メルカリ詐欺の実態とデジタル社会の暗部

防犯ブザー機能付きスマートタグ 商品を追跡可能なタグ。返送詐欺を防ぐための一手に。 メルカリが抱える問題:詐欺手口の巧妙化 メルカリは、簡単に売り買いができる便利なプラットフォームとして定着しました。しかし、その利便性ゆえに詐欺が横行しているのも事実です。 最近注目を集めているのが、「返品詐欺」や「偽ブランド品」の問題。例えば、新品未開封のiPhoneを出品した人が、全く別物のジャンク品を返品されるケース。購入者の悪意に出品者が泣き寝入りすることも少なくありません。 また、Paidy後払いシステムを悪用した詐欺や、画像捏造による商品詐欺も発生しています。これらのトラブルを完全に防ぐことが難しいのは、プラットフォームのオープン性にあるのかもしれません。 詐欺の種類説明対策返品詐欺購入者が商品に不備があると主張し、返品を要求。その後、返品された商品が元の商品とは異なるもの(例えば、ゴミや別のアイテム)であるケースが報告されています。商品の梱包過程や発送時の証拠をしっかりと保全することが重要です。フィッシング詐欺メルカリを装ったフィッシングメールが確認されており、ユーザーの個人情報を狙った詐欺行為が行われています。不審なメールやSMSは開かず削除し、公式アプリやブックマークからメルカリにアクセスすることが推奨されます。偽物の商品を用いた詐欺偽ブランド品が精巧に作られており、写真だけでは真贋の判断が難しい。購入後に偽物が届くことや、商品が空の箱だけであるケースも…

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仕事に追われ、情報に疎くなる現代人の悲劇:11月10日のトレンドワードをまとめてみた(トランプ 南場智子 松本人志…

日々、仕事に追われる日常に埋もれていると、ふと気がつけば世の中の動向に疎くなってしまう自分がいる。特に今の時代、ネット上では情報が秒速で流れていくから、追いつくのが一苦労だ。あれ、昨日のトピックスって何だったっけ?と思っても、気づけばその話題はもう過去のもの。世の中のスピード、怖い。 例えば、本日もグーグルトレンドを覗いてみたところ、ホットトピックスの上位にランクインしている話題が次々と目に飛び込んできた。でも、正直言って、「あれ?これって何?」という言葉も多かった。いわゆる、ネットの“流行り”についていけていない自分を痛感する瞬間がそこにあった。 「これ、実際に世の中で話題になってるんだ?」と思いながら、あらためてそのトピックスを1行で要約してみると、どうしても不安がよぎる。「本当に知らないことが、世の中でこんなにも話題になっているのだ」と。もはや、もはや、私が遅れているだけなのか、それともこの話題、ほんとうにみんなの関心事なのか?疑問が晴れない。 でも、考えてみたら、ネット上のトレンドって、あっという間に移り変わる。確かに、最近SNSで見かけるトピックスも次々に新しいものに取って代わられていく。でも、こんなペースで時代に遅れを取るわけにはいかない!それにしても、この速さ、どうにかならないものか。 要するに、今の時代は、流行りの話題についていけるかどうかが一種のゲームみたいなもので、乗り遅れたら一気に“今さら感”が出てしまう。自分も少し、今のトピックスに敏…

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日本の青少年性行動、変化の背景とは?

