ”を形成している。 投資初心者向けの本 投資やお金の基礎を学びたいと思う人向けの入門書。読みやすく、基本的な金融知識を身につけるのに最適です。 投資しているけれど「無頓着」な無関心クラスター 一方で、投資はしていても株価の変動に気づかず、資産の状態に無関心な人々も多い。この層は「運用中」であることを忘れてしまうほど日常に集中している。彼らは大きな利益を狙うよりも、安定した生活を重視している傾向が強い。SNSをあまり見ず、投資に過剰な熱を持たない姿勢が、逆に「健全」な投資の在り方かもしれない。 金融ニュースが届くスマートフォンアプリ専用スタンド SNSや金融ニュースをチェックしやすくするためのスマホスタンド。デスクに置いておくと日々のニュース…

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ウォーレン・バフェット氏のApple株売却をどう読むか?デジタル時代のハードウェア価値の変遷

最近、投資家ウォーレン・バフェット氏がApple株を一部売却したというニュースが話題になっています。この動きをどう解釈するか、単なる利益確定のためなのか、それともデジタル市場でのハードウェア価値の減退を示唆しているのか、考察してみましょう。 ハードからソフトへの価値移行 以前なら「Apple製品を持つこと自体がステータス」という時代がありました。美しいデザイン、機能性の高さ、操作性の快適さ──これらがAppleの大きな魅力でした。しかし、最近では「ハードウェアはそこまで重要ではないのでは?」と感じることが増えています。例えば、スマホは中国製、韓国製、日本製のAndroid機でも機能的には十分ですし、Appleに限らず同様の使い勝手が得られます。むしろ重視されるのは、スマホ上のアプリやコンテンツの充実や利便性ではないでしょうか。 この価値の移転こそが、バフェット氏のApple株売却のニュースを読み解く鍵になるかもしれません。デジタル時代においては、ハードウェアの「モノ」そのものよりも、その上で動くソフトウェアやコンテンツに価値が移っている可能性があるのです。 ソースネクスト | Corel Painter 2023 世界最高水準の白紙キャンバス ペイント ツールやフォトアート ツール1。定評ある Natural-Media™ エミュレーション技術、デジタルアート ブラシ ハードウェアのコモディティ化と新しい時代 もちろん、ハードウェアがあってこそ、ソフト…

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建設業界の活況と倒産の増加、危険なビジネスに変貌する建設業界の現実

近年、建設業界では多くの受注機会があるものの、倒産件数の増加が懸念されています。一見好調に見える業界の裏には、利益を確保できない厳しい現実が潜んでいます。 建築のカタチ 第2版: 3Dモデリングで学ぶ建築の構成と図面表現 SketchUpとRevitを使った3Dモデリングとその図面表現を解説したテキストの改訂版。古代から現代まで幅広い時代の優れた建築を題材として取り上げ、3Dモデルを作成する操作を細部まで丁寧に解説。 建設資材の価格高騰が利益を圧迫 建設業界では、案件の受注から工事開始までタイムラグが生じることが多く、この間に資材価格が高騰すると、利益の見通しが一気に悪化します。昨今の原材料費の急激な上昇により、当初の想定を超えるコストがかかることが珍しくありません。結果として、利益を見込めるはずの案件が赤字に転じ、経営を圧迫する事態が頻発しています。 人材不足と労働単価の上昇 建設業では、熟練の職人が不可欠ですが、業界全体で深刻な人材不足が続いています。また、技術者の数が減少する一方で、技術を持つ労働者の単価が上昇しています。企業は人材確保のために賃金を上げる必要に迫られていますが、資材コストの上昇と重なることで、ますます利益が圧迫される構造です。 将来的な建設需要の低下とリノベーション市場の拡大 資材や人件費の高騰を受け、企業や個人が新築を避け、既存の建物を活用するリノベーション市場の拡大が予想されます。特に、日本では多くの建物が耐用年数を迎…

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いよいよ米国大統領選挙へ——トランプかハリスか、そしてその行方