最近、日本性教育協会の「青少年の性行動全国調査」により、2023年度の男子高校生のキス経験率が5人に1人にまで低下し、調査開始以来最低となったことが話題になっています。新型コロナウイルスによる接触制限が、中高生の性行動経験の低下に影響している可能性が指摘されていますが、これは本当にそれだけが原因でしょうか。 おうち性教育はじめます 思春期と家族編 日本一売れている性教育本『おうち性教育はじめます』シリーズ第2弾!10~18歳までに育む!思春期の子どもの心と体の変化から親子の距離感まで、全部マンガでわかる! コロナ禍の影響で変わった中高生の性体験 武蔵大学の林雄亮教授(計量社会学)は、キスや性交の経験率が低下している理由を「中高生が性に対して興味を持ち始める多感な時期に、休校や接触制限などが重なったことが一因である」と分析しています。確かに、学校の休校や対面での活動制限は、恋愛や親密な接触の機会を奪いました。しかし、同調査によると、自慰経験は中高大学生全ての層で増加していることも明らかになっています。林教授は「これは、性交相手の有無に関係なく、漫画や動画などで性表現に触れる機会が増えた結果」としています。 こうした性行動の変化は、コロナ禍だけでなく、ネットの情報空間全体の変化とも深く関わっているのではないでしょうか。 ネット・SNSの危険から子どもを守れ! -教師・親のための早わかりbook 端末1人1台時代の今、ネット・SNSのトラブルから子どもを…

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免許証写真公開の謎:グラビアアイドルのSNS戦略を考察

1. はじめに ネットニュースを眺めていると、グラビアアイドルの日常の報告記事が頻繁に見受けられます。特に、彼女たちがSNSに投稿した内容がそのままニュースとして扱われることが多いです。 最近では、免許証の写真を公開したという話題が取り上げられていました。ふと考えると、免許証の写真を公開する行為は少し不思議な気もしますが、こうしたニュースが出る背景にはどんな意図があるのでしょうか? 2. 気づき 免許証の写真公開という行動、誰が最初に始めたのでしょうか?免許証の写真部分をわざわざSNSにアップするというのは、一見すると個人的な情報を晒すリスクも伴う行動です。しかし、グラビアアイドルが黒塗りした部分を公開し、その写真にファンが反応する現象を見ると、なんとも言えない興味深さを感じます。 そもそも、こういった「何気ない日常の一コマ」がニュースとして取り上げられること自体に、ニュースバリューがあるのか疑問です。しかし、ファンにとっては些細な日常でも興味を引くコンテンツであり、ニュースにされることでさらなる注目を集める効果があるのかもしれません。 3. 問題提起と考察 ここで一つの疑問が浮かびます。こうしたネットニュースの記事、特に著名ではないグラビアアイドルの動向を取り上げる背景には、何かしらの広告宣伝の意図があるのではないか、ということです。 ニュースという体裁を取りながら、実際にはアイドルやその事務所が記事の露出を通じて認知度を高め、仕事につなげようとしているの…

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リモートワークの限界と進化の余地:元グーグルCEOの発言から考える

1. はじめに 元グーグルCEOのエリック・シュミット氏が一度は在宅勤務を否定し、その後発言を撤回したというニュースが話題になっています。 この一連の流れは、現在のリモートワークを取り巻く状況を象徴しています。シュミット氏の発言が注目されたのは、彼だけではなく、多くのスタートアップ経営者が同じような意見を持っているからです。 果たしてリモートワークは、今後どのように進化し、私たちの働き方にどのような影響を与えるのでしょうか? 2. 気づき 在宅勤務に対する否定的な意見は、技術や人間の根本的な特性がまだ完全に追いついていないからでしょう。リモートで全ての仕事を完結することには、現時点ではまだ限界があるように思えます。技術的な進化が続いてはいるものの、現実のコミュニケーションや感覚的な情報のやり取りには、まだリアルな場が優れている部分が多いのです。 シュミット氏の「現時点では」という発言が示すように、技術が進化し、私たち人間の意識も変われば、未来は異なるかもしれません。よりリアルに近いコミュニケーション環境が整えば、リモートワークでも現実に遜色ない働き方ができる可能性はあるという希望が残されています。 3. 考察 人間側の課題も見逃せません。リモートワークにおいては、自己管理能力や集中力、モチベーションが成功のカギを握っています。これらを高めるためのインセンティブ設計や、それをサポートする技術の進化が進めば、リモートでも今よりも効率よく仕事ができるようになるかも…

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受動的な情報摂取とSNSのインプレッション戦略

1.はじめに 現代の情報社会では、多くの人が日々SNSやウェブメディアを通じて情報を摂取しています。私たちが発信するコンテンツが多くの人に届くかどうかは、その内容だけでなく、タイミングやテーマが重要です。 特に、時事的なテーマや多くの人が関心を持っている出来事に関連した投稿は、インプレッションを飛躍的に増やす力を持っています。今回は、この「タイミングとテーマ選び」に焦点を当てて考察してみます。 2.気づき 日常生活で多くの人が受動的に情報を摂取していることに気づきました。人々は常に何か特定のテーマに深く興味を持って情報を探し求めているわけではなく、目の前で起きていることや、共通の出来事に反応して情報を得ようとします。 つまり、考え抜かれた専門的なテーマよりも、今まさに話題になっていること、誰もが知りたいと感じる情報がインプレッションを伸ばすカギになっているのです。SNSなどでは、その時々のトレンドや出来事をテーマにした投稿が大きな反響を呼びやすいのは、このためだと感じました。 ある有名な実業家が日々の出来事を解説するYouTubeコンテンツを配信していることが、まさにその好例です。時事性があるため、手間はかかりますが、その分インプレッションを稼ぎやすいという特徴があります。 3.考察 これらの気づきから、SNSなどの情報発信においては、タイミングとテーマの選定が非常に重要であることがわかります。 世の中の大半の人々は、目の前で起きている出来事や、国民全…

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若い女性YouTuberが搾乳器を紹介する意図と心理:過激化するコンテンツの裏側

YouTubeにおいて、育児関連の商品やサービスが多くの関心を集めています。 特に若い女性YouTuberが搾乳器のレビューや使い方を紹介する動画が増えていますが、これが単なる情報提供ではなく、インプレッションを稼ぐために利用されているのではないかという疑念が浮上しています。 今回は、若い女性がなぜ搾乳器の紹介に焦点を当てているのか、インプレッションを集める狙いやコンテンツの過激化に伴う影響について分析します。 1.若い女性がインプレッション稼ぎのために利用しているのではないかという疑念 若い女性YouTuberが育児関連の商品を取り上げることは、母親や女性視聴者に対して価値のある情報を提供する一方で、そのコンテンツが再生回数や視聴者の注目を引くための手段として利用されている可能性があります。 特に、搾乳器の紹介は非常にプライベートな側面を持つため、視聴者の興味を引きやすいジャンルです。 育児に関連する商品や体験を共有することは視聴者との共感を深める重要な手段であり、多くのYouTuberは自身の実体験をベースにコンテンツを作成しています。 しかし、この個人的な経験の共有が、単に情報提供を超え、インプレッションを稼ぐための手段として利用されている可能性があると考える人もいます。育児の大変さや母親としてのリアルな体験を強調しながらも、視聴者の興味を引くためにセンセーショナルな表現が使われることが増えてきています。 2.搾乳器紹介を行って…

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英文で論文を書く。今となっては、様々なツールを使えば効率的に実施可能。ただ注力すべきところは変わらない