米国大統領選挙がいよいよ目前に迫っています。トランプ氏が返り咲くのか、それともハリス氏が新たなリーダーとして登場するのか——結果次第で、世界の未来は大きく変わる可能性があります。この選挙は米国一国の問題に留まらず、世界経済や国際秩序、日本を含む各国に対する影響も避けられません。実際、国内でも大きな関心が寄せられており、ニュースメディアは騒然としています。しかし、どちらが勝っても、具体的にどのような影響が起きるのかは、全く予測がつきません。 いちばんカンタン!資産運用の超入門書 一流ファイナンシャルプランナーが教える、少額からお金を増やせる方法。運用を始める第一歩。 予測不可能な変化とそのリスク これまでの常識や見通しが通用しないこの時代、米国大統領選挙の結果がどのような波紋を広げるのかは、想像を超えるものかもしれません。良い方向に進むことを願いたいところですが、現実はそう簡単ではありません。 大きな変化が訪れるとき、その影響は往々にして社会に不安や負担をもたらす傾向があります。まるでサハラ砂漠から一本の針を見つけるような難易度で、予測外の良い展開が起きることは非常に稀なことなのです。 トランプ勝利がもたらす不確実な未来 トランプ氏が再び大統領に返り咲いた場合、従来のルールや慣習が揺るがされ、政治的・経済的に予測不能な事態が訪れる可能性があります。 彼の強硬な方針は、世界のビジネス環境や外交政策に多大な影響を及ぼすため、多くの企業や個人にとって…

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20代・30代前半の若者が自らの資産を公開する背景と、それが個人や社会に与える影響について探ります。

1. なぜ若者が総資産を公開するのか? 若者が自身の金融資産を公開する背景には、他者からの称賛や評価を得たいという欲求があると考えられます。 資産額を公開することで、成功体験をアピールし、その過程で得た方法論や体験談、価値観、思想などを共有しています。これにより、自身のキャラクターをひとつの商材としてブランディングし、他者からの注目を集める手段として活用しているのです。 さらに、資産公開を行うことで、ただの個人ではなく、影響力のある人物としての地位を確立することを目指していると考えられます。 例えば、ユーチューバーとしての活動において、成功したライフスタイルや資産運用のノウハウを発信することで収入を得るビジネスモデルが存在します。彼らは自分のライフスタイルそのものを商品として提供し、フォロワーや視聴者からの支持を得ることによって収益化を図っているのです。 このように、資産公開は単なる自己表現にとどまらず、影響力を生かしてビジネスとしての価値を創出するための戦略的な手段としても利用されているといえるでしょう。 公開者概要節約オタクふゆこ (Fuyuko)約55,000人の登録者を持ち、450万円の学生ローンから29歳で1000万円の資産を築いた経験を共有しています。彼女のコンテンツは、節約や支出管理の実践的なヒントを強調しています。浪費家夫婦 (Wasteful Couple)浪費から節約生活に転換した夫婦で、ブログやSNSを通じて家計管理の洞察を共有しています。…

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ビジネスコンテストとそれに参加する人

ひょんなことから、ビジネスコンテストを見る機会があった。某企業が主催するもので基本は関係者のうちうちのコンテストである。広く一般から参加者を募集するものではない。 そのためであろうか、参加する人が選択したビジネスの種がなんとも微妙である。形は違えど、すでに過去何年にもわたり、市場でチャレンジされてきたようなテーマでのビジネスプランが多かった気がする。 これまでの市場のビジネス動向を把握していれば、そのテーマは選択しないのではないか?などと思えてしまう。もちろん同じようなテーマでも良い。そのテーマの裏側のビジネスの仕掛けとして、明確な違いと、それがうまくいくかもしれないという期待感があれば。 しかし、多くの場合、過去と類似テーマを選択しているものの多くは、いわゆる解像度が高くない。ぼんやりとしたイメージのプランなのだ。この感覚は、やはりあまり調べられていない、絶対的なインプット情報の不足によるものなのかもしれない。 プランの提案者はいたって真面目で本気である。ただ、どうしてもなぜそれを選んだのか、センスの問題があるように思う。センスも天性のものというのではなく、一定以上の期間、それらビジネスに関わる市場を見てきていれば、感覚的に面白くないなぁと感じるようなセンスである。 新規事業が求められているのは事実。ただ、それにしてもそれを実行する人をうまいこと選ばないと、良いものを選べないのではないかと思ってしまった。繰り返すが、本人は別に悪いわけではない。いたって真面目で真…

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8月初旬から中旬にかけての株価の急落そして急騰による影響