昨今、ネットさえ使えれば、英語で論文を書くことは、定型的にはそれほど時間と手間をかける必要がなくなりつつある。翻訳ツールとして、Google翻訳やDeepLなどを使えば、あっという間に、英文をそれっぽく作ることができる。 もちろん、文章の意味として、自分が伝えたいことを日本語で書いているが、英文貸した際にミスリードな翻訳になることも多々ある。しかし、英文を読めばそれはすぐわかる。その場合は、すかさず日本語の表現を変えて、改めて翻訳ツールにかけるとよりマッチした英文になる。 逆にいえば、最初に書いた日本語の文章が多義的に読める文章であったと、日本語の文章力強化にも実は役立っているとも理解している。翻訳でしっかり文意が正しくなるための、多義的な文章ではない明確な日本語を書く力もつくのである。 他方で、こうしたツールで論文作成にかける時間を効率化して減らすことができた場合、そこでできた時間を何に使うか。もちろん、そもそもの中身として何を言及したいのかをしっかり詰めていく時間だ。 その意味では、論文執筆に取り掛かる前の検討に、今まで以上に時間をかけるようになった。ギリギリまで英文化の作業をすることはなくなった。ギリギリまで日本語で何を書こうか検討して、書いては書き換え、頭の整理がてら、内容面の充実化を図るのである。 英文にするという作業は、次第に単純ワークになっていくのである。それよりも、考えることに価値が高まる。そうしたことがデジタル化の帰結なのであろう。 …

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ものすごい勢いてAIが変化を続けているのか?気づいたら置いていかれるている?

YouTubeの動画をたまたま目にした。某大学の研究者と、某有名実業家によるロボット開発の現状を議論する動画だ。その動画名の中には、現在開発中の4足型のロボットが稼働していた。 どうやら、仮想世界の中で、もそのすごいシミュレーションとディープラーニングを繰り返し、大量の学習を何世代にも渡って実施した、いわば身体感覚をロボットに転送し、動かしているらしい。 確かに、動物のような動きをするし、某先生曰く、人間で条件を与えて制御しているものではないようである。真っ暗闇の中で、両手両足をまさに手探りのように広げて、その感覚から条件反射的に体を制御しているもののようだ。 それでも、本当に動物のような動きをする。ある意味で自然。ある意味で不気味。人間もそうだ。すべての身体的な動きを頭で考えて合理的に制御しているわけではない。身体感覚として、これまでの経験からほぼ自動で制御している部分が太宗を占める。 まさにそれをロボットで実現したのであろう。研究室レベルであるが、こうしたところまで実現できているとすると、本当にあと数年でいろんなことが変わっていく気がしてならない。 まだまだ実業や一般庶民の目の前の生活には影響がないとたかを括っていていいのであろうか?激動の時代というのは、目にぱっとわかりやすい部分の裏側で、物事が本当に進んでいくのである。ちょっと尖った経営者などがそこに投資することで、物事が行きに進む。 気ついた時には、世界がパラダイムシフトする瞬間だったりする。 …

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お盆期間中のJR窓口対応がニュースで取り上げられるが、本質的にはスマホアプリの改善に言及すべきでは?

お盆の期間、日本国民は本当に大移動を行う。実家に帰省する人、旅行をする人など、目的は様々であれど、新幹線や特急電車などを使って、日本各地で移動を行う。 こうした移動に伴うチケット手配などのために、従来であれば、みどりの窓口として、JRが対面販売等をしていた。しかし、みどりの窓口は、経費削減であるのか、人材不足のためなのか、縮小を発表し、実際、窓口閉鎖を進めてきた。 それが一転、多くの乗客による苦情により、窓口縮小方針は翻らなかったものの、お盆期間など人が大移動をする期間に限り、臨時で窓口対応などをするという施策になっている。それでも、窓口があった時と比べて、人々は多大な労力をチケットを買うだけで賭けなくてはいけなくなっている。 これはなぜなのか?デジタル化によりチケット購入手続きをより簡単に、便利にするというのが世の中の流れであろう。今時のみどりの窓口縮小の流れも、スマートフォンアプリなどでのネット購入ができるようになれば、窓口は縮小しても問題ないという判断のもとであったと思う。 しかしそれが不発に終わったのは、ひとえに、スマートフォンアプリやネット購入の仕組みが使いにくいという事実に尽きると思うのである。実際、非常に使いにくいし、わかりにくいアプリである。 このことに、なぜテレビのニュース番組などは言及しないのだろうか。このユーザインタフェースはすべての世代にとって使いにくい。そもそもがアプリの品質が良くないと言わざるを得ない。それに言及せず、臨時の窓口対応を一…