8月初旬、日銀の利上げをきっかけとした史上稀に見る株価の急落、そしてその後の株価の急回復という現象。今までも急落、急騰という現象は繰り返されてきたわけだけれども、今回の急落、急騰は近年の社会の様相を反映したものなのかもしれないと思ってしまう。 特に、この現象に翻弄される人々。貯蓄から投資への大号令、そしてSNSをはじめとする情報流通の加速により、本当に普通の多数の人が投資に関わるようになって、人々の株価に翻弄される様子がありありと伝わってくる。 一時のブレであると冷静に眺めている人もいれば、この現象をネタに様々なに情報発信して個人投資家を煽る人々、この機会をチャンスに変えるべく、せっせと投資に励む人など、本当に人々の動きが可視化されている。 今回の現象の中で、一発当てた人はどれくらいいるのだろうか?承認欲求の高い人たちもいるから、そのうち、もうすでにそうかもしれないが、YouTube動画などで経過報告などもなされているだろう。Xではすでに資産いくらに到達と宣言する人もいる。こうしたイベントを景気としないと、大きな変化は生まれないから、虎視眈々と狙っていた人は他者に伝えたくて仕方がないのであろう。 悪銭身に付かずという格言がある。何が悪銭かはわからないが、こうした一時のきっかけで増えた資産はやはり、瞬間的に萎んでしまうものなのだろうか。彼らユーチューバの行末は少し関心があるので、ほそくながく経過を見ていきたいが、やはり個人としては少し距離をとって、淡々と金融資産のバランス…

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ネオ富裕層とも言える、ネットビジネスで一発当てた人々の変化

若いうち、そう20代でネットビジネスで一発当てて富裕層になり、次々と新しいビジネスという名の活動を繰り広げる人々。人生は長い。まだ30代、40代、50代、60代と引退するまでまだまだ先は長い。 そうした若い20代のネオ富裕層は、今後数十年の間、富裕層でい続けることはできるのであろうか。現在の資産は普通の一般人が一生を欠けても得られない額だけ持っているのであろうが、そのお金の使い方が尋常ではないため、いつ資産が枯渇するかわからない。 今更、普通の金銭感覚に戻ることもできず、継続的に収入を得続けないとやっていけないはず。ただ、このネオ富裕層の人々の多くが、継続的なビジネス活動ではないようにも思えるのである。つまり、10年先に、引き続き富裕層でいられるのか。 某王子と呼ばれる人が、SNSで資金が枯渇したと呟いていた。その真偽の程は確かめようがないが、こうしたことは普通に起きているのであろう。あまり表に出ることはないが、ひっそりとSNS界隈でも露出が減ってくると、そうしたことが起きたのかもなと多くの人は薄々思っているのかもしれない。 こうした波瀾万丈な人生を良しとするのかどうか。人間は自分で体験してみないと本当のところの理解はできない生き物ではないかと思う。今時の若者の一定割合はこうした生活の輝かしい部分にのみ目がいく。長期的にどうなのか、そこまで推測って考えることが難しい。こうした、あの人は今みたいな事例がもう少し世の中に出回って、整理された情報として流通することで、若い人た…

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株価が4000円以上下がる、貯金アンド投資ユーチューバはどうなった?

日経平均株価がなんと1日で4000円以上も下がった。これは歴史的に見ても大きな事象であろう。過去に無かったことが起きたのだから、さまざまな人々が騒ぎ出すのもよくわかる。今や、SNSで誰もが自分の意見を簡単に表明できる世の中だ。SNSを見れば、多くの投資家の声を見ることができる。 さて、これまで株価が右肩上がりで上がってきた中、日々の生活を切り詰めてお金を作り、そのお金を投資に全振りして自己資産を急速に増やしてきた貯金アンド投資ユーチューバの様子が気になる。 彼らは、かなり自分の資産を株に振っていたことから、今回の株価暴落で影響を受けたのではないだろうか。他のSNS利用者と同じく、今の資産の状況をYouTubeに動画として載せているのだろうか。 興味はあるが少し怖くて見ていないが、おそらく少しでもインプレッションを稼ぎ、収入を得るために動画をせっせと作ってアップロードしているに違いない。まあ、それくらい逞しいのであろうおそらく。 さわされど、自分の資産を急速に拡大するために、株式投資に全振りしている様子から見るとかなり資産を減らしたのではないだろうか。彼らは、それでもあきらめないのだろう。一応、不特定多数の人々に株式投資の方法論や考え方などを享受していた立場なので、ここはグッと堪えて、逆にこのタイミングで資金を投入し、次の株価上昇のタイミングまで待つのだろう。 そしてその時こそ、今の暴落のタイミングでの自分自身の行動を武勇伝のようにYouTubeに動画として載せるこ…

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急速な円高、こうした動きが出てくるのは何かが起きている証なのだろうが

急速に円高が進んでいる。各種報道によれば、日本が利上げに踏み切るのではないかという話と、米国が利下げをするのではないか、という理由が挙げられている。 つまり、日米間での金利差が縮小することから、円を売ってドルを持っておくという今までの流れば一定程度、反転してきているという説明である。 素人にはなかなかにそれだけではあまりしっくりこない。それにしても、これだけ急速に円高に触れるのは、それ以外のなんらかの動きがあるからではないかと勘ぐりたくなる。 他方で、円高になると何か良いことが始まるのか。少なくとも、輸入する原材料の高騰が一定程度抑えられる。とすると、日用品やエネルギー代などは緩和されてくるのだろうか。企業にしたら一回値上げしたものをすぐに値下げすることはなく、企業の利益だけが残るといったことになりはしないか。消費者には還元されない・・・そんな気がする。 また、海外旅行に行く人は少し出費が抑えられるようになるのだろうか。確かに円をドルに変えて米国などに行く人は、一定の効果があろう。ただ、米国内での物価高があるので、そもそも現地で一食数千円もコストがかかるのだから。効果は一定にとどまるのかもしれない。 1ドル90円とか100円とか、そんな時代が数年前まであった。それが160円までになった昨今、コロナ禍後の世界。これが異常なのかもしれないが、まだまだ150円程度でそれも異常なのかもしれない。今後、90円、100円の世界に戻るのか? 素人にはなんとも見通しがたたな…

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いよいよ米国大統領選挙の折込が始まったのかしら

#本年6月に記載したもの 色々な出来事に変化が起き始めているような感じを受ける。あくまでも個人的な感覚であるが、米国大統領選挙の動きを受けて、株価や言論など、さまざまな点で次期大統領を想定した折込が始まったように思える。 株価はトランプ氏の動きに連動するように変化するし、為替もダイナミックに動き始めた。ネット上のニュース記事も何やらきな臭い話も多くなってきた。 今年の夏過ぎくらいからもっと変化があるのだろうか。バイデンとトランプの話で持ちきりになるのだろうが・・・ 本当に今年は色々な国地域での選挙の話で持ちきりだ。この前はフランスの議会の話もあったし。国内でも都知事選、それから秋の自民党の総裁選など。こうした動きが経済や言論などの世界に大きな影響を与えることに注力してみると、そのダイナミックさに少し面白みを感じてしまう。 今まで、こうした動きに関心を持っていなかった若い頃は、全く感じることも、考えることもなかったが、今となってはなかなかに関心深くみることができるようになった。それはなぜだろうか? こうした政治の動きが、自分自身の仕事や資産形成などに影響があることをリアルに感じられるからであろう。学生の頃などは、そもそもダイレクトに、かつ身近な問題として感じられないからなのであろう。 しかし、今の若者はどうなのだろうか。我々が若者であったときと比べて、ネットの発達がいじるししい。ネットがあると、色々な身近なものへの影響も増幅されるのかもしれない。今では、若者…

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ここ最近、円高の方向に進みつつあるが、これは何がきっかけなのか

数週間前、一気に円安に振れたタイミングがあった。1ドル160円台を突破し、いよいよ聞いたかとニュースを見たことを思い出す。しかし、その後の展開は、予想すらしていなかった。 予想は、そのままずるずる円安が続き160円台後半まで安くなるというものであった。しかし実際には逆の方向に進みつつある。特に、一気に150円台に引き戻す動きがあったのが驚きだ。ニュース記事では、日銀の大規模介入があったとか言われているけれども。 その後のニュースで、米国の消費者需要が落ち着き、むしろ物価高を嫌がり、低価格志向になっていると。消費者だけではなく、小売業者の販売商品も低価格セットみたいな商品を出し始める動きが続くとされている。 こうした諸々の動きが同時に起きているのか。先読みしたそれそれのプレイヤーが連動し始めたのか。そろそろ米国では利下げがなされ始めるとも聞く。こうなると円高の方向に触れ始めるのだろう。 確かに、ここにきて150円台半ばまで円高が進み始めている。もちろん、過去の1ドル100円未満の頃と比べるとはるかに円は安い。なので程度の差ではあるが、トレンドとしては円安方向に進みつつある。 これにより何が今後起きるのだろうか。国内の輸出企業は業績的に目減りして見えるのか。現在量の輸入企業は持ち直すのか。消費者としては、原材料価格高騰を理由に値上げされた商品をなくなく購入していたが、今後は値引きを企業に求めていくのか。強気になって。 この一種異様な円高の傾向後に、そのような進み…