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今や自ら自分の顔やスタイル、ファッションなどを写真であげられる世界、写真アップ競争が写真の価値を下げる

今や芸能活動につなげたい、一躍注目されたいという若い女性の多くは、自分自身の顔やスタイル、ファッションなど、行けていると自分で自信を持つ写真をSNSなどにアップロードしている。 SNSは誰もがタダで閲覧できるメディア。アップロードする側は、とにかく多くの人に見てもらいたいから、高頻度で写真をアップロードする。私服姿もあれば水着姿もある。自分をPRする多様な写真で溢れかえる世界が現代である。 こうしたPR合戦は、加熱する。様々な人々がいる。自分に注目を集めたい人は数多存在することから、PR合戦は次第に過激なものになっていくのは誰もが想像することであろう。 今やネット上には、女性の露出度の高い写真、ちょっと普通ではしないようなポーズの写真などが溢れかえる。一昔前では、雑誌の袋とじなどでしか見られなかったような写真が、タダでネット空間上に溢れかえる。 もちろん、そこで美人であるとか、可愛いだとか、に加え露出度が高いと一躍注目されて、場合によっては芸能界の活動のきっかけにもなるのであろう。 こうして、露出度の高い写真などは、それを見たい人の価値はあるのでるが、市場価値としての金銭的な価値はダダ下がりしていくのである。もはやネットで探せば至る所にそうした写真が見つけられるのであるから、写真集などをお金を出して買うという行動が相応に減るのは当然の成り行きなのだろう。 競争は重要だ。ただし過度な競争は、市場を壊してしまう。壊れた市場を後に新しい市場としてどのようなものが見…

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タイミーというバイトアプリのテレビCM

テレビCMを出すようになるとは、今まさに成長真っ盛りの企業なのだろうな、サービスなのだろうな、と思う。バイトアプリという分野は昔からあるだろうが、やはり新しい、といっても昔から発想はあったが、実現出来ていなかった機能を盛り込んだ物である点に興味を引く。 アルバイトという働きかた、そのスキルや実績が、個別の店舗だけのものとなっており、ポータブルになっていないことを本当に昔から残念に思っていた。とあるアルバイト先で優秀な子は、他の店に行っても役立つ可能性が高い。 またそうした実績や評価を、他の店にも持って行けるのであれば、バイトをする人にとってもプラスになる。より優秀なアルバイトであれば、時給も一段高いところから支払っても良いというところもあるだろうし、アルバイト自身ももらいたいと思うのが実情だろう。 そうした実績や評価を持ち運べる、それが理想の働きかたに近づく一つの仕組みになるだろうなと思っている。そうしたものにつながる予感を感じさせるところに、この企業のサービスの魅力になっているのかもしれない。 スタッフ ネタ 面白いtシャツ 文字入り メンズ おもしろ 面白い 服 オリジナル おもしろグッズ 文字Tシャツ バイト Tシャツ

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富士通のコンサル人材増強についての所感

富士通は言わずとしれた日本の大企業である。PCを始め、さまざまな電気製品、電化製品、コンピュータ関連の商品を製造しているし、各種のソフトウェアサービスなども手掛ける製造業だ。 そんな富士通が、コンサルに力を入れている。もちろんコンサルといってもシステム系のコンサルなのだろうが、その人材の数を増強しようと躍起だ。特に、数千から1万くらいのコンサル人材を確保したいが、人材が集まらないとしている。 ただ気になる。コンサルってそんなに数がいるんだっけ?いるというのは、一定のスキルを持った人材がそれほど存在するとは思えない。逆に言えば、誰も彼もがコンサルと名乗って人材数を増やしているだけなのではないか。 コンサルという言葉にも、さまざまな考え方というか、各社ごとで定義があるのであろう。一般的には単なる営業でしょう、という人材にまでコンサルといってしまう会社もあるのであるから。そう考えると、この富士通のコンサルっていうのも営業プラスアルファくらいの人材なのではないかと訝ってしまう。 コンサルを本当に育てようと思うと相応の時間が必要だし、経験を積む場も必要となる。そんな人材を急に数千人オーダーで増やすって、考え方がそもそもおかしいように思ってしまう。外部から獲得するにしても、本当のコンサルってそれほど居ないのではないか。 定義によるのであろう。単にコンサルと読んでいるだけで、その会社のコンサルは何をする人なのか、何ができる人なのか、しっかり見定めておかないと、言葉に踊らされるこ…

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思想の流れとはなんだろうか、人々の考え方の背後にある下地

人々の認識が一気に変わる瞬間がある。あれほど、水と油の如く、相反する主張を繰り広げていた2つの集団の趨勢がこうも変わるものなのか。いや、ただ単にメディアの情報操作なのかもしれないが。 バイデン大統領が次の大統領選挙から撤退を決め、次の候補としてカラマ・ハリスを推薦してきた。これくらいスピーディに切り替えたところは見事であるが、直前での切り替えに心配の声が上がる。 他方で、この切り替えにより、次期大統領に向けた選挙戦の流れが大きく変わる感覚も広がっているのだろうか。あれほど、ミスを連発し、高齢が心配されたバイデン。そのまま続ければ、おそらくは厳しい結果になったのではないかと予想されるが、逆にうまくハリスに切り替えたことで、逆に可能性が広がったのかもしれない。 他方で、事件後のトランプは、結果として事件をうまく利用し、一段大統領に近づいたかに見えた。しかし、バイデンからハリスへの候補切り替えに直面し、次の出方次第では盛り上がってきた流れを自ら途絶えさせてしまうかもしれない、という危うさも垣間見られる。 よくよく考えてみれば、人心というものは非常に不思議なものである。世の中の雰囲気としてこうなるよね、という流れがあるものだ。それらの流れを変えることは一個人ではなかなか難しい。しかし、センセーショナルな事象がきっかけで、その前後では世界認識が全く変わるということもある。 まさに銃撃事件はその一つであった。そして畳み掛けるように、候補者切り替えもその一つになるのだろうか。 …

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東京の繁華街の映像がこれほど氾濫している現状、現地に行く前にディープなスポットを見ることができる

何かあるわけではない。しかし、何気ない日々の街の様子が動画としてyoutubeにアップロードされている。新宿歌舞伎町の飲み屋街の裏路地や、某公園の周辺にたたずむ人々の様子など、自動車のドライブレコーダのような感じの動画が日々アップロードされる。 以前は日本語によるキャプションがついていたが、現在は英語の字幕が書いた動画なども氾濫する。日本人でも行ったことがない場所を紹介する動画から、これから日本に来る海外の人々に向けた動画として仕立てられている。 観光で訪れた日本のディープなスポットの様子を窺い知れる。事前にここに行きたいと思わせてしまう動画といえよう。これら動画を視聴した外国人の方々が街を訪れる。健全な観光というよりは、ちょっとグレーな、でも人間の心理としては見てみたい、もしくはちょっと旅行という非日常の中で少しハメを外すことも。。。 だからこそ一層カオスなことが起きているのであろう。起きるのであろう。今街中で海外訪日の方々が一斉にいなくなったとすれば、ゴーストタウンのような街に様変わりしてしまう日本の多くの繁華街でこのようなことが起きている。 なぜだろう。一昔前は、モラルというか、それはやってはいけないと一人一人が、明確に教育を受けたわけではないのに持っていた基準が崩壊している。稼げるならば、注目が集まるならば、それで良い。目の前のメリットが実現するのであれば即実行。そんな感じになっているのであろう。 他方で、郊外や地方の暮らしの人はそのよな感覚の崩壊はまだ体…