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そろそろ米国経済に変化が起きる、そんな兆しがあると報じられる

NHKのニュース記事では、米国の消費者の動き、小売業の動きに変化が見られるようになってきたとのこと。消費者は物価の高さにうんざりし、少しでも価格の安い商品を購入し、もし購入できないのであれば購入を控え始めていると。それは小売業の販売にも影響がでているとのこと。 他方で、小売業でも対策が進む。低価格セットなど従来より安い価格での商品販売が進む。同業が低価格商品の投入合戦に参入する流れになりつつあると報じられている。 消費需要が旺盛すぎるということで、これまで米国では利上げを何回も繰り返し、経済の過熱をソフトに落ち着かせることに取り組んできたが、そろそろその効果が出てきたということなのだろうか。 今後、年内にはより色濃く影響が出てくるのかもしれない。それに加えて本年後半には、大統領選挙もある。銃撃事件で今は大きく注目されているが、そのうち新たな大統領雨を前提とした経済的な織り込みも進んでいくだろう。その際に、消費者物価というものにもなんらかの影響が出てくるのかもしれない。 ENN LLC エンターキー PC BIG USB おもしろグッズ ストレス解消 クッション 景品 贈り物 ストレス発散

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累乗根という言葉を知っていますか?

累乗根という言葉は意外と知られていないらしい。つい最近、この事実に気づいてしまった。というのも、とある大学の経営に関するビジネス研修について話を聞いていたところ、企業分析する際に累乗根を求めて、将来のコストなどを計画する演習の際に、累乗コンを知らない人が相次いでいたからだ。 文系学部出身の人は知らないかもしれないとは予測はできていたものの、理系学部出身者であっても、実のところ知らない人が多発したのだ。 この概念、理系ではもれなく学んできたのではないかと思っているのであるが、自分の思い違いなのだろうか。 ある数字を考えて、N乗するとその数字になる数字 これを求める事なのだけど、高校でもそのさわりは学んでいるのではないかと思う。記憶違いだったのかしら・・・もし高校で学んだ概念であれば、ほぼ全ての人が知っていてもおかしくないのだけど。 いずれにしても、経営学について学びたいという人は文系理系を問わず多く存在する。そうした人たちにとって、累乗根を求めることはできなくてはいけないものだと思う。改めて学ぶのも良いのであるが、本来は高校、大学の段階で身につけておくべき概念なのかもしれない。 MLB選手会正規ライセンス商品 大谷翔平「IT'S TIME FOR DOGGY BASEBALL」 Tシャツ

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今年度は多くの人と会って話をしよう

目の前の作業をこなすことは大切である。しかし、その目の前の作業を一定にとどめてでも、多くの人と出会い、情報交換をして、新しいアイデアや考え方を獲得する。そして新しいご縁を作っていく。そんな活動にシフトすべき時期かもしれない。 求められることを実行する。しっかりと成果を得ることは大切だ。しかし、それは会社員として組織から求められる短期の目の前の要求である。これをこなすことはマストであるものの、それだけでは個人としては発展が見込めなくなる時期も来る。 会社組織は人材育成等を重視するとして研修などを用意しているが、実のところは短期の、目の前のタスクをつつがなくこなすことが第一に求めることであり、中長期的な人材の能力向上は二の次である。 言葉では重要というが、行動と言葉とが乖離しているのが実態だ。言い換えれば、中長期的な人材の能力向上は、本人まかせであり、複数人の社員がいればその中で自然と一人でも優秀な人材が生まれて来れば良いくらいにし考えていない。 実のところ会社組織とはずるいものである。それはそれでしょうがない。多くの人は組織運営側に回るとどうしてもそう考えてしまうものだから。 個人としては、若いうちは、目の前のタスクに集中でも良いと思う。それで得られることが多いから、むしろコスパが良いとも言える。しかし、一定以上のスキルと経験を積んだのちは、会社の要求のみを受け入れていてはいけないのではないかと思う。 会社員だから要求に及第点になるくらいは対応しつつも、空いた…