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なぜスポーツニュースは、あたかも大谷がホームランを打ったかのような見出しを書くのか

メジャーリーグの大谷選手の活躍は凄まじい。打率、打点、ホームラン、そのほか、メジャーではさまざまな記録で選手同士のパフォーマンスを見ているが、軒並み大谷選手の成績はトップクラス。 いち野球ファンとしては、次にどんな活躍をするのか、次にホームランを打つのはいつなのか、などと楽しみにして試合結果の報道を待っている。 そんな中、スポーツ系のニュース記事には、ちょっと詐欺っぽい見出しをつけるものが多くなっている。24号ホームランで活躍・・・なるか。みたいな。見出しが途中で切れているので全てを読むには記事をクリックする必要がある。その見えている範囲の記事タイトルではあたかもホームランを打ったかのような記述。 まだ次の試合やっていないじゃん。ってね。 スポーツ新聞というのが昔はあった。今もあるだろうけど、その昔のスポーツ新聞は、本当にプロレスのようにある意味での茶番というか、お約束というか、そうした勘違いさせることを意図した見出しを書いていた。●●スポーツだから、しょうがないよね読みてもそのプロレス感を楽しみながら読んだものである。 今や、ネットのスポーツ系の記事の一部はそんな感じになっている。スポーツファンにはそういう人が多いので、楽しみでそうした誇大広告ではないが、見出しを見ているのであろうか。 メディアは買われど、発信している情報は大差はないので、そうなるのかな。それにしても、なんちゃって見出し、なんちゃって記事の多いスポーツ系ニュースであることよ。 [AU…

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日々の作業の中で、単純作業として切り出し、自動化できる部分を探す

会社員として働くと、そのポジションや役割として、様々なタスクをこなす必要がある。そのタスクの中には、同じようなルーチンを日々、こなさなくてはいけないことがある。 ただし、会社の個別ルールのもとでのタスクであることも多く、状況によってはコロコロとルーチンの在り方が変わる。それほど大それたことではないが、ちょっとしたルーチンの変更があり得るので、ソフトウェア化などはできなくて、人力で対応しているのが実態である。 会社としてはシステム化するほどのものではなく、ちょっとのことなんだから、社員にやってもらおうと、情報システム部門としては、本当にダメな発想で現場社員に作業を押し付けている・・・こういう思考に陥ってしまうと、何でもかんでも、人力に頼るようになるからね・・・そういう会社はもはや意思決定機構がおかしい・・・ 世の中、働き方改革、賃上げなどで企業のあり方も変わりつつあるが、結果として、短い時間で今まで以上の作業をしないと会社としてペイしないので、従業員には今まで以上の強い時間あたり負荷がかかることになる。これに耐えられない人は、会社に不満を言うか、退出するのであろうが、そう言う人が周囲にいる部署の普通の社員はたまったものではない。その人の作業のしわ寄せがあるからね・・・ こんな感じの企業の中で、社内のルールがコロコロ変わるルーチンワーク、しかも手動でやることを強制されると言うのが、なかなか厳しくなってくる。それ自体は単体で見ると大したことのない作業であるが、上記のようにそも…

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スクレイピングは、マルチモーダルなChatGPTで代替えできてしまうのかもしれない

大量のWebサイトをチェックして、情報収集をする。仕事でもプライベートでも。こうした人は多い。プライベートの例として、これは私の話ではなく、友人の話であるが、友人はいわゆる坂道シリーズなるアイドルグループのファンであり、所属する個人個人の情報を集めて、読み込むことが好きなタイプである。 彼は、少しの情報更新でもフォローしていきたいとして、日々、Webサイトをパトロールしていたが、相当な体力と時間がかかるとのことで、かなりゲンナリしていた。ただ、大好きな推しの情報が得られるという希望のみで、日々苦行のような作業を実施していたという。 そんな彼が、あるときモームリと言って、技術活用に舵を切った。いわゆる、スクレイピングという技術を使って、自動で自分の指定したWebサイトの情報を取得し整理するソフトウェアを開発したのである。そう、彼はエンジニアだった。ゼロから開発したのではなく、ネット上にある解説記事などを参考に自作したとのこと。 そのソフトウェアで確かに、毎日指定したWebサイトの情報をきれいに取得してエクセルファイルにリスト化できているようだ。100のオーダーのWebサイトになるのだから、自動化できると楽ちんだよね。ただ、いくつかのサイトでは、エラーが出るらしい。情報を取得出来ないサイトもあるとのこと。恒常的に得られないのではなく、たまたま得られないということもあるし、流石にWebサイト運営側もスクレイピング対策がなされているところもあるようで、失敗することもあるらしい。 …

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美人の写真風画像集が販売されているが、もっと自由にポーズを選べる仕組みがあったらもっと売れるのではないか

生成AI で画像を自動生成することが流行っている。もはや本物と同等のクオリティで画像を生成でき、しかも本物の写真撮影をするよりもコストが少ないことから、数多の写真集が販売されている。 こんな女性が好みかな、というものをゼロから作れるのであるから、本物のモデルさんを探してくるよりも、ユーザの好みに合致したものができる。これも大きなメリットであろう。 ところで、もっとユーザのメリットになるものは何かというと、好みのビジュアルの美人に、好みのポーズを自由に撮らせて、自分の好みの絵を見るということであろう。現在でも画像を自動生成できるので、自由にポーズを決められると言えばそうなのであるが。ただ、それはあくまでも画像の作り手の範囲でのこと。 画像集の買い手側で、自由にポーズを変えられる画像集があるともっと売れるのではないかと思うのである。もはやそれは画像集というよりは、仮想のデジタルキャラクターといった方が良いのかもしれない。マウスやキーボードで、買い手が見る際に自由にポーズを変えられるというもの。もっと使い勝手が良いものとして。 お気に入りの美人の画像で、個人的なお気に入りのポーズで眺めたい。 お気に入りのポーズも、その時々の雰囲気で自分の好みも変わるであろうから、見るときに、ちょっと細かなポーズを変えて・・・ここまでやれば、もはや写真集やAVなどは不要になってしまうのかもしれない。むしろリアルなデジタルキャラクターが商品として販売されるようになる。 リアルなしぐさ…

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多くの企業でデータサイエンティストの養成が急務というけれど、それは本当なのか?データサイエンティストってどんなイメ…

データサイエンティスト、データ分析人材などが企業では求められているらしい。バリバリのデジタル系企業ではなく、言葉は悪いが、旧態然としたアナログのオールド企業での話である。もちろん、昨今ではデジタルを活用しないビジネスはないといったくらいになっているので、データの分析などは不可欠でしょう。 でも、データサイエンティスト、データ分析人材と言われる人が、そうした企業で求められていることに、ちょっと違和感を感じる。いや、それらの人材に対するイメージ、言葉の使い方が違うのではないか、と薄々思っている。 統計学の専門家、大規模データのハンドリングを行う本当の意味での専門家を指す言葉だと思っているのだけど、どうやら件の企業ではそうではないのではないか。単に、日々発生する業務上の小規模なデータについて、エクセルで数値データの四則演算レベルで加工をする、グラフや表のデータを読み取り解釈するレベルでの人材を意味しているのではないかと。 そうした人材イメージを想定して、データサイエンティストやデータ分析人材を育てないと・・・というメッセージを経営層が言っている会社は、ちょっとずれているとしか言いようがない。普通の企業でも、それらのデータや資料を読み込み、分析できる人は従来からいたはずである。そのような人材もいない会社は、普通に仮設設定、実行、検証といった理系で学んだ科学的思考方法を学んだ人材を採用するだけで事足りるような気もする。 つまり、普通に資料やデータをもとに、ロジカルに分析や検討がで…

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