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街中で年収と貯金をインタビューで聞き回る動画企画がある

世の中のニーズがあるからなのだろう。年収と貯金額を街頭でインタビューするYoutube動画企画が出回っている。動画を素直に見ると、多くの人があっけらかんと自分の年収と貯金額を公開している。まあ、何人にもインタビューをチャレンジして、公開してくれる人の動画のみ共有しているのであろうが。 それにしても、動画を見ていて思うのであるが、動画で情報を公開する人はどんな思いなのであろうか。誇らしげにしゃべっている人もいるし、たいした情報でないので話して全く問題ないと思っている人もいる。このどちらかかもしれない。 20代で●●円の貯金がある、などと言われるとすごいように思うが、果たしてそうなのだろうか。確かに、貯金はあった方が良いけど、それはその人のライフプランの一段面であり、どのようなプランのもとで今どのフェーズなのかを合わせないと何とも判断はつかないように思う。 あたかも、ドラゴンボールの戦闘力という数値のように、貯金額という数値が一つのステータス、その人の能力のように捉えられているのかもしれない。ただ、その感覚は正しいのだろうか。いや言葉がよくない、適切なのだろうか。 お金は使うことで価値を発揮するという側面もある。何にどうやって使うか。その使い方がないお金は何とも評価のしようがないところもあるのも事実であろう。 100万円 貯まる正方形 ステンレス製の貯金箱|あけられない 貯金箱大容量メタルバ|ンクまずは100万円貯められる|貯金のみ可能 貯金箱からお金を引き出せな…

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貯金を推奨する動画がいっぱいあるのだな・・・20代で4桁万円を達成した手法を公開しているものなど

これも一つのトピックであるとするならば、あり得ると思うが貯金の方法を指南する動画が多数あることを最近発見した。このようなテーマがあることは、意図して検索キーワードで引っ掛けないとなかなか普通の人は気づかないい、見れない動画なのかもしれない。 それにしても、貯金にここまで血道を上るとは、ある意味ですごいなと思う。20代の貴重な時間と機会を使って、節約と貯金という活動に勤しむ。人はそれぞれなので、そうした人もいてはおかしくは無いが、そうした人が動画を使って仲間を増やそうとしている? ある意味での仲間作りなのかもしれないが、どれほどの人が共感するのだろうか。数字が増えていくことを楽しみにしているのであろうが、それはそれで確かに楽しいが、それによって諦めた選択肢もあるはずであろう。 その選択肢を選ばなかったことが、良いことなのか、よく無いことなのか、それは今後10年20年経ってみないとわからないし、直接的な因果関係として見えてくるものではないが、少なくとも世界観は大きく変わるであろうな。 自分が選ばなかった世界観は、将来は確実に見えなくなる。存在する可能性があったことも理解できない状態になる。将来、どこかで覚醒することはあまりないであろうが、もし覚醒してしまったら、それはそれで不幸なのかもしれないなと。 EINEY ブタ 貯金箱 ゴールド 金色 開運 金運 運気 アップ 風水 ラッキーアイテム インテリア 豚 かわいい コイン 硬貨 ボックス プレゼント おもちゃ (長さ…

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4万円という平均株価と専門家のコメント

バブル時代に記録した最高価格を超えたということで世間では盛り上がっている。株価が上がる要因は、バブル時代とは異なるであろうが、外形的には価格を上回ったのは事実である。 専門家のコメントには、まだまだこんなもんではないというコメントもあれば、株価は上がっているが実はすでにリセッションに入っているというコメントなど、何が真実なのか専門家のコメントを様々見ているとよくわからない。 将来の見通しというものは、不確実性が入ってくることから誰も真実はわからないのは確かだけど、こうも専門家の見通しがバラバラであると、あまり実感を持ってこの事実を見ることができない気もしている。 直近でどうの、こうのと何かしなくても良い人であれば、ひとまず距離をとって静観というのが多くのスタンスなのではないかと思う。 4月になったら何か動きがあるのだろうか。それとも5月なのだろうか。新NISAということで、一定程度のお金は市場に流れていくのは確か。だからこそ大きく崩れることはないであろうが、同じようにお金を注いで良いものか、とにかくよくわからないというのが現状。 だからこそ何も考えず、積み立てが良い、という発想になるのだろうな。投資推進派からすると。 TYBBAG 株価チャート グラフィックポスター テクニカル分析 投資テクニカルチャート ウォールアートピクチャー キャンバス絵画 プリント オフィス装飾-40x60cm フレームなし

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